【登山】活動記録 vol.66:伊吹山団体戦 2022/6/19(日)

活動記録

プロローグ

 どうもどうも、polarisです。

 今回はいつもの単独登山ではなく、部の活動として伊吹山に行って参りました。

polaris
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 普段から積極的に団体戦を避けている私でありますが、まあ予定も合いますし(合わせた)とりあえず行ってみることにしました。

 土曜日に授業を受けて家まで帰って夜麓のキャンプ場まで…というだいぶ頭のおかしい行程ですが普段より楽なのでOKです。

 問題は8人用のテントが僕のザックに入るのかどうか…は記事内でご確認ください(笑)

活動概要

出典:YAMAP
出典:YAMAP

活動記録

神戸駅〜近江長岡駅

 ってことで始まりました弾丸伊吹山登山。

 久しぶりの土曜日授業を終えて急いで帰宅。荷物を担いで湖北へ出発でございます。

 我らが新快速で米原まで直行!

 今回は青春18きっぷシーズンでもないし、二日に跨っているので夏の関西1dayパスも使えないし。

 なので学割を使わせていただきました。マジでJR西日本には頭が上がりません。

 1時間45分ほどの乗車。新快速であってもなかなかの長旅になります。

 京都を過ぎると人はまばらになり、米原に着いた時には車内は僕ともう一人になっていました。

 2158米原駅に到着。

 ここからはJR東海の管轄区間、豊橋行きの快速に乗り換え。

 今日の装備はこんな感じ。テントが入るかどうかわからなかったので外付けパーツを装着してきました。

 結局必要なかったんですけどね()

近江長岡駅〜グリーンパーク山東

2216近江長岡駅に到着。

 たくさんの高校生が下車していきました。駅前のロータリーもお迎えの車が集結。僕のことを迎えにきてくれる人は…

 いるわけねぇよなぁ!

 ってことで歩いてキャンプ場に向かいます。

 なかなかのんびりしていていいところ。

 肉眼ではほとんど見えなくても、スマホのカメラを使えばかなり明るく撮れますね。

 新幹線がけたたましく爆音を撒き散らしながら通過。

 確かにこれだけの騒音が出るなら夜間は運転できませんね。

 写真だと明るく見えますがほとんど真っ暗です。

 この写真を現地で見てようやく歩道があることに気づいたくらいです(笑)

 30分ほど歩いてようやくキャンプ場の入り口に到着。

 ここからもう10分ほど明かりのない夜道を歩きます。

 キャンプ場内のグランピングエリアは煌々と暖かく照明がついていていい雰囲気。

 こんなところで宿泊してみたいものです。

グリーンパーク山東〜伊吹山登山口

 2248グリーンパーク山東に到着。

 完全に照明が落ちててクッソ怖い。というかここまでの道のり自体がめっちゃ怖かったです(笑)

 寝っ転がれば心地よく睡眠できる…と思っていた時期が僕にもありました。

 現実は残酷です。爆ぜる火の粉の音、周囲から聞こえるいびき、周りの寝返りの衝撃。僕にはキャンプは難しいのかも知れません。

 明日…今日は伊吹山歩荷ですが野外で一晩を過ごします。

 月明かりの下でカエルと虫たちの合唱を聴きながら夜を越すのも悪くはないかも知れません。

 ほならね、はよ徹夜してもろて。

 ということで4時間後、時刻は0400でございます。絶望的に眠い…

 しかし我々は午前4時起床でしたが周囲の皆様も結構早くから起きてくるものなのですね。

 5時にもなればほとんどのテントで何かしら動きがあったように思います。

 悲しいことに夜はスッキリ見えていた伊吹山も、今はすっかり雲で覆われてしまいました。

 こりゃ景色は望み薄ですな…

伊吹山登山口〜3合目

 それでは0647伊吹山登山口に到着。移動はタクシーでした。

 いよいよ団体戦開始です!

 1合目までは特に見どころもなくただひたすらぬかるんだ道を歩くだけ。

 今日はそこまでひどくなかっただけマシですね。

 1合目を通過しぐいぐい登っていきます。

 晴れ空ではありませんが、まあまあ遠くまで見えないこともありません。

 しかしお先は真っ暗…いや、真っ白です。

 かつてないほどに低い位置に雲がかかっています。

 2合目に着いたので少しばかり休憩。

 景色はさほど良くはありませんが雨が降らなかっただけマシと思えば。

 2合目を過ぎるといよいよ雲の中。

 日差しはありませんがとにかく湿度が高いので蒸し暑いです。

 100m先は全く見えません。

 本当だったら正面に伊吹山南壁がどデカく姿を表すはずなのですが…

伊吹山3合目〜6合目

 0804伊吹山3合目に到着。

 720m…思ってたより既に標高あるんですね。

 どうなってんだよちくしょう!

 と悪態をつきますがどうにもならないのが山です。

 開けた場所はまだ風の通りがあるので湿度が高くても我慢できますが樹林帯はヤバい。

 本当に暑くて暑くて汗が止まりません。

 5合目に到着ししばし休憩。

 自販機も動いてないし、周囲の景色も全く見えないし、悲しみです。

 僕の顔も悲哀に満ちているようにも見えなくもない…?

 割と40Lザックもでかいですね…こう見ると。

 6合目の避難小屋すら見えないくらいの視界の悪さです。

 風が通るので少し気持ちがいい。

伊吹山6合目〜伊吹山8合目

 08526合目避難小屋に到着。

 雲の中にポツンと立っている様子がなかなかいい味しています。

 ここが本当の6合目。

 ここからはひたすらつづら折りの登山道です。

 黙々と登り続けていたらふと視界が明るいことに気づきます。

 上を見上げると…なんということでしょう。太陽が薄ら見えているではありませんか。

 7合目を過ぎたあたりでかなり雲が薄くなってきました。

 これは期待して…いいのか…?

 8合目の直前でついに青空が!

 この様子だともしかしたら雲海が…?予想外もいいところです。

 天気ばかりに注目していましたが道もどんどんと険しくなっていきます。

 初心者向きと言われることの多い伊吹山ですが6合目より上は結構な数の岩場を通過します。

 ずっと急斜面なので高度感もすごいです。

伊吹山8合目〜伊吹山山頂

 0928伊吹山8合目に到着。

 ついに完全に雲を抜けて雲海が姿を表しました。

 本当に一面が雲の世界です。

 先程までは雲で見えていなかった登山道も今はくっきり。

 それにしてもよくこんな斜面を登っていくものですよね。冬なんて直登ですし。

 道もいよいよ狭く険しくなります。

 途中落石が足に直撃したりしましたが、僕の相棒(アルパインクルーザー2500)が弾き返してくれました。

 そして山頂台地に突入。

 3ヶ月前とは打って変わって青々と茂った草と虫たちの出迎えです。

 昨年伯耆大山に登った時に見たのと似たような光景。

 その流れだと雨が降りますが…今日は大丈夫かな?

 できるだけ山に登ったら自撮りを心がけている今日この頃です。

 寝不足に乱れた食生活で肌の調子は最悪です(笑)

伊吹山山頂〜3合目

 0955伊吹山山頂に到着しました。

 山頂標識の向こう側は一面の雲海です。 

 もうしばらく山頂でのんびりしていたいところですが、残念ながら本日は団体戦。

 自分勝手な行動はできないのでとっとと下山です。

 下山を開始するとだんだんと雲が晴れてきました。

 それにしても途轍もない高度感です。

 僕らはかなり早めに出発したのでちょうど登ってくる方のピークに遭遇。

 狭い道を交互に譲り合いながら安全に下山します。

 ようやく3合目や5合目の様子が見えてきました。

 あそこまで見えないのは初めてでしたね。

 3合目手前で振り向くと南壁の威容が見えていました。

 これを見ながら登ると思うと…曇っていて良かったかも知れません(笑)

伊吹山3合目〜近江長岡駅

 朝方とは全くの別世界。

 今度この辺りのお花畑をゆっくり見て回りたいものです。

 やっぱり伊吹山といえばこの景色です。

 長閑な田舎を見渡す母のような存在。

 そして伊吹山で最も僕が苦手な登山口から1合目の区間。

 季節や昼夜を問わずぬかるみ滑りやすい登山道をゆっくり降ります。

 1301伊吹山登山口に到着。

 いつもよりかなり早めの下山になりました。

 靴洗ったり装備を整えたりしてバスで近江長岡駅へ。

 駅へ着く頃には空はスッキリ晴れて伊吹山の全容を見ることができました。

 それではお疲れ様でした〜

エピローグ

 ということで、初めての団体戦の模様でございました。

 流石に徹夜明けの歩荷伊吹山は体に応えますね(笑)

 心配していたほどにはバテたりしなかったので良かったです。

 それにしても初回でこんな雲海を見れた友人が羨ましい(笑)

 白馬五竜スキー場や志賀高原スキー場で雲海そのものを見たことはありましたが、こんなに間近に雲があったのは初めてだったので僕も大興奮です。

 なんとか二日で書き上げたので誤字とかあったらごめんなさい。

 それではまた〜👋

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