【登山】活動記録 vol.78:六甲全山逆縦走 2023/7/16(日)

活動記録

プロローグ

polaris
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 なんだかんだ久しぶりの登山になって…なかったわ、1週間前にも行ってたわ。どうもどうも、polarisです。

 今回はみんな大好き六甲全山縦走の回。前回いったのが2021年の9月だったのでだいぶ月日が流れています。しかもあの時は受験勉強中だったからか途中で力尽きて未完だったので今回は再チャレンジとなります。

 しばらくオリエンテーリングの大会がないのでトレーニングのつもりで行ってきますがもう夏真っ盛りの暑い日々。果たして完走できるのでしょうか。

活動記録

活動記録

宝塚駅〜六甲最高峰

 さてさて、おはようございます。青空がビルの間から顔をのぞかせる気持ちの良い日曜日の朝です。

 全山逆縦走の出発は宝塚駅から。2年前も同じようなよく晴れた日だったと記憶しています。

 0700宝塚駅を出発の予定だったのですが電車を一本乗り遅れてしまったので10分ほど遅れて出発です。同行者の皆さん遅れてゴメンなさい。

 何度か通り慣れた住宅地の細い道を登山口目指して登っていきます。

 既にかなり暑く汗がダラダラと額から、身体中から吹き出してきます。やっぱこんな暑い時に低山登山なんてするもんじゃねぇよ。

 朝方こちらへやってくる時、六甲山の方は雲に隠れていましたがこの辺りではまだまだ雲の下側。

 大阪や奈良の方はすっかり晴れ渡っていて憎たらしいくらいの暑さです(笑)

 0738、登山口のそばにある塩尾寺に到着。初見じゃ読めないことで有名な「えんぺいじ」です。

 ここまでは暑く長い舗装路でしたがここからようやく登山道らしい未舗装の道になります。

 茹だるような暑さから一転、木漏れ日の降り注ぐ気持ちの良い登山道になりました。

 良い感じに風が吹いてくれるおかげで気過熱で暑さを吹き飛ばしていきます。やっぱ山はいいよ山は。

 いつもの送電鉄塔のところからの景色。見慣れた景色ですがかなり久しぶりなので懐かしく感じます。

 眺めのいいところに行くために道を少し外れるのですがなんかちょっと全体的に薮くなっていました。

 東六甲は他のエリアと違ってなだらかな登山道が続いているので過剰に心拍数をあげることなく進んでいけます。まあ、全山縦走路以外はなかなか険しいですが。

 そういえば2年前は六甲をエリア分けして解説する記事なんか書いてたんだっけ。結局無期限休止のまま現在に至っているのは内緒です(笑)

 大平山の林道に出るとまた景色が開けます。さっきより標高が上がっているので雲が近く感じます。

 それもそのはず、もう少し進んでいくとあたりが霞んでジメジメしてきました。朝方に見えていた雲の中に入ったようです。

 こんな感じで割とオリエンテーリングできそうな森が随所に見られます。東六甲だと割と斜面がなだらかですからね。

 会場から1時間半とかの誘導を許容できるなら練習会とかできるかも?流石に運営負荷がやばそう。

 2年前と比べてやっぱりなんか薮くなってるよなぁ…という印象。

 季節にもよるのでしょうけどなかなか激しく熊笹が繁茂していて一部では足元が全く見えないところも。この調子だと六甲山全体で薮くなってたりするのか…?

 0911、ようやく東六甲ドライブウェイに出ました。

 出発から2時間なので前回と同じくらいのペース。でも足の疲労はそこまでない感じかなー

 ここまで来ればひとまず山頂はもう直ぐです。

六甲最高峰〜掬星台

 0927六甲最高峰に到着です。随分と久しぶりに来たなぁ…懐かしいよ。

 夏の晴れた日の休日ともあって山頂はこの時間だというのに賑わいを見せていました。

 一軒茶屋のそばにある自販機でペプシを購入してゴクゴクと飲み干します。

 晴れてるけど南側から雲がモクモクと迫り上がってきてあっという間に視界は真っ白に。雨降らないといいけどはて…

 トレイルランナーみたく車道を走るか迷いましたがきちんと登山道を通ります。車を運転するようになって山道での自転車や歩行者の邪魔さに気付きました(笑)

 それにしてもなーんか草が元気になってる気がするけど僕だけですかね?

 天気予報を見た感じだと終始晴れっぽかったのですが割と雲が多い印象。雨が降らないといいけど。

 なにしろ今日は5Lのトレランザックで水と行動食しか持ってないエアプ装備なので濡れたくないんですよね。まあ、汗で既にグショグショなので変わらないっちゃ変わりませんが。

 1002ガーデンテラスに到着。先の一軒茶屋同様こちらでも水分を継ぎ足します。六甲は補給できるポイントが至る所にあって夏のクソ暑い時でも安心。

 さっきよりも雲が晴れてきて景色も良くなってきたので心配なさそうかな。良かった良かった。

 ゴルフ場の間をすり抜け舗装路の道をひたすら進みます。2年の間に真新しいサイクルベースや郵便局、整備され拡幅された道路などなど着実に整備されていました。

 初めて整備されてからかなり時間が経っていたはずなので改めてリニューアルされるのは良いことですね。

 もちろん三国岩には立ち寄らずドライブウェイ沿いの歩道を通り穂高湖の方へ通り抜けます。

 アゴニー坂も登るかどうか迷いましたが結局登ることに。Stravaにはセグメント?とかいう機能があって区間タイムを競うことができるとかなんとか。

掬星台〜菊水山

 何度見たか、何度写真を撮ったか覚えていないですが掬星台の標識。

 摩耶山山頂の方が10mほど標高は高いのですがあちらは展望が全くないに等しいのでこちらが実質的な山頂となっているのは有名な話。

 そして今日は夏だというのに非常に視程が長く関西空港はもちろん、その奥の金剛山地や南の方の紀淡海峡まではっきりと見渡せるほどでした。

 夏は空気が澱んで霞んでしまい全然見えねーというのが恒例だったので驚き。こういう日もあって良いですね。

 水分とカロリー等エネルギーの補給も済ませたら出発。六甲全山縦走路第三の難関を降っていきます。

 流石に初夏の連休の中日ということもあって狭い登山道は登山者で混雑していました。お互いに譲り合いながら進みます。

 1229市ケ原に到着。夏らしく老若男女たくさんの人が水遊びに興じていました。

 先ほどから日差しはカンカン照りなので全身で水を浴びている彼らがちょっとだけ羨ましい。

 日陰を選びつつ林道を登り返していきます。

 再度山の中腹にある大竜時。山中ですがなかなか立派な建物があります。

 1304鍋蓋山に到着です。何が鍋蓋なんだろうかといつも思ってます。

 ここからの展望もなかなか良いもので皆さん日陰で休んでいらっしゃいました。

 南側はかなり広く眺望が開けているので今から進んでいく道が一望できます。

 明石海峡大橋までくっきり見えていますね。夏なのにこんなに景色がいいのは珍しい。

 休憩は程々にして鍋蓋山西側の急斜面を駆け下り天王吊橋へ。

 数少ない六甲山形を南北にぶち抜く天王谷川と国道428号を高いところからオーバークロスしています。

菊水山〜須磨浦公園

 急な斜面を頑張って登り返し1344菊水山に到着です。

 朝方から天気は打って変わって晴れ渡っているのでなかなかに暑いです。

 ここは西側に展望が開けているのでさらに景色が良さげです。

 火照った体に吹き抜ける風がとても気持ちいい。ここでのんびり寝ちゃいたいくらいです。

 六甲全山縦走第二の難関を降って神戸電鉄の鵯越駅へ。

 駅前の自動販売機で水分補給しつつここからの長い市街地に備えます。バチくそ暑くて仕方がない。

 宝塚から30kmくらいにしてようやく街中なので安心かと思いきや逆に日陰が減って灼熱地獄。

 アスファルトの硬い反動で脚力を削るペースも早くなるのでなかなかに過酷です。

 市街地にポツンと孤島のように鎮座している高取山に登ります。

 山頂には赤い鳥居が並んでいて綺麗なのですがちょっと今日はパスかな〜、景色も良いんですけどね。

 なかなかに急な斜面をジグザグに降り妙法寺の市街地へ。すぐに須磨アルプスに入り最後の山の区間です。

 細かなアップダウンが増えてなかなか足と体に応えます。

 久しぶりにやってきた名勝馬ノ背。相変わらず花崗岩の脆くて険しい道のりでスリリングです。

 駅前から見渡せるような位置にゴツゴツした岩場がある山もなかなか珍しいのではないでしょうか。

 須磨アルプスを越え栂尾山の展望所へ。だんだんと明石海峡も近づいてきてゴールが見えてきました。

 ここから全山縦走第一の難関である300段階段を降ります。なんか今日はトレイルランの大会をやっているらしくたくさんのランナーとすれ違いました。

 高倉台まで降ってスーパーで最後の水分補給。キンキンに冷えたジュースを買って暑さを凌ぎます。

 降ったということはいずれ登るということ。高倉山へと数百段の階段を気合いを振り絞って登り返しです。

 長い長い階段を登り切ってなだらかにつながる斜面を進んでいくと到着するのが鉄拐山。

 ここは東側に開けた場所なので神戸の市街地や神戸空港などが良く見渡せます。

 西隣の旗振山まで到着すると海が間近に迫り淡路島も明石海峡大橋もよりくっきりと見えています。

 ここまで来れば降り基調で頑張って降り続けるだけです!

 青い海に向かって石の階段をひたすら降り続けます。この階段がなかなかに曲者で丸石の石畳なので滑りそうで怖い。

 足もなかなかに痛いけどあと少し、あと少しと頭の中で繰り返し一踏ん張り。

 そして1800ちょうど、本日のゴール須磨浦公園駅に到着です。

 もう足も体もクタクタ、スマホの充電も残り1%で死にかけです(笑)

 休憩もほどほどに列車の本数が少ないのでやってきた普通列車に乗り込み帰途につきましたとさ。

 お疲れ様でした〜

エピローグ

 久しぶりに六甲全山縦走しましたが何度やってもなかなかハードな道のりですね。42km、アップ3000は流石に体に来ます。

 それでもやはり以前よりは体の調子が全然良いことを考えるとオリエンをする中で体が多少は鍛えられているのかな〜といった印象。荷物が限界まで少なかったのもあるかもしれません。

 しばらくオリエンがないので全山縦走しましたが今回は逆走なのでまた久しぶりに通常通りの須磨→宝塚のルートでもやりたいところ。でもしばらくは暑いからやめておこうかな…(笑)

 涼しくなった秋口か冬のあたりにまたチャレンジしましょう!

 それではまた〜👋

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