polaris_outdoor_blogのこれまで、そしてこれから

日常

プロローグ

polaris
polaris

 いつもと毛色の違うタイトルで何だかむず痒いですが今回も始めていきましょう。どうもうどうも、polarisです。今回は20歳になりたてほやほやの中の人(12/10が誕生日)が2年と9ヶ月間に渡って書き続けてきたこの「polaris_outdoor_blog」について様々な面から語り尽くそうと思います。何故ブログを書き始めたの?収益は出てるの?誰が知りたいかもよく分からない質問を勝手に創造してゴリゴリに自語りしていきますのでよろしくお願いいたします。

あらまし

我の強い捻くれオタク

秋葉原でNゲージを走らせる

 彼は我の強い捻くれオタクでした。そう、僕です。

 浜学園漬けの受験生活を終えて2017年に甲陽学院高等学校に入学した自分は社会Ⅱ部こと鉄道研究部に入部しました。「研究」とは名前ばかりでNゲージと呼ばれる鉄道模型を走らせたりする部活です。休日にはJRのルールの抜け穴を利用してクソ安い切符で電車に乗りまくる「大回り乗車」を楽しんでいました。

 他の趣味はライトノベルを読むこと。お気に入りは「ソードアートオンライン」筆頭に「アクセルワールド」「reゼロ」といったいかにもオタクって感じのモノばかり読んでいました。書いてて恥ずかしくなってきたぞ(笑)

かつて自宅で作成していたジオラマ

 鉄道とライトノベルが好きで授業が終わったら部室で模型を走らせているか家に帰ってラノベを読んだりゲームをしたり、いかにも「陰キャオタク」って感じの中学生。思春期で頭イカれてるのでゲームで負けた腹いせにPCのモニター割ったこともありました。終わりだよ()

 当然そんな陰キャオタクに学校で人権があるはずもなく、思春期拗らせたクソガキはやらなくて良いことばかりやります。同級生がスマホ持ってきてるのをチクったりTwitterで先輩に絡んで身内で炎上したり。「嫌われるタイプの陰キャオタク」を地で行くとんでもないクソガキだったのです。今も?

 そんな自分が変わるきっかけがありました。中学3年生の2月に行ったスキー合宿です。

スキーとの出会い

六甲山スノーパークを滑る

 散々だった中学時代のことを今ではほとんど覚えていないのですが数少ない思い出に残るイベントの一つがスキー合宿でした。小学校6年生のハチ高原以来のスキーでしたが志賀高原というロケーションのおかげで雪はかなり良さげ。しかもスキーの熟練度に合わせたグループ分け、各々が自分が滑るだけで手一杯だったので何も気にせず無心でスキーに取り組めたのです。

 雪上を滑走する疾走感は閉塞感のある日々と違って開放感とスリルに満ち溢れていて、スキー合宿以来僕はスキーの虜になりました。2018-19シーズンの終わりにも関わらず親父に頼み込んでスキー道具を用意してもらい六甲山に赴いたりします。中学生の終わりにスキーにハマったことが僕の今へと続くアウトドア趣味の出発点となりました。

鷲ヶ岳スキー場に出現した不審者(ワイ)

 中高一貫の男子校なので高校受験を経ずに高校進学した2019-20シーズンも、もちろんスキーに明け暮れることとなります。夏は特に何をやっていたか覚えていませんが冬は兵庫県の北の方に赴いたり高校になって増えた友人たちとスキーに出かけたり、なんだかんだ楽しくやってたみたいです。

 スキーを始めた僕ですがたかが思春期の高校生、承認欲求モンスターなのは変わりません(いうて今も)。Twitterに入り浸りネットサーフィンする特技は健在。高校生でスキーしてるよーってTwitterするクソガキは少ないので、それなりに絡んだりして貰えたのですがなんか足りねぇよなぁ…ということで思い立ったのが「ブログ執筆」でした。

Livedoor blog時代

 前置きの自語りはここまで、ようやくここから本題の自語りの始まりです。

 ブログには本当にざっくり分けて二つの種類があります。はてなブログやAmebaブログ、FC2ブログといったいわゆる「無料ブログ」と呼ばれるものと、当サイトのように有料でサーバーをレンタルしたり有料機能をアンロックして運営する「有料ブログ」とがあります。詳しい説明は省きますねゴメンナサイ。

 ブログを始めることを思い立ったは良いものの鉄道模型を購入するためにお年玉まで使い果たしたような人に何をやるかも全く分からないブログのためにお金を出す覚悟なんてあるはずもなく、とりあえずなんか適当にLivedoor Blogにてスキーについて発信するブログを開設しました。それが「polarisのoutdoorブログ」です。ホリエモンが好きとかそういう訳では全くないです。

 ブログを立ち上げたのが2019/10/23。始めてみたけど特に書くこともないし、そもそもPC自体ゲーム以外で使ってないし、何をやればいいかも何もかもよく分からん。という状態だったので仕方なくこの夏に訪れた台湾旅行の話を書いたりしていました。

 訳のわからないクソガキが台湾に行った話をわざわざ読んでくださる人は当然稀で、Twitterにリンクを載せたりしてみても当たり前のようにスルー(俺ならスルーする)なのでPV数は増えず。いいねはくれるんだけど読んでもらえない…悲しい…そんな「社会」をまざまざと感じました。

 そんなある日書いた記事が「ワックス台 100均の商品だけで代用品作ってみた!!」という記事(ハイパーリンクの先はリメイク後)。スキーをやる方なら多少わかるかも知れませんが、スキー板を走らせるためにはメンテナンスが必須。それ専用のワックスが発売されているのでアイロンかけたりして染み込ませないといけません。

 メンテナンス道具を買って貰ったのは良いものの「ワックス台」と呼ばれる作業台(チューンナップ台とも呼ばれる)はスペースや金銭的な関係もあって用意できず。どうしたもんかなぁとしばし考えたところで思いつきました「百均行けばなんかあるやろ!」。ということで近くのダイソーに赴き椅子と滑り止めシートをDIYしてワックス台の代用品を作りました。

 せっかく作ったし面白いものでは無いけど作り方とか紹介してみようかな。と思い立ちいつも通り書いて投稿して見たのですが…これが意外なことに好評で明らかにいつもとPV数が違う!3年ぶりくらいにブログの管理ページにログインしたのですがいまだに1日10PVくらいあってびっくり。なんか拍子抜けだけど読んで貰えて嬉しい僕は足りない頭で考えました。何で急に読んで貰えたんだろうか。

 簡単ですね。誰もお前に興味なんかないけど、お前が持ってる「使えそうな」モノには興味あることもあるんだよ。ようやく社会の真理的なsomethingに気づいた僕でした。

神戸どうぶつ王国、ペリカン頭悪そうで好き

 当時自分がTwitterに生息していたのは「雪山界隈」と呼ばれるスキーやスノボをやる人が集まるクラスタ。当然のように自分でチューンナップするような人が多数、でもリフト券高いから金はあまりかけたくないという人たちが大半なので、ワックス台をDIYしたという記事はそれなりに興味持ってもらえたんですね。

 無料でやってるブログと言えど読者の時間を取る簡単な「ビジネス」。読者に利が見込めなさそうな話は多忙を極める現代社会ではスルーされて当然だったのです。身をもってそれを体感したことは今のブログ運営の指針にもちょっとばかし影響を与えています(基本書きたいこと書いてるから笑)。

 とはいえそれが分かったところでどうしようもないのが高校生。見えている世界は自分の身の回りだけの矮小な存在なのでちまちま取るに足らない記事を書いたり、どこに需要のあるのかもわからない写真を垂れ流すだけの動画を作ったりして日々は過ぎ去っていきました。

登山との出会い

市章山から神戸市街を望む

 高校1年生の冬、高校主催でこんなイベントがありました。その名も「耐寒登山」というもの。読んで字の如く寒い冬に山に登って心身鍛えようという伝統(笑)あるイベンでした。乗り気かと言われればそこまでではないですが山は山だし行ってみよかという感じ。班組みも自由だったので仲の良い奴らと一緒に登ることになりました。

 ルートは西宮にある高校からごろごろ岳、東おたふく山に登り六甲山頂を踏んだら有馬温泉に下山するルート。距離は10kmとかそこらとそんなに長いコースではありませんが何せ登山なんて初めてなのでドキドキワクワク。いざ登り始めると汗ダラダラ登りしんどいわあら大変。でもなんか楽しい。

 駄弁りつつ疲労と格闘しながら六甲山頂直下にある一軒茶屋でうどんを食べて温まったのは良い思い出です。有馬温泉に下山したら温泉に入って疲れを取り帰宅。これが思っていたよりも何倍も良かったんですよね。正直登山にはこの時まで全くといって良いほど興味はなかったのですが俄然登りたくなってきました。

厳冬期の伊吹山、この年は暖冬でとても雪が少なかった

 鉄は熱いうちに打てとはよく言ったものです。コロナが中国大陸から怒鳴り込んできた2020年の3月から狂ったように登り出しました。初めのうちは友人と一緒に登って〜みたいにのんびりしていたのですがそのうち頭がおかしくなって一人で登るように。

 10月には六甲全山縦走もして六甲エリアの外の山にも登るようになって、挙げ句の果てにはアイゼンやピッケルを買い揃えて冬の伊吹山や伯耆大山にまで手を出すようになってしまいました。ここまで1年かかってません。結局2020年はコロナ禍で他の外出機会がめっきり減ったということもあって40日ほど登りまくっていたようです。正直頭悪いと思う(笑)

 こうして完全に登山に魅せられてしまった僕は新たな試みを始めます。それは「弊ブログ、ブラッシュアップ大作戦」でした。

2021年4月、polaris_outdoor_blog始動!

福知山線廃線跡、灯りのないトンネルが連続する

 特に書くこともなく止まっていた先のLivedoor Blogですが処遇をどうするか迷っていました。正直なところ言うとUI的にいろいろ書きにくかったりデザインが気に入らなかったりして休眠しかけていたこともあって再開するか、閉鎖するか考えていたところだったのです。登山であちこちの山に登りに行くことで当初より丸くなってブログを継続するモチベーション(承認欲求)自体が低下していったというのも理由ではあります。

 当時はコロナによる影響が甚大だった事もあってモノを考える時間はたっぷりありましたから悩みに悩み、考えに考えた結果出した結論は…いっそブログ、もっとガチでやってみよう、でした。第3の選択肢ってやつです。せっかく体育祭も文化祭も修学旅行も消し飛んだ事だし勉強しかしてませんでしたじゃ面白くないですからね。

 そういう事ならパパッと初めてしまおう。調べて見たところ月1000円くらいでレンタルサーバー借りられれば自分でブログを運営することまでできる!そうと知った僕が新たにブログを立ち上げるまでそう長い時間はかかりませんでした。そうして出来上がったのが皆さんが今ご覧になっている「polaris_outdoor_blog」なのです。

1年目:登山に明け暮れる

 僕は神戸大学に2022年度に入学しました。つまりその前年、2021年はバッチリ受験生をやってた時期です。なのでみっちり勉強していた…訳がないですね。何てったってブログを始めてしまうくらいですから。

 とは言え兵庫県下で灘に次ぐ進学校の受験生ともあろうものが遊んでばかりではいられないので高校3年生になってからの登山頻度は劇的に落ちることとなります。辛く苦しい受験勉強をこなしながらブログを書くのは大変。ですが記事に起こす内容自体は昨年山に登りまくったおかげでそれらを「活動記録」として書くことで十分足りていました。

 流石にブログを立ち上げで最初に各記事がつまらないものだと興醒めですから力を入れて書きました。内容は「六甲山が誰にでもおすすめできる5つの理由」について。今となってはPV数的にもよく見られている記事とは言い難くなってしまいましたが当時は他の活動記録から頭数個分抜けており非常に書き応えのある内容でした。

 また、散文的な書き方ではなくある程度まとまって何かを紹介するような書き方をする上で、どのような構成にすれば良いか、図表をどこに挿入するか、どれくらいの分量ならストレスなく完読できるかなどブログに本腰を入れる上で必要となる様々な要素について真剣に考えるきっかけとなった記事でもあります。

 活動記録は毎回の山行を逐一記録するという意味で書いています。これにはもちろん自分が行った山行を記録に残すことで後続の皆さんに対する情報提供になるという意味合いももちろんありますが、SEO的にも更新頻度の低いWebサイトは埋没するようなアルゴリズムになっているので可能な限り週1のペースを維持することでGoogleから有用なサイトであるという評価を受け続けるという意味合いでもこのブログに欠かせないものです。

 正直1年以上前の山行なんてかなり記憶が薄れてしまっている上にブログ記事を書くことを全く想定していないので写真は少ないわでかなり書くのには苦労しました。特に初期の初期は須磨アルプス近辺に足繁く通っていた事もあって「またかよ感」が否めないカスみたいな記事を量産することとなります。あえて書かないという選択肢もありますが割と完璧であることにこだわる性格のせいで書かざるを得なかった…。

 受験勉強に左右はされつつも時間がある時にはPCに向かってはブログを書き、勉強してはブログを書きというようなことを繰り返す毎日。ここで言うPCはiPadにMagic Keyboardを取り付けた簡易PCなので自習室で書いていました。偉いね、ちゃんと受験勉強してるよ。隣でタイピングしているやつがいる自習室なんて絶対行きたくないわ…その節はスミマセンデシタ

六甲DB計画

 「六甲山データベース計画」、略して「六甲DB計画」とは何か。それは僕が考えついたスーパーウルトラミラクルお役立ちな情報データベースを僕のブログに作り上げる計画です。この頃の僕は六甲山にあまりにも足繁く通っていた事もあって六甲山について皆に知ってほしいと言う欲求が以上なまでに高まっていました。

 六甲山は神戸のすぐ裏に聳えており直線距離で5kmも無いような場所に標高1000m近い山があるという非常に特殊な地形。そんな理由で初心者さんが足を踏み入れる機会もとても多い山なんですね。一方で道迷いによる遭難が多いのも六甲山の特徴だったりともう好きすぎてしゅき。

 道迷いによる遭難事例を無くそうと…というと非常に大袈裟な感じですが、右も左もわからない初心者さんにとって情報が多いに越したことはない。自分も登山を始めて1年くらいしか経っていない若輩ではあるけれども、だからこそ初心者の目線に立って知りたいと思われる情報を提供したい。この頃から僕の承認欲求は「誰かの役に立ちたい」と言う気持ちに変化していました。

 今は受験勉強で動ける幅が少ないけど大学に進学した暁にはきっとこの矮小なブログを情報源に昇華させてみせる。そんな気持ちで始めたのが「六甲DB計画」というわけです。これが現状どうなっているのかというと…ほとんど進んでおりません(知ってた)。誰かさんがオリエンテーリングとかいうあたおかスポーツにずっぷり沼っているせいでまともに登山できてないからですね。

お気楽な大学受験

元旦のガーデンテラス、霧氷が美しい

 うちの学校は半数が東大・京大・医学部に進学するという事もあり、志望校が神大の僕は断然お気楽状態。共通テストまで2週間だというのに徹夜で六甲山に初日の出を見に行きました。今思えばマジで頭イカれてんなぁ…

 当日の天気は終始曇りといった感じで幸先の良さは全くなく、初日の出は見えずコーヒーを飲んでさあ下山するぞ…というところで雲が晴れわずかに朝日を拝めたのでした。これはきっと良い一年になるに違いないという予感すらしました。

 そんな感じで能天気に年末年始を過ごし自習室にこもって過去問と艦これの遠征を繰り返しているとあっという間に共通テストの時がやってきました。

僕が神戸大学を志したのは3つ理由があります。1つ目は六甲山が近いこと、その気になれば放課後にでも登りに行けるというロケーションの良さです。2つ目は家から近いこと、一人暮らしへの憧れもありましたがやはり実家住みは最強。家賃もかからないので家計への負担を抑えられます。

 3つ目は絶対に落ちないこと。同期のほとんどが東大か京大を目指すので同じ大学に行きたいなという気持ちはありましたが社会以外に二次試験で突出できる性能を持ち合わせていない事もあってC判定で京都に突撃するくらいならA判定で共通テストの時点で神大通過確定させた方が良いという見越しでした。浪人する自信がなかったのが一番デカい。

 この年の共通テストは数学がえぐいくらい難しくて帰りの電車でみんなでお通夜してたのは良い思い出ですが、うちの優秀な同期たちが点を取れないだけあって周りの受験生の出来はそれ以上に酷かったよう(京文行ったやつで数学8割5分のやつはいた、お前理系行けや)。おかげで普段ならボーダーギリギリの740/900という得点率でも余裕の判定で助かりました。

 結局二次試験も何事もなく合格でき忌まわしき受験のストレスからようやく解放。前期神大経済一本勝負だったので他の私大に受験料も払わずコスパ良く大学生になれました。学歴厨として東大や京大という肩書きに未練がないと言えば嘘にはなりますが、たぶんあっちに行ってたらオリエン続けてなかっただろうなと思うと神大で良かったと思います。九大のやつに会うたびに旧帝マウントで煽られるのが玉に瑕。

受験後の2年目、本格運用開始

自習室で艦これやってた、夕張がお気に入りです

 さて、不要な自語りを終えたところでブログの運営は2年目に突入。受験から解放されて晴れて大学生となった僕は「皆が読みたくなるような記事」について頭を悩ませました。活動記録は受験期間中にめちゃめちゃ量産しまくったけど結局どの記事も伸びるということはなく。かといって最近は全然山に行ってないからタイムリーな情報も少ないしどうしたもんか…

 と10分くらい悩んで思いついたのが「ミス選集」シリーズです。誰も普通に登ってる記事なんかそんなに興味はない。自分よりもっと文章を上手く書くことができる人はたくさんいるし、写真や動画といったコンテンツのクオリティでも勝てない。ならばどうするか、オリジナリティましましの内容を出すしかない!幸い?なことに登山初心者の僕は色々と失敗を重ねていたので各ネタには困りませんでした。

読まれる記事を書くということ

六甲山頂からの初日の出、メディアも来てた

 「シリーズ」とは言っていますが現在二つしか書いていないのでシリーズと名乗って良いのか分かりませんが、とにかく自分が登山を始めた時から山で失敗したことについてまとめたのがこの「ミス選集」というやつ。遭難というほどのことではないけれども、ちょっと危ない目にあったよ〜という事象について自分なりに分析したり自語りする話です。

 正直コレがそこまで受けるとは想像していなかったのですが、「ミス選集①」を22/4末に投稿して現在4000PVを超えるくらい。その後22/7半ばに「ミス選集②」を投稿したところ非常に多くの方に閲覧していただいたようで当ブログ最高の17500PVを叩き出しました。現在ではあまり閲覧されていないようですが投稿後数ヶ月は1日に100PV以上のアクセスを継続して獲得しておりモチベーションの維持に一役買ってくれました。

掬星台から大阪平野を望む、僕の原点

 六甲山データベース計画にも一応動きがあり新神戸駅から摩耶山に谷沿いにアクセスする「トゥエンティクロス」というルートについて極めて詳細な記事を書きました。これでもかというくらい大量の写真を掲載し全ての分岐を網羅。誰が読んでもこの記事さえあれば初心者でも難なく登れるようにと最大限の配慮をもって執筆しました。

 おかげさまで「摩耶山トゥエンティクロス」などと調べると検索順位は3位となりなかなかの高水準。この記事より上位に表示されているのは神戸市のサイトとYAMAPだけなので実質トップと言っても過言ではない(自惚れ)。PV自体は4500を少々越えるくらいですが堅実に需要を拾っていくタイプの記事、こういう記事を書きたかったんだ。

 22/9にはmont-bellから発売されているグラナイトパック40についてのレビュー記事を投稿。基本的にアフィリエイトでの収入が見込めないmont-bell製品は商業アフィカスの皆様から目をつけられていない希少なジャンル。それでいてmont-bell製品を買い求める人は多いので需要の度合いはそこそこ高め。

 コロナ禍に購入してから使ってきた事もあって実体験を交えつつ書いたところこの記事も15000PVくらいを記録しなかなか好調なところ。こんな感じで僕が「知りたいな」と思ったことは割と一般的な内容なことも多いと分かりどんな記事を書くと読まれるのかコツが掴めてきた感じです。

Google AdSenseの審査を通過

ekiさんを応援する1年目のワイ、このインカレの結果は散々だった

 ここまで当サイトは全くの無収益でただひたすらにサーバー代の赤字を垂れ流す趣味的な運用となっていましたがせっかくだし広告もつけてサーバー代くらいは回収したいところだよね。あくまでも営利目的でガンガン稼ごうというやり方ではなく、ユーザー目線で見やすい記事を書くというスタンスは維持しつつ自己負担を減らし持続可能性を探ることにしました。

 ブログで稼ぐ方法についても大きく分けて2種類あり、AdSenseに代表される「閲覧・クリック型」の広告とアフィカスと揶揄される「リンク設置型」の広告がその典型です。アフィリエイトに関してはそもそも自身のブログテーマと今の段階ではミスマッチであったことからひとまず広告をクリックした数に応じて収益が得られるGoogle AdSenseを導入することに。

 当然審査が要るので必要な手順などを調べつつ申請すると…落ちましたw

 2月から2回ほど申請したのですが残念なことに落ちてしまって「受験には合格したけどAdSenseの審査に落ちた大学生」となりました。規約違反などはしていないはずなのでデザインなどを変更したりそれっぽいことをやった3回目の4月、ようやく審査を通過し広告をブログ記事に貼り付けることができるように。何が変わって良くなったとか全然わからないのでどうすれば審査通過できるかについてお答えするのは難しいですがとりあえず落ちたらまた出せば良いと思います。知らんけど。

オリエンテーリングとの出会い

東北大大会前日大会、そこそこ走れて気分上々

 ようやくこの話まで到達です、長いわ。大学生になってから始めたのがオリエンテーリングです。きっかけは割とガチで些細なこと。山登るんだけど地図読んでねぇなぁ…ん?このサークル地図読むらしいぞ!行ってみるか〜

 マジでコレだけの本当に些細な理由でオリエンテーリングクラブの新歓に顔を出してみたんですね。当時の僕はワンダーフォーゲル部と天文研究会を兼部していて正直オリエンは第3の選択肢くらいにしか思っていませんでした。しかし浴本さん筆頭に素晴らしい先輩方と喋ったりMMさんがめっちゃ速い人なんだよという話を聞いたりするうちにのめり込むように。

 神戸の市街地を巡るロゲイニングに参加したり、キャンパスの中を走り回ったりする感覚はそれまでの決められた道を歩くだけの登山と違って、もの凄く知的でプレイヤーとしての主体性を持ったスポーツだなと感じました。将軍塚新歓や希望ヶ丘ウェルカムリレーを通じてフォレストを回る「味」を知りますますオリエンが好きになるのです。

 詳しく語るのはいつかのアドベントカレンダーに譲る事として、オリエンを割とガチでやろうと思ったのは富士天全日本の後でした。CC7もなかなか刺激的で面白い大会でしたがやはり21Aのミドル競技とリレー6走ということで不完全燃焼だったところに舞い降りた全日本。フィジカルゴリラを吹き飛ばす異次元のテレインに上手く刺さった直進技術のおかげでミドルもロングも20Aで準優勝。

 そんなに凄いことには見えないかも知れませんが、当時まだオリエンちょくちょく来始めたくらいの僕にとってはメダル貰えて表彰までされたってだけで有頂天が限界突破するくらいには嬉しかったです。それからというもの登山もろくにせず山に入ってオリエンするばかりの日々となりました。

 オリエンを上達するための一つの手段として自分のレース結果を分析するということが挙げられます。これはもちろん「失敗したところを次は上手くできるようにする」ためにも必要なことですが「上手く行ったところを次も上手くできるようにする」ためにも大切なことです。ってインカレチャンプの石井さんが言ってました。

 それが「アナリシス」というわけですがコレがブログで書くとめちゃんこ書きやすいんですよね。Wordとかで書こうとすると画像の配置に気を使ったり文字の開始位置を調整したりとあまりにも面倒なことがそれはそれは多くて。気にしなければ良いんですが性格の関係上どうしても気にしてしまうので良くない。

 それに比べてWord Pressはブロックエディタを採用しているので「画像」や「段落」といったブロックを並べる事で見やすく必要な情報をまとめる事が可能。アナリシスに含めたい実際に通ったルート・タイムなどの分析情報・PDAをうまい具合に固めることができたんですよね。

 ブログの記事更新頻度を増やしアナリシスでレースの分析もでき、他のオリエンティアが僕のブログを見にこればアナリシスを書く参考にもなる一石三鳥の効果があり、ランキング対象となるような大きめのレースでは毎回必ずと言っていいほどアナリシスを書くようになりました。是非とも継続していきたい習慣です。

旅行記を書く

浜名湖佐久米駅、冬になると無数のゆりかもめが飛来する

 オリエンテーリングにのめり込むにつれ増えてきたのが「長距離遠征」ですね。もともと弾丸でロマンスカーVSEのラストランに乗りに行ったりするような移動好き・旅好きだったこともあって、せっかくならその様も書きたい、書いてみたくない?ということで旅行についても書くようになりました。

 行き先や内容はかなり多岐に渡り、人気キャンプアニメ「ゆるキャン△」の聖地(浜名湖)に日帰りで行って浜名湖一周自転車で周ったり、オリエンの大会に参加するついでに志賀高原でキャンプしたり、それこそ伊豆大島に行った様子も詳しく書きました。

夜の熊の湯キャンプ場、月明かりが輝く

 どの記事も爆発的なPV数に到達するということこそありませんでしたが1000PV前後の「そこそこ見られた記事」が複数できてこれも自信につながります。テーマを絞っていない旅行記で見られるとは想定していなかったというのもあり良かった。リメイク候補になっているけどまだ手を付けられていない過去記事が何本かあるので順次改修していきたいところです。

3年目、継続とオリエンの年

濃霧の明石海峡大橋で発狂するワイ、100km出さなきゃ追突確定!

 なんだかんだでブログの運営も3年目に突入。登山の活動記録をメインに据えていた当ブログですがあまりにもオリエンテーリングの頻度が増大し週末はオリエンかバイトかという状況になってからは全く山に登る機会がありませんでした。おかげで活動記録は22年の11月から翌年の5月まで半年のブランクを抱えることとなりました。

 代わりに増加したのがアナリシスの数。2週間に1回以上のペースで大会に出るため遠征しているため遠征について書いた旅行記も増えることで活動記録が減少して抜けた穴を埋めました。オリエンはめっちゃ楽しかったですがどうしてもブログの更新活動はマンネリ化しなんだかな〜って感じに。

 そこで書く頻度を増やし始めたのが「装備レビュー」というカテゴリの記事。登山やオリエンテーリングをするギアに割とこだわりのある僕。せっかくいろんな装備を買って使っているのにその話をしないだなんてなんて勿体無い。

 ちょうど3年目に突入した段階でmont-bellのウインドブレーカーやJETBOIL、suuntoのGPSウォッチなどについて紹介。コレの評判が案外悪くなくどれも3000〜5000前後のPV数となっておりオリエンのアナリシスやちょろっと書いた半端な旅行記よりも圧倒的。書くためには話の流れをまとめたり良さげな写真を用意したりと結構な労力がかかるのですが、その分クオリティの高いものに仕上がるので駄記事を量産するよりは良いな〜とか思ったり。

 また2回の審査を経てアマゾン・アソシエイトに登録することができたのもレビュー記事数の増加に寄与しています。俗に言われる「アフィカス」ってやつ。ブログなど登録したサイトに紐づいたURLから商品を購入して頂いたら一部の紹介料が報酬として支払われるシステムのことです。営利優先で書いている訳ではありませんが機会があればサーバー代を回収したいと考えても良いよね…?

富士山界隈はあまり良い記事がない、大手サイトの希薄なものばかり

 オリエンにハマりまくって走りまくる傍で今年意識したのは登山もしつつオリエンテーリングもこなすこと。頻度自体はそう多くないですがオリエンテーリングの遠征のついでに富士山や利尻富士へ赴いたり、あとは完全に趣味で宮之浦岳に登りに行ったりとかねてより興味のあった名山に通いました。

 やはり六甲山のどこどこのルート登りましたよ〜という記事よりも日本百名山を筆頭とする山々に関連した記事の方が検索数自体が多く、活動記録の数は少ないながらもどれもそれなりに読まれている現状。行きたい山に行くのか、どうせなら読まれる山に行くのか。秀峰への登山はとても楽しかったですが何のために登っているのかという事を考えさせられる事となります。僕が行きたい山が世間的にも良い山と言われる事も非常に多いですけどね。

 特に富士山に登った時の感想をポイント別でまとめた「富士登山のリアルな感想」という記事では今年発の記事では最高の9000PV(2ヶ月半で)、「活動記録vol.79」も活動記録にしては珍しく2000PVを越えるなど圧倒的な富士山パワーを感じました。

 オリエンテーリングに関してもアナリシスを書くだけではそう需要はないので「オリエンあれこれ」と題して大学新人向けに必要な装備や道具の選び方を簡単にまとめた記事を執筆。オリエンテーリングは未だ出回る情報が少なく身内で伝達されることが多いように感じているので、よりパブリックな情報源として培った登山やオリエンの知識を載せる試みです。

 これも割と高評価でそこそこお褒めの言葉を頂けたのはモチベーションになります。また新人がドッと入ってくる新歓の時期に合わせていくつか書こうかなという野望は持っているので事がうまく進むと良いですね。

 一方で自分のオリエンテーリングは3月の春インカレ、4月の富士山麓といい感じに調子を上げて来ていた感じはあったのですが6月に入ってからというもの停滞期に突入。近場のOLP大会や名椙大会はもちろん、足尾の東大大会や札幌OLC大会、北大大会などあちこち遠方の大会に出没しては敢えなく撃沈されを繰り返す日々。割と夏の間は本気でオリエン辞めるかどうか考えていました。

 ロングセレは何とか通過し笠間インカレをボロボロで走り、富士山麓以降の目標であった勝浦全日本20Eクラスでも目指していた入賞には届かず。言うなれば全日本ロスの状態に突入し次の目標が見つからず、楽しいからやってるのか惰性でやってるのかわからないけどそんなスッパリ見切りをつけるのもアレなのでとりあえず継続はしているというような感じでした。

ブログ運営の現状

 さて、何だか重い話に突き進みかけているところで話題を変えて当ブログの現状についてお伝えします。きっと皆さんも気になっている…事と信じて書きます笑

 現在当ブログは基本的に週に1〜2回のペースで投稿。内容は登山をはじめ装備についてのレビューやオリエンテーリングの記録、各地への遠征や旅行といった紀行などアウトドア系統の幅広い分野の記事を執筆しています。

 最近は意識している事もあってか全体的な文字数が増加傾向にあり、軽く書いた記事でも5000字を越える事がザラに。当初は文字数よりも画像の数を増やした方が読者的にも読みやすくて良いのかなと考えていましたがアドベントカレンダーなどを見ていると長い記事でも良い話は読んでいてストレスがない。となると話のクオリティさえ上げれば沢山書くのもアリ…?と思い至った感じです。文才がないのが悲しい。

 Google アナリティクスから貰ってきた当ブログのインプレッショングラフです。もともと登山を主体としたブログな事もあってやはり夏山の時期にアクセスが集中することがわかります。一応雪山にも登ったりはするのですがそこまで高度なレベルに到達している訳ではないので関連する記事が少ないのも理由の一つです。

 全体的なPV数は今年の年始に立てた目標の75000には届きませんでしたが1.25倍になっている事を考えるとそこまで悪くないのでは。というか40000→75000は流石に自惚れすぎな感じはします。だってほぼ2倍じゃん。

 また、ここには現れていませんが流入経路に大きな変化がありました。「Direct」と呼ばれるSNSのリンクなどから直接記事にアクセスする経路は前年と比べて大きな変化はなかったのですが、「Organic search」と呼ばれるブラウザでの検索からの流入量が昨年の約1.75倍とかなり増加しているんですよね。

 SNSからの流入も非常に大事ですがやはりブラウザからの流入が増えたということは検索エンジンで上位に表示されること。上位に表示されるということはGoogleのAIがこの記事は役に立つと判定したことに他なりません。そういう意味でこのジャンルのブログを続けて行くにあたっての伸びる記事の書き方は把握できてきた気がします。

これから

ロードバイクとの出会い

 また、イケナイものに手を出してしまいました。そう、ロードバイクです。以前からmont-bellでバイトしていたのでロードバイクのウェアやバッグなどに触れる機会があったのですが金銭的な問題もあってなかなか手を出せないでいました。

 オリエンテーリングであちこち行きはじめてから「シマ」の魅力に気がつき入り浸るようになって困ったのが移動手段。バスや他の公共交通があれば良いですが利尻島みたいに空港から市街地まで1時間がっつり徒歩というのはなかなか響くものがあります。行動範囲を広げられて移動を効率化できるものはないかなーと考え白羽の矢が立ったのがロードバイクでした。

 とはいえ大手メーカーの普通のロードバイクを買おうとするとお金がかかって仕方がない。オリエンの遠征を重ねながら捻出できる金額で選ばれたのは「Art Cycle Studio」という羽曳野のメーカーさんが作ってるロードバイクでした。

 白く塗装されたクロモリの細いフレームがアルミやカーボンのぶっといフレームと違っていてスッキリした見た目。コンポは安定と信頼のシマノからClaris(ブレーキだけ105に換装した)。一通りきちんとロードバイクとして走れる性能をして重量は12kgとなりました。ロードバイクにしては少し重めですがクロモリだから仕方がない。

 届いてほんのちょっとだけ乗ってみた感想は「めっちゃ早い、楽、すげぇ楽しい」。ママチャリとは比較にならないほどスイスイと進む感覚には驚きました。あくまで移動手段として購入したつもりだったのですが結局なんだかんだ装備を揃えて走りに行くことになりそうです。近場ならアワイチとかかな〜

 ちょっと今は立て込んでいるので実際に走りに行くことのできる時期は来年になってからになりそうですがロードバイクの沼にずっぷりハマってその魅力を読者の皆さんにお届けできるようになりたいなと考えたり。趣味が増え過ぎて大変な人生。

初心者向けオリエンテーリング情報の拡充

OLPの北見氏と地図読みするワイ、横江だけど横から写真撮られるの苦手

 今年もぼちぼちやってはいた試みですが来年はより本格的にシリーズ化していきたいなと考えているところ。結構オリエンテーリングにハマって色んな人と話すようになると知識とか情報は割と容易に入手できるようになるのですが、今からオリエンテーリングを始めたばかりという人にとっては小さい界隈故になかなか情報が集まらないことでしょう。

 実際自分が始めたばかりの1回生の時にちょっと調べたりとかしてはいたのですが結構古いPDFが乗っているだけとかな感じでこの競技生きてる…大丈夫…?みたいな感じにはなりました。どこからでも競技人口を流入させれば良いとは思いませんが、情報を必要としている人がいる時に適切な情報提供ができるサイトを作る人に、私は、なりたい。オリエンを初めて1年そこらの経験の浅い自分だから見える「初心者目線」でオリエン初心者の頼りになれたらな〜

六甲DB計画の再開

 先に紹介した「六甲DB計画」はオリエンテーリングの参加頻度激増に伴い無期限に凍結中。外骨格だけ整えた下書きは量産してるのでそこに中身を詰め込んでいく作業なのですが如何せんそれもやろうとすると時間がなかったんですよね…

 今年一年間は本当に狂ったようにあちこちの大会に顔を出していた自分ですが流石に来年はもうちょっと自重して重要な大会にポイント絞ってブログ運営を強化するリソースを捻出したいところ(する・できるとは言っていない)。六甲山についての情報を求める人は沢山いるのでその需要を拾っていきたいなという感じです。

過去記事のリメイク

卒業旅行で志賀高原へ、撮影したのが僕なので被写体は友人

 ブログを書いて1年くらいの頃は今と違って一本にまとめるべき分量の旅行記も割と分割して細切れ記事を量産していました。まあ、投稿数を増やすという観点では間違っていないのでしょうけど、全体の話としてのまとまりが悪くなってしまうしページ遷移は視聴者の途中離脱にもつながるのでそれらを統合して一本の記事にしたい。

 実はちょっとだけ手をつけて手直しした記事もあったりするのですがびっくりするくらいPV来なくてやめちゃった、てへ。とはいえそのまま放置して置くのもなんだか気持ちが悪いので冬休みに時間が出来たあたりでまとめてやっつけます。

Q&Aのコーナー

ゆりかもめに御座候をあげるワイ、浜名湖佐久米駅にて

 リアルで会った時にこんな質問来るよ〜というのを紹介しつつ需要がありそうな情報を捻り出していくコーナーです。

 完全な自己満コーナー(言うてここまでも自己満でしかない、今回は自己満の回)なのでご容赦ください。ブログ始めたいとか思ってる人は役に立つ情報があったりなかったりするかも…?

何でブログ始めたの?何で続けるの?

Q君
Q君

 何故ブログを書き始めたんですか?

polaris
polaris

 ブログを最初にやろうと思い立ったきっかけは承認欲求ってやつです。当時高校生の僕はあまり誰かに褒められたり、何か成し遂げて記録に刻まれることもなくゲーム漬けの日々を過ごしていました。Twitterのいいね数やインプレ数を見て喜んでたのが承認欲求モンスターだった証拠です。でもそんなツイ廃なだけとか情けなくて嫌だなぁっていうのが本当のきっかけだった気がします。

Q君
Q君

 確かにツイ廃のままおじさんになってそれ以外何もなかったら目も当てられないですからね。でもこの記事でブログのPV数とか結構気にしてる感じでしたけどインプレ数という意味では似たような感じで変わっていないのではないですか?

polaris
polaris

 根底の「認められたい」という気持ちは今も変わっていないですね。やっぱり誰かに褒められたら嬉しいですし気にかけて貰えるととても嬉しいです。でもそういう承認欲求って誰もが持っているものだし切り離して完全な0状態ではとても生きていける気がしないのであっても良い物だと割り切りました。

Q君
Q君

 認められたい気持ちは変わっていないと。それだけが続けていくモチベーションなのですか?

polaris
polaris

 ブログを書く経験を積み重ねていくうちに「誰かの人生をほんのちょっぴりごく僅かだけ変えること」ができる気がしてきたんです。僕が書いた記事を読むことで間接的にですが相手の人生は僕によって変化を与えられます。活動記録で紹介した山に登りたくなったり、レビューした製品に興味を持ってもらったり。変化の幅は大小様々千差万別ですが、与えるその変化をより大きく、より良くする、些細なことで良いから誰かの役に立つことが今のモチベーションですね。

Q君
Q君

 ちょっと気持ち悪さが否めないですがわかりました。そういう与えた変化というのはpolaris君にもフィードバックされるものなんですか?

polaris
polaris

 もちろんです。PV数が大きい記事は当然多くの方が興味を持つ内容ということですから「ウケる」ポイントがわかります。コメント欄で感想を書いてくださる方もいらっしゃいますし、やはり対面で会った時に「あの記事面白かったよ」と言って貰えたりとか、「この記事引用しても良いかな?」とか言われた時は本当に嬉しい。しゅき。

ブログを書いてきて良かったことは?

Q君
Q君

 もっと気持ち悪くなりそうなので別の話題に移りましょうか。これまでブログを書いてきて良かったことはありますか?

polaris
polaris

 真っ先に挙げたいのは「タイピング速度が上昇する」ことですね。ブログを書くときは考えながらキーボードを打つことが多いのでタイピングを趣味にするような人には流石に勝てませんが、それでもブログを続けるだけでe-typingで300を越えるスコアは出せるようになりました。実用には十分な領域なので大学のレポートなんかも考えるのがだるいだけで書くのはすぐに終わります。

Q君
Q君

 タイピング速度が上がるのは良いですね。いずれ社会に出たらパソコンは嫌でも使いますものね。他には無いですか?

polaris
polaris

 文章を組み立てる力が養われた気がします。特に製品をレビューする時は記事の構成が読みやすさや興味を引けるか否かに直結してくるのでかなり熟考して書き始めることが多いです。当然その文章構成力はブログだけじゃなくてバイトで商品の説明をする時とか、授業内容をプレゼンする時とかにも理解さえしてれば話はすらすら組み立てられるので役立っています。

何を目指しているの?

Q君
Q君

 ブログを書き続けて何を目指しているんですか?プロのブロガーとか? 

polaris
polaris

 具体的な目標はいくつかありますが漠然とした目指すものというのはあまり想像がつかないですね。プロのブロガーになるには収益率的にあまりにも難しいジャンルですし、何よりもっと安定した職業に就きたいと考えているのでその線はナシですね。

Q君
Q君

 では具体的な目標について教えてください。

polaris
polaris

 先の「これから」で述べたようにオリエンテーリングや登山(特に六甲山)を始めたばかりの初心者向け情報を拡充しようというのが一つ。新たに始めたロードバイクについてもまさに今自分が初心者の段階なのでその目線でいろんな話を書けたらなと思います。PV数的には現在月5000行かないかくらいのところを彷徨っているので底上げして7500から10000くらいまで上げたいというのも一つですね。

収益って出てるの?

Q君
Q君

 また話題を変えましょう。ぶっちゃけた話、収益化してから利益は出ているんですか?

 

polaris
polaris

これも割とよく聞かれる話ですが収益自体は…出ています。その前にこのブログを存続するために必要な経費をお伝えしておきましょう。今自分はWordPressというレンタルサーバーを借りてブログの運営を行っています。そのレンタル料金が月1100円。ドメインを取得するのにも本来お金がいるはずなのですが自分の場合はどういう訳か支払いなく.comが使えているので年13200円の経費がかかっていることになります。

Q君
Q君

 高校生の金銭感覚だと高そうに見えますが大学生になってバイトを始めたら全然現実的な出費でブログ運営ってできそうな物なんですね。

 それで本題の収益についてはどうなんですか?

polaris
polaris

 どんな金額を想像しているのか知りませんがそんなじゃんじゃん稼いでいるというわけではありませんよ。あまり具体的すぎる話をしてGoogleから怒られても嫌なのでざっくりお話ししますが2022年度は数千円の黒字でした。この数字はアドセンスだけのもので、今年からアソシエイトにも手を出したので今年度は現時点でほぼ経費の回収が終わっているような感じですね。

Q君
Q君

 となると15000円くらいになるわけですね。稼げてるのか稼げていないのか微妙な数字ですが黒字なのは良いことですね。

polaris
polaris

 結局黒字なんでOKです。と言いたいところなんですが、残念ながら総経費はまだ回収し切っていません。ブログを始めた1年は全くの無収益でやっていたのでその1年間の出費があります。今年度で回収し切れたらいいな〜とか思ってはいますが現実的なペースでは無いので気長にやっていく所存です。もともと営利目的じゃ無いですから。

どんな感じでブログ書いてるの?

Q君
Q君

 あまり長々とやり過ぎても仕方がないので最後の質問。どんな感じでブログ書いているんですか?

polaris
polaris

 「どんな感じ」とはまた抽象的な質問で回答が難しいですが書くタイミングや場所は本当に様々で基本的に旅先にはパソコンを持参しているのでどこでも書いているということができます。それこそ北アルプスの稜線の上で書いていることもありましたし、そこら辺のスタバでイキリMac大学生してみてることもありますよ。

Q君
Q君

 イキリMac大学生って存在したんだ…

 ぶっちゃけ集中できるんですかアレって?

polaris
polaris

 知らん。仕事ならともかく趣味でやってることですからねぇ…効率性とか求めたらそれこそ時給1円未満なので何とも言えません。ただ、家のデスクに座ってメカニカルキーボードを一人カタカタ鳴らすよりは雑踏の音を聴きながらコーヒー飲みつつ作業した方がQOL的には良いんじゃ無いですかね。自分は公園のベンチで暇つぶしがてらPC開いてますよ。

Q君
Q君

 と供述しておりますが如何でしょうか。

 最後にもう少し詳しくブログを書くときの様子について教えて貰えますか?

polaris
polaris

 そうですね、一応定期的に投稿するのは日曜日の夜6時というふうには決めていてそれに間に合うように書くのですが締め切りギリギリにやればいいやという性格でもあるので夜更かししてしまったり、普通に投稿できなかったりすることは多々あります。現にこの記事は投稿日の午前1時に書いていますから()

エピローグ

 あ〜疲れた。さすがに今までに無い分量を書くことになったので疲労感がすごいです。ちなみに今回のこの記事は20000字オーバーの超長編でございました。最後のQ&Aコーナーで「Q君」という相方を登場させましたが、彼は記念すべき初投稿記事以来の約3年ぶりの出演。特にモチーフなどはありません。

 そういうわけでグダグダと自語りをここまで書き連ねてきました。改めてこのブログをどういうふうに作ってきたか自分でも振り返るきっかけになりましたし、どういうふうに進めていこうかなという点についても模索できそうな気がして頑張って書いた甲斐はありそうです。あとはどれくらい多くの人が見てくださるかだけですね(笑)

 もし今回の記事でこのブログについて疑問点とか本人について聞きたいこととか考えつきましたら、コメントでもSNSでもリアルでも教えてくれれば基本的に喜んでお答えするので是非。もう頭が働いていないのでこの辺りで終わりにしましょう。

 最後に、ここまでpolaris_outdoor_blogの記事を一度でも読んでくださった皆様。本当にありがとうございます。これからも当ブログをどうぞよろしくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました