【登山】活動記録 vol.43:南比良シュカブラ探訪(比良権現山・蓬莱山) 2021/1/10(日)

活動記録

プロローグ

 どうもどうも、polarisです。

 季節は冬真っ只中。雪と低山が好きな身としては嬉しい限りでございます(笑)

polaris
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 いよいよ青春18きっぷの有効期限最終日。

 はてどこへ行こうか…と悩んだ末、2ヶ月前に行った比良に今後登る雪山の練習がてら行ってみることにしました。

 蓬莱山にはスキー場があるらしいので下見も兼ねて(何の下見やねん)

 下山にロープウェイが使えるので比較的安全なんじゃないですかね。知らんけど。

活動概要

出典:YAMAP
出典:YAMAP

活動記録

和邇駅〜権現山

 いつもの通り始発電車で滋賀県を目指します。

 なかなか朝日がいい感じですが…曇ってない?気のせい?

 0739和邇駅で下車し比良の方へ向かいます。

 周りは晴れているのにピンポイントで雲がかかっているのは何故なのか…

 ずんずん林道を歩いて霊仙山の登山口に到着。

 道にはうっすらと、登山道に入るとなかなかしっかりと雪が積もっています。

 というわけで0934霊仙山です(笑)

 何が「というわけ」なのかわかりませんがとにかく登ってきたんでおk。

 だいぶ頑張って登っていたので写真がないのはご愛嬌です(笑)

 にしても冬場は本当に空気が澄んでいて嬉しい。

 さてここからはいよいよアイゼンを装着して進みます。

 12本爪のものを用意するか悩みましたがそこまで急斜面もないだろうということで。

 霊仙山から尾根沿いに比良の主稜線を目指します。

 途中で谷筋からやってきた登山道と合流。

 そちらがメジャーなコースのようで踏み跡が段違いに多かったです。

 雪質故にか凸凹している場所が多く結構歩きにくい。

 滑る様な斜面ではないのでこの辺りはツボ足でも良かったかもね。

 駅周辺はそこまででもありませんでしたが吹き溜まりともなると結構積もっています。

 去年は暖冬で積雪が少なかったと聞いているので今年は頑張ってくれると良いですね。

 権現山手前の急斜面を振り返るととても素晴らしい景色が。

 霊仙山から続いてくる稜線もしっかり見えていてなかなか素晴らしい。

権現山〜小女郎ヶ池

 1041権現山に到着。

 先程までは大したことなかった風が一気に強くなります。主稜線上ですからね。

 ソフトシェルの上からハードシェルを着用しバラクラバを被れば風対策はバッチリです。

 風邪の影響か、単に雪が降っていないだけなのか。

 普通に地肌が見えているところもありますね。

 さて、ここからは気持ちのいい開けた稜線歩きです。

 彼方には既に蓬莱山も見えています。

 再び歩き始めるとすぐに奇妙な雪の地形が。

 これがシュカブラ…風雪紋ですか。不思議な形をしています。

 場所によって形や大きさもまちまちなシュカブラ。

 美しい自然の造形だとは聞いていましたが本当に面白い。

 1110ホッケ山を通過。

 時折体が持っていかれそうなくらいの強風が吹き付けてきます。

 そのせいか山頂の風が当たる場所にはほとんど雪が付いていません。

 やはり稜線歩きは最高ですな。

 風があまりにも強くて痛いくらいですが(笑)

 ホッケ山を越えると比較的傾斜も緩やかになり、積雪も増えてきたのでワカンを装着。

 踏み跡を辿れば雪が締まっているので必要ないですが、折角持ってきたのに使わないのは勿体無いですから(笑)

小女郎ヶ池〜蓬莱山

 1141小女郎ヶ池に到着。

 目の前には池があるはずですが…完全に凍結しているよう。

 完全に凍りついていれば水面の氷に乗れるとかいう話を聞きましたが一人ですしやめておきます。

 お湯でも沸かして紅茶を淹れようと思ったのですが…

 火力と気温の問題で全く沸騰せず。ぬるいか冷たいかわからないくらいで頑張って飲みました。

 いよいよまともな火器が欲しくなってきました。

 お茶を飲み終わったら登山を再開。

 引き続き踏み跡を辿って蓬莱山へ向かいます。

 雪庇がところどころ形成されつつあるので注意します。

 随分とアグレッシブな方もいらっしゃる様ですが(笑)

 それにしてもシュカブラはさまざまな形をしています。

 うまく言語化できないのですが…何だか…こう…すごい()

 写真をたくさん貼って頑張って尺稼ぎ(笑)

 これは今年だけじゃなくて継続して来たくなる良さがあります。

蓬莱山〜打見山

 1225、蓬莱山に到着しました。

 依然天気は抜群!その代わり風がえげつないです。飛びそう。

 おかげでシュカブラも出来上がっています。

 風が強いからなのかこの辺りも雪の付きは良くありませんね。

 本来ならスキー場の外側を通るのが良いのでしょうが、すぐそこが崖だし雪庇も出てるのでフェンスギリギリを歩かせていただきます。

 あ〜スキーしてぇなぁ〜

 結構な混雑具合で盛況な様子。

 コロナ禍ですがスキー場には頑張ってほしいですね。

 ゆっくりと動くペアリフト並行して歩くのでめっちゃ注目されます。

 おまけに風が強くてリフトがたびたび停止するので余計人目につく時間が長い。

 右手が落ちたらやばい斜面だったのでそれも相まってかなり疲れました(笑)

打見山〜志賀駅

 1245打見山に到着しました。

 ガッツリスキー場内を通ってますが、道がないので勘弁してください。

 頑張って探したんですけど道なかったんですよ…

 道というか踏み跡というか、開拓するのはキツかったんでロープウェイで下山することに。

 こちらが件のロープウェイです。100人以上乗車することのできる優れもの。

 スノーヤーの皆様に混じって大荷物で下山なう。

 という感じで下山して来たのであります。

 流石にここまで降りてきたら雪はないですね。

 使った装備を洗いに湖岸まで徒歩。

 いや〜広いっすね〜さすが日本一の湖ですわ。

 遥か彼方には伊吹山と霊仙山が雪を被った山肌を見せつけています。

 いつかは登れるようになりたいですね…

 1454志賀駅に到着!あとはJRを乗り継いで帰るだけです。

 お疲れ様でした〜

エピローグ

 今までの登山の中では最も本格的な雪山でございました。

 とりあえず雪の感覚は確かめることができたのでこの調子で慣れていきます。

 寒いところで食べるジェラートは痛かったですが染み渡る甘さでした(笑)

 今度は普通にスキー目的で琵琶湖バレイに来たいですな。

 それではまた〜👋

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