【ロードバイク】海中道路とグスク巡り(沖縄遠征Day2)

旅行(日本国内)

プロローグ

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 さて、沖縄遠征2日目です。昨日は行き当たりばったりでとりあえず沖縄に来て那覇の街並みと首里城をサクッと観光した感じでしたね。それだけでもなかなか楽しくて一瞬で沖縄好きになりました。それから予定を決めようと思って宿に帰ったのは良いのですが…悲しいかな、寝落ちしてしまいました(笑)

 せっかく沖縄に来たのに何にも乗らないで終わってしまうのはどうももったいない気がする…ということで今日はロードバイクを借りてそこら辺を適当に走り回ることにしました、昨日のうちにレンタサイクルのお店は見当をつけておいたのでそこに行きましょう。

本編

海中道路を目指して

 おはようございます。白いシーツと枕が気持ち良すぎてすっかり寝落ちしておりました。時刻はすでに8時を回ってもうすぐ9時になろうかというところ。とりあえず必要なものだけmont-bellのサドルバックに詰め込んで自転車をレンタルしに行きます。

 今日の天気は曇り時々雨という微妙な天気。ギリギリまではたしてこの天気で走れるのか…と葛藤していましたが流石に沖縄にまで来て何も運動しませんでしたというのは罪な気がしたので雨具を持っていざ出陣です。

 ゆいレールの牧志駅から徒歩5分のところにある「琉Qレンタサイクル」というところでロードバイクをレンタルします。ミニベロ・クロスバイク・ロードバイク・電動アシスト自転車がレンタルできるようで料金も24時間3000円と非常にリーズナブルです。もちろんヘルメット・ライト・修理キット付きです。

 手続きを済ませて出てきたのがこの子「GIANT DEFY3」です。青と白のフレームがなかなか良い10年前の16段エントリーロードです。補助ブレーキが付いていたりSTIレバーじゃなかったりと普段乗っているロードバイクと違いますが、まあなんとか乗れるでしょう知らんけど。

 今日の目的地はうるまの東の方にある海中道路。距離的にはとっとと東海岸に出てしまったほうが距離的には短くなるので良いのですが、生憎本日は強い北東の風が吹いており進路とダダ被り、わざわざ向かい風に逆らって漕ぐのもしんどいので島の西側を通って体力の消耗を抑える作戦です。

 出発して県道251号線に乗り巡航を開始。とはいってもまだまだ那覇の中心市街なので信号が多くてとてもスピードの出せる環境ではありません。左前方に見えているのは沖縄県立博物館・美術館の建物、コンクリート造りの無骨で頑丈そうな建物ですね。

 県道251号が終わるところでちょいとお隣の国道58号に乗り換え。流石に沖縄県を南北に貫く国道なだけあって片側3車線もあって非常に立派な様子。鉄道がゆいレール以外に存在しない沖縄は当然車社会なので交通量もかなりのものです。

 アップダウンがそこそこあった県道251号と違ってなだらかなカーブと広い車線を有る国道58号は非常に走りやすい。時々大きなトラックやバスがお隣を抜かして行きますが、軽自動車で自転車を追い越すことに苦労する皆さんがわんさかな県道よりよっぽど安心です(笑)

 伊佐の交差点を2段階右折で県道81号線の乗り換え坂道を登って行きます。いくら沖縄が島といえどそこそこ標高ある場所はあるので東西を移動しようとするとどうしても登らざるを得ません。どっちみち目指している経由地は丘の頂上にあるので登らんといかんのですが。

 キャンプフォスターの脇に水が湧き出しているところを発見。「喜友名泉ちゅんなーがー」という看板が建っていたのでこれかと思いましたがどうやら階段を降ったところにあるらしく行ってみると…悲しいかな、随分と上の方で施錠してあって一目見ることすらできませんでした。悲しいね。

 キャンプフォスターはキャンプ瑞慶覧ともいい在米海兵隊の中枢機能を要する重要な基地。県道81号からその全貌をよく見渡せましたが広いことこの上ない。クソデカ建造物も建設中なうだったりして随分と栄えている様子でした。基地に栄えているとかあるのか知らんけど。

 失礼ながらこの後行く普天間宮がこのキャンプフォスターの隣にあるのでここを走っている時は瑞慶覧が普天間の基地だと思っており「飛行場とか…なくね?」とか思ってました。普天間基地は道路の反対側にあったらしい。

 出発してから1時間、距離にして約14kmほど進んだところで「普天間宮」に到着です。諸願成就の神様として信仰が厚いとかなんとか。

 社殿の裏にある洞穴が有名だそうですが、訪れた時はそんなこと何も知らなかったので普通にサラッと見て回って出発しちゃいました、てへぺろ。280m近くある鍾乳洞らしく今度来たときはぜひ行ってみようかな。

 車線の広くて走りやすい国道330号線をひたすら北上。沖縄島の背中が近づくのでしばらく登りですが頑張って漕いで行きます。何故かフロントのギアがインナーに落ちないのにこの時に気づきました。

 次の目的地は「イオンモール沖縄ライカム」、沖縄県下最大級の規模を持つショッピングモールです。写真に写っているのは建物の東側半分くらいなのでとりあえずめちゃくちゃデカいです。エントランスの両側にお馴染みのシーサーが配置されていたり街路樹がヤシの木だったりと沖縄っぽさもちゃんとあります。

 どうしてここに来たのかというと…そうですね、みんな大好き全国のmont-bell店舗巡りです。ここライカムにあるものが沖縄唯一のmont-bellですから行っておかなければ…

 店内は特段言うことのない普通のモール型店舗って感じ。目新しいものといえばご当地Tシャツくらいのものなのでサラッと店内を見物して挨拶してTシャツを物色。今買うと荷物になるので帰りに買って帰りましょうか。

 朝ごはんを食べていなかったのでフードコートで軽くつけ麺を食べて出発。国道330号をしばらく走り県道75号に乗り換えて北東へ進みます。県道に入るとさすがに道幅も狭くなり路面の状態も悪くうへぇと言う感じに。

 平良川の交差点で右折し県道10号に乗り換え。勝連半島の尾根を走る道路なのでしばらくずっと降り、帰りはここまでまた登ってくるのか…とちょっと鬱になりつつ海岸まで降って行きます。

海中道路と浜比嘉島

 出発から何だかんだで4時間ほどかけたお昼過ぎにようやく海に到達。ちょっと寄り道しすぎた気がしなくもないですがまあ良いでしょう。それにしても…天気がかなり微妙ですね、晴れだったらもっと綺麗だったんだろうな。

 この辺りの海域は広く浅瀬が広がっているエリアで干潮時にはこのように干潟が遠くまで出現する地域。昔はこの干潟を干潮時に渡るか渡し船を使うかでしか東方に浮かぶ島嶼部へアクセスすることはできませんでしたが、堤防の上に築かれた海中道路のおかげで今は楽々アクセスです。

 海中道路のことを知り合いに聞くまで自分は全く知らなかったのですが、どうやら相当に有名な道路らしくどのガイドブックにも必ずといっていいほど紹介されているんだとか。まあ、晴れなら綺麗なんでしょうね()

 実態はただの片側2車線の道路が延々と続く道というだけで特段いうことも無く。道路の両側に海が広がっていてその気になれば路肩に車をとめていつでも海に飛び込めるロケーションなのは凄いです。空撮じゃないと映える写真は無理ですねコレは。

 海中道路で海を渡って平安座島に上陸。この奥にさらに宮城島と伊計島と2つの離島が続いていますが今回はそちらではなく南にある浜比嘉島の方へと向かいます。

 浜比嘉大橋という別の橋で結ばれている浜比嘉島へ向かうため交差点を右折しようとしたら…なんだテメェ!よくわからん鳥がそこら辺をほっつき歩いているではありませんか。鶏…のようにも見えるけどなんか違う…誰かこの鳥の種類を教えてください。っていうかこっちみんな。

 浜比嘉島に入って最初に訪れたのが「アマミチューの墓」と呼ばれる小さな島(島自体はアマジンと呼ばれる)。琉球を開闢したという伝説で有名なアマミチューとシルミチューの二神のうち女神であるアマミチューの祠が島の西側にあります。霊場として名高いらしく各地から参拝者が絶えないんだとか。

 島は波の侵食を強く受けており立ち並ぶ岩たちは軒並み根本が削られた特徴的な形状をしています。表面もボコボコと抉り取られた鋭い形状をしており触ったら痛いだろうな…とか思いながら見つめているとうみぶどうを売っていたおばちゃんに話しかけられて延々岩トークをする羽目になりました(別に嫌ではない)。

 沖縄らしい伝統的な平屋と石垣の立ち並ぶ市街を抜けて島の南端へ向かいます。こちらにあるのは「シルミチュー」という霊場。108段続く階段を登った先にある大きな洞窟にアマミチューとシルミチューが住んでいたという伝説が残っているパワースポットです。

 この鳥居に至るまで数百メートルほど未舗装の木々が生い茂った道を歩くので完全に外界とは切り離されたかのような独特の雰囲気。子宝に恵まれるとのことでこちらも参拝者が多く訪れるそう。

 浜比嘉島の神秘的な雰囲気をフラフラ巡って感じたらほどほどにして本島の方へと戻ります。というのも現在時刻はまもなく14時になろうかというところ。出発が遅かったこともありますがゆるぽたしているのでなかなか時間が押しています。

 写真は浜比嘉島と平安座島とを結ぶ浜比嘉大橋。全長1400m弱あるなかなか大きめな橋で海中道路に架かっている橋よりも断然大きいので平地から撮る分にはちょっとは見栄えの良い写真になります。晴れだったらもっと…とか愚痴をこぼしてみたり。

 浜比嘉大橋の上から海中道路の方を見てみるとこんな感じ。う〜ん、なんかよく分からん。左手奥側が沖縄本島、右手前側が平安座島の方。とりあえず天気が悪かったと言うことにしておきましょう。

 帰りは特に見るものもないので遠浅の海岸と海にポツポツと浮かんでいる侵食を受けた小島を横目にスルー。来る時は降りで楽だった道のりも帰りは登りでうんしょどっこいしょと気合いを入れて登って行きました。

勝連城跡・中城城跡

 次に訪れたのがこちら「勝連城跡」。首里城と同じくユネスコの世界文化遺産に登録されている代表的な史跡の一つです。こちらもやはり日本の城とは違って比較的ゆるゆると屈曲した城壁が特徴となっています。

 この城は琉球を統一した中山王に最後まで抵抗していた阿麻和利が居住していた城。その治世における勝連は鎌倉や京都に例えられるほど繁栄していたのだとかなんとか(本当か…?)。最後は首里に攻め入り大敗したことで滅び中山王の王権が安定したそうです。

 勝連城は四つの曲輪で形成されており写真は三の曲輪から二の曲輪を見た様子。二の曲輪には横17m、奥行き15mの大きな殿舎があった跡が発見されており勝連城で最も重要であったと考えられる建物。三の曲輪は儀式を執り行う広場として使われていたのだとか。

 城という構造上階段は急傾斜で足元の石が非常に滑りやすくなっているので後付けの木製の階段を使って登ります。こういう時トレランシューズなら安心なのですが今日はonのランシューなので恐る恐るです。

 勝連城の最上部である一の曲輪は海中道路や金武湾、そして太平洋が一望できるパノラマスポット。勝連城そのものが勝連半島の根本の山に造られたこともあってこの辺りの景色を楽しむには一番の景勝地となっています。

 勝連城の道路を挟んで向かい側にはあまわりパークという歴史文化施設があるのでぜひ行くようにと案内を受けたのですがすみません、ちょっと時間が押しているので今回はスルー。きっとまた来ることになるのでその時にぜひ行こうと思います。

 勝連城を出発し海沿いまで降り県道85号に乗り込みます。久しぶりに交通量の多い道路に戻ってきたので安心感があるのと同時に運転により気をつけないといけないダルさも。うるまの85号線沿いは典型的なロードサイドという感じで活気がある街並みでした。なかなか栄えていますね。

 池瀬の交差点で右折しそのまま県道85号に。ご当地Tシャツを買うために再びライカムへと坂を登って行きます。沖縄島の背中は若干東寄りに寄っているせいなのか結構登りはキツめ、路面の状態も決して良くはないのでなかなか大変でした。

 ライかむの駐輪場に自転車を停め無事にご当地Tシャツを購入。いつもは自分用の一枚だけですが今回は頼まれてもう一枚購入。あとスタバで季節限定の花見さくらクリームも。スタバはどこにでもあるから安心定期。

 先ほど登ってきた坂道というのが眼下に見えているこの橋。大きな谷を高架橋で一気に渡ってしまうのでなかなか迫力があります。ライカムも丘の上に建っているので眺めがよく右手奥には先ほどまでいた勝連半島が見えています。もっと右手には太平洋が望めますよ。

 やっぱり時間が押しているので休憩もほどほどにして出発。次は中城城跡へ向かいます。ライカムからさほど距離があるわけではないですが城である以上丘陵上にあることは避けられないのでインナーに落とせないチャリを頑張って漕ぎ漕ぎして辿り着きました。

 観覧時間が17時までのところ16時半に到着したのでおっちゃんに入り口まで電動カートで送ってもらい散策開始。なかなかパワフルな走りを見せてくれるカートでちょっと運転してみたいなーとか思いました(笑)

 中城城跡も先の勝連城と同じく世界文化遺産に登録された史跡の一つ。先の大戦の戦禍による被害が比較的少なかった城の一つで建物は残りませんでしたが城壁などはほとんどが原型を留めているのだとかなんとか。

 写真は一の郭と呼ばれる中城城跡の中でももっとも高い位置にあり正殿があったとされている場所。さぞ立派な建物があったであろうことを想像させる広さがあります。城壁に登って周囲を見渡すと遥か遠くの洋上まで見渡せる眺望の良い場所です。

 こちらは一の郭から南の方を眺めた様子。左手前から中央にかけて伸びているのが中城町から与那原にかけて広がる市街地、山地と海との間に所狭しと建物が並んでいる様子はどことなく神戸に似ているきがしなくもない。

 さらに奥の方に見えているのは知念半島。正直名前を知った時にはツボでしかなかったのですが(某有名ツイッタラー)れっきとしたそういう地名らしい。明日はあちらの方へ向かうので沖縄本島は広いな〜とか思いつつ景色を楽しみました。

 城の北側の城壁ギリギリのところにはウフガーと呼ばれる大井戸がありちょっと怖くなるくらい急な階段を下方へと降っていきます。城内から直接水を確保できているという点が城の安全保障上大きな利点となっているみたい。

 色々時間が押していたのでじっくり見て回る時間がありませんでしたがきっとまた来るのでその時に。城を出たすぐのところに城全体の模型があったのでそれを見ると郭の位置関係とか分かりやすいかも。野晒しだったのは気になりますが。

 中城城跡から長い長い降り坂を降り国道329号線へ。あとは特に見るところもないので急いで帰ります。途中休憩しようとファミマに入ろうとしたところで縁石の段差にタイヤを取られ落車。何気にこれがロードバイク初の落車でした。十分に減速していて良かった。

 与那原の交差点で右折しそのまま329号を進みます。時刻はもうすぐ18時になろうという頃なのでそろそろ那覇の通勤ラッシュの時間帯か、そこそこ交通量が多くなってきたので撥ねられないように前後ともライトを点灯しておきます。

 なんとか日没前に到着できないものかと頑張って写真も撮らずに走っていたら普通に道を間違えて空港方面の道に迷い込んだりしてしまいましたがなんとか日没寸前で出発地の琉Qレンタサイクルに自転車を一時返却です。明日の朝に取りに来ましょう。

 流石に一日自転車に乗っているとケツがちゃんと痛くなるので国際通りの観光もほどほどに宿に戻ることに。モノレール代を浮かせようと歩いたのは良いのですがよく考えたらサドルバッグ持って街をふらついている変人なのでは?

 晩飯は宿のすぐ下にある「豚とん亭」というところでいただきました。トンテキを注文したのですが白飯などは別だったみたいで肉だけがっつく変なやつになりました(笑)

 サクッとたいらげ戻って作業でもしようかな〜とか思いましたが明日もそこそこ走ることを思い出し今日も早めに就寝することに。実態はただの寝落ちですがまあものは言いようってやつですね(違う)。

エピローグ

 ロードバイクをレンタルして沖縄本島中部方面へ向かった沖縄遠征2日目でした。本当は一周するつもりのロードバイク旅でしたが行程的にそれだとどこも見て回る余裕がなかったと思われるので結果的には良かったのかな。

 天気は終始生憎の曇りで今にも雨が降り出しそうな重い空模様でしたがギリギリのところで降り出さず耐えてくれた感じ。晴れだったら海中道路も海ももっと綺麗に見えたのかな。次に期待しましょう。

 明日も本日と同じくらいあちこちぶらぶらする予定なのでお楽しみに。明日は沖縄本島南部を中心にチャリ旅です。

 それではまた〜👋

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