【旅行】札幌OLC大会遠征2023

旅行(日本国内)

プロローグ

polaris
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 どうもどうも、polarisです。今回は札幌OLC大会に参加するために北海道まで行ってまいりましたのでその報告をば。

 ヒグマが生息しているので北海道には行きたくないなぁと思いつつ、魅力たっぷりの北の大地にいつか行きたいな〜とも思っていたので本当にようやくという感じですね。

 大会そのものは土日に固めて行われますが自分は前日入りして後泊で帰る旅程を組みました。そのほうが航空券安いからね。金はいつもありません。

本編

出発

 雨降りの金曜日の夕方、最近利用頻度が急増している伊丹空港へ足を運びます。今回も利用するのはJALです。

 雨だし揺れるのかなぁとか考えつついつものチェックインと手荷物の預けを済ませ保安検査を通過。搭乗案内が開始されるのをしばし待ちます。

 乗客を満杯に詰め込んだ737は定刻通りに出発し滑走路へ。そのままスムーズに北向きに離陸。

 雲を抜ける際は若干揺れこそしましたが雲を抜け切ったら揺れはなくなり巡行へと移りました。

 道中ちょっとでも外の景色が見えないかな〜と思っていましたが当然時刻は夜な訳で窓の外は暗闇と機内の照明の反射で何も見えず。

 函館を過ぎて新千歳空港に着陸する寸前になってようやく街の灯りと再開しました。この時北海道は天気がすこぶる良かったので遠く札幌の街灯りまで見渡せました。

 定刻で到着し機外に出たらなんとこれが涼しいことやら。関西で感じる蒸し暑さというものを全く感じません。

 これが北の大地かぁ…と感銘を受けながら手荷物を受け取り空港を離脱します。

 新千歳空港駅で札幌方面の快速エアポートに乗車しお次の南千歳駅で即座に下車。

 周りに何もない接続駅ですることといえば一つ、そうですね。乗り換えです。

 札幌方面からやってきた室蘭行きの特急すずらん号に乗り換え。JR北海道の特急列車はとても格好の良いものが多くてずっと乗りたかったんですよね。

 乗り込んだらすぐ発車…かと思いきや釧路から札幌へ向かう特急おおぞらが遅延しているようなので接続を取ってからの発車でした。

 自由席でしたが空席も目立ちゆったり座れるような感じ。座席の幅もモケットの質感も上出来でこれぞ特急という感じがしました。

 かなり多くの人が自分と同じ東室蘭までの乗車で見た感じ室蘭まで乗り通す人は少ないようでした。

 そして本日宿泊する宿は快活…ではなく、アパホテルです!

 ついにブルジョワになって贅沢し始めたか…と思われるかもしれませんが翌朝の予定のため室蘭に泊まる必要があったのですが、残念ながら快活がなくてですね…

 仕方なくアパホテルにしたという経緯だったのですが、これがなかなか想像以上に良くて特に沈み込んで優しく包み込んでくれるマットレスのおかげで最高の睡眠だった気がします。

札幌OLC大会1日目

 翌朝の予定というのは何を隠そう地球岬とエニ山の訪問でして別で活動記録を書いているので良ければご覧ください。

 朝露と汗を吸ってびしょびしょの衣類と体を部屋のシャワーで綺麗さっぱり洗い流し改めて大会会場のある苫小牧へ出発。

 快活とかだと時間を気にして入るのを躊躇ってしまいますがビジネスホテルはチェックアウトまでかなり余裕がある場合が多く場合によっては活用の余地は大いにありというような感じでした。

 チェックアウト(ケースにカードキーを投函するだけ)して室蘭駅へ。だだっ広い駅構内をのんびりとした時間が流れています。

 駅構内の広さと長大なホームが往時の鉄道の輝きを物語っていますが今となってはもう…

 それはともかく苫小牧へ向かいます。もちろん利用するのは特急、ちょっとでも貢献しないとね。

 新塗装の261系を見たときは「何だこの奇抜なデザインは…」とか思ったものですが、実物は想像以上にカッコよかった…というより単純にボディがカッコいいんですよね。

 札幌と函館とを結ぶ特急北斗号は道内の特急でも有数の乗車率を誇る…という話を聞いてこそいたのですがこれが想像以上でして…自由席は東室蘭出発の時点でほぼ満席という状態でした。

 どうせ窓側に座れないならというわけでデッキで窓の外を眺めることに。東室蘭と苫小牧の間は海沿いを走る区間が多いので景色もよく爽快でした。

 何とも形容し難いですがなんか「北海道ぽい景色」ってありますよね?よね?

 直線をエンジン唸らしてかっ飛ばし国道を走る車をビュンビュン追い抜いてゆく。JR神戸線でも似たような区間はありますがやはり「だだっ広い感」があるかないかで風情も大きく変わると思います。

 1時間ほどの乗車で苫小牧に到着。ここもこことてかつての鉄道の要衝としての存在感はどこへやら。

 簡単に10両編成を停車させられそうなホームから1両編成の気動車が出ていく様は何とも寂しい感じがしますね…

製紙の町、苫小牧

 1日目のミドル競技を終え会場のすぐ隣にある宿泊施設「TOMARO」にチェックイン。至って普通の合宿施設という感じでお値段も安くベリーグッド。

 とりあえず荷物だけデポして苫小牧駅の方へ向かいます。悠さんや築地さんとタクシー相乗りできたので歩かずに済んでラッキー。

 苫小牧といえば製紙、製紙といえば苫小牧というくらい苫小牧は製紙業で発展した街。駅からほど近いところにある工場の煙突の大きさがそれをよく物語っています。

 駅周辺はそこそこ栄えてはいるもののどうにも苦戦しているといった感じで目立った賑わいなどはありません。

 ので、自分も少し離れたイオンモール苫小牧へ向かいます。駅前とは打って変わって人通りも車通りも多くおっかなびっくり。

 廃れた駅前と郊外のショッピングモールの組み合わせは地方都市でよく見られる光景ですが道内有数の港湾設備を持つ苫小牧ですらも例外ではないのですね…

 と言いつつそんなショッピングモールで晩御飯を食べている自分…便利さには抗えません。

 何ラーメンを頼んだか覚えていませんが(たぶん味噌)美味しかったです(たぶん)。

 イオンモール近くの営業所からバスに乗り最寄のバス停まで。どこからやってきたのか学生やら若い人たちで車内は満員。

 一見すると全然人がいないように見えても室蘭といい苫小牧といい、案外たくさんの人が生活してるのだと実感します。

 宿までちょっとした距離あるかなあかん訳ですが…北海道の、それも夜の野外は怖いですね…やっぱり。

 いたとしても鹿くらいなものなのでしょうけどやっぱりコエェですわ。もちろん何事もなく辿り着きましたけどね。

札幌OLC大会2日目

 寝て起きたら次の日になっていました(当たり前)。TOMAROのロビーの様子はこんな小洒落た感じでなかなか雰囲気良かったです。

 朝ごはんもちょっとしたバイキングのようでエネルギー補充はバッチリ!

 だったのですが、オリエン下手くそすぎて普通にけちょんけちょんにやられてしまいました。ちょっとオリエンのやり方に関して見直す必要がありそうです。

 それはともかくレース後の美味しいメロンと綺麗な大会会場、何より素晴らしいテレインとコースで楽しい2日間大会でした。運営お疲れ様です!

 2時間以上もぐしょぐしょドロドロになりながら走ったので流石に温泉に入って綺麗な服に着替えたいところ。

 神大OBとその愉快な仲間の皆様と一緒に近くの老舗の銭湯感溢れるところへ。お湯が熱すぎて長時間は入れませんでしたがとても良かったです。

 特に温泉もそうなのですが、きょうび見なくなってしまった駄菓子がこんなにたくさん!入ってすぐのところにあったので驚きました。

 もちろん迷いなく100円握りしめて好きなお菓子を買い漁りましたとさ。

プチ札幌観光

 路線バスで苫小牧駅まで向かい愉快な皆さんとはお別れ。来年の札幌大会…いや、今年の北大大会でまた会えるでしょう。

 北斗は混みがちなのですずらんで一路札幌を目指します。特急課金は当たり前、JR北海道のためです。

 自由席でも何ら問題なく席を確保できたのでのんびり外を眺めていると何やら不思議な形の建物が。

 これはあれですね、アレ。エスコンフィールド。日本ハムと札幌市のケンカの末に誕生したボールパークと聞いています。

 そのままのんびりしていると気づいたら札幌に着いていました。

 流石に北の150万都市ということもあってか駅前には立派なビル群が立ち並んでいます。夕陽に照らされて綺麗だ…

 札幌に来たら何をするか、そうだね北大訪問だね。クラーク像見てきましたが想像以上にしょぼくて大志なんか当面抱けそうもありませんでした。

 それよりもこのガラス張りのおしゃれセイコーマート、これが旧帝大と非旧帝大の違いなのか…?

 そんなこんなな冗談はほどほどにしておいて札幌に来た理由はきちんとありまして、その一つがこの「秀岳荘」というアウトドア用品店のショップの訪問です。

 以前から品揃えが非常に良いと聞いていましたが、その通りで山で使う道具ならとりあえず行って聞いてみたらありそうなくらい何でもありました。

 閉店30分前になったのでそそくさと退出、今度は赤レンガテラスにあるmont-bellを訪問しに行きます。

 札幌駅もこの赤レンガテラスもガラス張りでとても雰囲気が良くちょっとびっくりしました。札幌ってこんなにオシャレな街だったんですね(褒めてる)。

 mont-bell赤レンガテラス店は地上階がザックやフットウェアなどのギア系、地下階がクロージング系と別れており店内では繋がっていない構造。

 向こうの店員さんに「この店舗ってギアしかおいていないんですね…」って話しかけて笑われてしまいました(笑)

 ほんでこれがね、赤レンガテラスの横にある赤レンガ庁舎なはずなんですが…なんとタイミングの悪いことに工事中でした()

 せっかく来たんだけどなぁとモヤモヤしますが、まあ必要な工事でしょうし諦めましょう。次の機会に見れば良いですしね。

 晩飯を何にするか迷いましたが2日間の疲れで探すのも億劫だったので赤レンガテラスのフードコートで適当に見繕うことに。

 ゑぞ食堂というラーメン屋さんがあったので味玉そばのバタートッピングを注文。普通に美味かった(語彙力)。

帰還

 快活で一泊し前々日、前日の宿との落差を噛み締めながら起床…したのは良かったのですが地下鉄の始発が劇遅なことを失念しており、特急券を買った快速エアポートには乗れず()

 仕方ないので後続の快速エアポートの指定席券を購入し直し新千歳空港へと向かいます。

 さすが北海道最大の空港なだけあってでっかいどう〜、というつまらない話はさておき朝ごはんを食べないといけません。

 でも、まだ午前7時を回ったところ…なので良さげなカフェなんかも開いているはずもなく、はてどうしたものかな〜と。

 弁当屋さんなんかは開いていたのでサーモン丼を買いました。空港で普通買うもんとちゃいますけどね…

 まあ味は至って普通のサーモン丼という感じでお値段通りでした。もうちょっとカフェとか開く時間早くならないかな〜

 食べ終えたら保安検査を通り搭乗口へ。新千歳空港の国内線ターミナルは大きな円を描くように作られているのでこうして写真に収めると面白い。

 デザイン的には面白いですが椅子の配置とか色々大変そう(笑)

 飛行機は今日も予定通りに出発。今日は生憎の曇り空ですが、先日・先々日が晴れてくれたのでそれだけで上出来です。

 この後何事もなく離陸し雲を抜け巡航に入ると珍しい現象が。

 ブロッケンです!機体の影がちょうどうまく雲に映る位置に来たことで虹色の輪が機体を取り巻いています。

 ブロッケンを見るのは昨年の8月以来なのでちょっと興奮気味になりました(笑)

 その後は特に何事もなく伊丹空港に着陸して旅はおしまいっと。

 なお、一旦家には帰ってものの1400からバイトなのでしゅっきーん、バ畜ですどうも、お疲れ様でした〜

エピローグ

 2日間大会に参加するためだけに北海道まで行って戻ってしたわけですが、楽しかったらいいんだよね何でも。

 特に自分が想像していた以上に北海道の気候が快適でこれから暑くなるであろう夏に涼を取りに行きたくなるな〜って感じでした。

 北海道には9月初頭の北大大会一連の遠征で行くことは決まってるので北海道旅の新編もお楽しみに。それではまた〜👋

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