はじめに
夏の関東遠征の最後は北東インカレ。快活3連泊の苦行の後なのでどこまで調子を維持して走れるかは分かりませんが何とかぼちぼち頑張りましょう。
今回のレースは日光不動の滝。全力で走れる状況からは程遠いのでミスを少なくする方向にプランを練って実行したい。
大会情報・成績
- 2023/8/13(日)
- 大会:北東インカレ2023
- 出走クラス:MEC
- 成績:DISQ(巡航127.8)
目標
- 90分でまとめる
- 完走する
- 巡航を上げ<ミス率下げ
- 地形の把握をポスト周辺とそれ以外で緩急つける
レッグ毎分析
△→1
- ラップタイム:2’17
- 積算タイム:2’17
- 相対値:137
- ミスタイム:0’09
- レッグ順位:11
- 積算順位:11
Plan
エイミングオフ気味に直進。
Do
概ねプラン通り。フラッグから斜面を緩く駆け降りていき正面の尾根に向かう。乗り越えた先に回り込んだらポストがあった。
Analysis
完全な直進はせずに少し巻いて行くイメージで進んだ。結構遅くなってしまったがミスタイムはそこまでついていないので序盤の調子を整えることとしては十分だったのかなと思う。
1→2
- ラップタイム:17’34
- 積算タイム:19’51
- 相対値:134
- ミスタイム:0’45
- レッグ順位:10
- 積算順位:10
Plan
小径に脱出して道に乗りオープンから平地を切る。道を植林地帯まで引っ張って尾根から救護所のある道へ。道を繋いでヘアピンの曲がりからアタック。
Do
地図をしっかり読んでプランを立ててから脱出。コンタして道に乗ったらオープンまで進み直進開始。途中の登りでゼェハァ言いつつ進むと走りやすそうな切り通しに乗ったので辿って主要道まで出る。給水を越え植林地帯まで道を引っ張って白い尾根をコンパスふって救護所付近まで進む。救護所からまた道を引っ張りヘアピンの曲がりから道を外れ森に入るが思いの外正面の斜面が急に見えて戸惑う。良く見るとポストは切り通しの分岐についておりさらに少し斜面を登ったところにあるようだ。切り通しを辿って登っていくと下草に隠れた位置にポストがあった。
Analysis
ロングレッグとしてのこなしは悪くなかったが細かいところでタイムロスがあった。給水のある道に乗る前、広い尾根の終盤に差し掛かった時にそのまま突っ切って道に当たるまで突き進めばよかったがその手前に切り通しが現れ思わずそれに乗ってしまった。走りやすいから乗った方がいいと判断したが結構な距離を走ってしまっているので突き進んで道に出てしまった方が速かったと思われる。
アタックの時切り通しがある沢に入ったのは良いがイマイチポスト周辺の状況をイメージできておらず現地に着いた段階ですぐにアタック出来なかった。現地が薮く若干切り通しを登って行ったところにあったので視認できなかったので判断が遅れてしまった。等高線を読むのが苦手なので沢のどれくらいの高さにポストがあるのかロングレッグの間にもっと読み込んでおくべきだった。
2→3
- ラップタイム:2’05
- 積算タイム:21’56
- 相対値:121
- ミスタイム:-0’07
- レッグ順位:6
- 積算順位:9
Plan
直進。
Do
概ねプラン通り。一瞬尾根と沢が逆転しかけたが現地を見てすぐに復旧。
Analysis
登りで少し速度が落ちてしまったが走り出してからはきちんと真っ直ぐ進むことができた。
3→4
- ラップタイム:2’16
- 積算タイム:24’12
- 相対値:128
- ミスタイム:0’01
- レッグ順位:7
- 積算順位:8
Plan
道を走りオープンハッチの切れるとこからコンパスを振って尾根に乗って行くイメージ。
Do
概ねプラン通り。
Analysis
差し支えなくいけた。
4→5
- ラップタイム:1’47
- 積算タイム:25’59
- 相対値:142
- ミスタイム:0’11
- レッグ順位:7
- 積算順位:8
Plan
コンタリングで2本目の尾根上へ。
Do
概ねプラン通り。コンタリングなので速度は速くない。
Analysis
恐らくコンタリングが一番早い気がするがコンタが下手くそなのでそんなに速度は出せなかった。
5→6
- ラップタイム:7’16
- 積算タイム:33’15
- 相対値:125
- ミスタイム:-0’10
- レッグ順位:10
- 積算順位:9
Plan
小径まで登り返し道を走る。鉄塔を過ぎた道の曲がりから尾根を乗り越えて傾斜変換を進む。
Do
概ねプラン通り。登ったところでコンパスを振り直して確実に進めるように方向修正したのが良かった。
Analysis
道走の区間で後半失速してしまったのでそこまで走れると良かった。
6→7
- ラップタイム:2’53
- 積算タイム:36’08
- 相対値:341
- ミスタイム:1’44
- レッグ順位:19
- 積算順位:9
Plan
コンタした先の広いテラスにある穴。
Do
脱出しプラン通りコンタを開始するが思っていたよりも傾斜が緩く登っていく形になった。広く平らな地形に出てもポストが見えず困惑していたが視線の先に送電鉄塔が見えたので間違った方向に進んでいることに気づきリロケして真っ直ぐ進むとポストに着いた。
Analysis
小さな広いピークを切るために登るのが億劫だったため横着してコンタリングしてしまった。普段からコンタリングをするときは下りすぎてしまわないように若干登ることを意識して進むので逆に上りすぎる。加えてコンパスでの方向確認を怠っていたので進む方角が90度近く変わっても気づかなかった。送電鉄塔が見えたことでリロケは素早く行えたがもっと広い尾根などで同じことが起きればリロケはもっと難しかっただろう。
今回の場合は直進した方がコンタリングよりも距離が短いので多少の登りは許容してコンパスの奴隷になった方が確実に正確に辿り着けるなと感じた。コンタリングは直進よりも距離が短く登りが少ない場合にだけ使うようにしたい。
7→8
- ラップタイム:2’32
- 積算タイム:38’40
- 相対値:135
- ミスタイム:0’08
- レッグ順位:6
- 積算順位:9
Plan
コンパスを振って大きな沢へ入り込んでいく。沢底の傾斜が緩いところに差し掛かったら右手の傾斜変換を目指して進む。
Do
概ねプラン通り。
Analysis
沢を降って行く時になんでも無いところで止まって減速してしまっているので細かいストップは無くした方が良さげ。
8→9
- ラップタイム:12’48
- 積算タイム:51’28
- 相対値:248
- ミスタイム:6’12
- レッグ順位:18
- 積算順位:11
Plan
対岸の尾根に渡って北東に伸びる細い尾根と補助コンピークを辿って道から尾根を越えた沢に入る。
Do
尾根を登って植生界から対岸の尾根に渡る。しかしどういうわけか同じ尾根上にあるT字のピークと取り違え「あぁ、ピークを向こう側に巻いて斜面を下っていけば細い尾根が見えるだろう」と思いその通りに斜面を下っていくと全く違う感じのところに。んんんと思いつつ東側の道に向かっていくと市街地に入ってしまった。萎えつつ道を北上し曲がりから大きな尾根をコンタリングし切り通しに乗り辿っていくと右手の藪の中にポストがあった。
Analysis
正直何故ピークを取り違えてしまったかわからない。が反対の尾根に乗った時点で勘違いしたピークよりは南だということがわかるのに尾根上に登って右を見た時にピークを取り違えてしまった。コンパスを振ってもほぼ並行に並んだピークなので誤認してしまったのかもしれない。尾根を目標物として設定するよりも植生界を辿って尾根に登った時点から目標の尾根に目掛けて走っていくのが安牌だったのではないだろうか。沢を切るときにあまりコンパスを意識していなかったのできっちりコンパスを振った上で向かう方向を確かめておきたい。
9→10
- ラップタイム:8’10
- 積算タイム:59’38
- 相対値:171
- ミスタイム:2’04
- レッグ順位:13
- 積算順位:11
Plan
道を給水まで走って給水から切り通しに乗り直進する。
Do
プラン通りに給水を過ぎたら尾根上にある切り通しを辿る。切り通しの曲がりからそのまま直進しようとするがズレてしまって左手に向かってしまう。その場でしばし逡巡しうーんと考えて正面の沢の形からもう少し東だと考えて傾斜変換を見て行くとポストがあった。
Analysis
切り通しの曲がりから直進しようと思ったが少し曲がったところからそのままの角度で進んでいってしまったようです。全体的に藪くて道の曲がりを確実に認識できなかった。尾根を登っているときにコンパスをきっちり振っておいてそのまま道から脱出すれば逸れなかったかなと思う。
10→11
- ラップタイム:-
- 積算タイム:-
- 相対値:-
- ミスタイム:-
- レッグ順位:-
- 積算順位:-
Plan
北側の道を走る。
Do
北側の道に脱出しようと考えていたが周囲の走者が先程来た道の方に戻って行くようなので急遽南側の道を走って向かうことへ。想定していたよりもアップダウンが多くなかなか大変だった。
Analysis
初めは北側を使う予定だったが周りに釣られて遠巻きな南側を選んでしまった。距離も増えるしアップもそこまで’変わらなかったので普通にタイムロスになってしまった。周りに釣られないようきちんとルートプランを立てよう。
11→12
- ラップタイム:19’33
- 積算タイム:1:19’11
- 相対値:-
- ミスタイム:-
- レッグ順位:-
- 積算順位:-
Plan
道を走り植生界から沢を詰めて行くように直進。
Do
概ねプラン通り。
Analysis
給水ぺな。パンチ給水パンチを徹底すること。
12→13
- ラップタイム:1’18
- 積算タイム:1:20’29
- 相対値:124
- ミスタイム:-0’03
- レッグ順位:7
- 積算順位:-
Plan
藪を巻いて尾根上を進む。
Do
概ねプラン通り。
Analysis
植生が思っていたよりもはっきりしていたので苦労はしなかった。
13→14
- ラップタイム:4’54
- 積算タイム:1:25’23
- 相対値:121
- ミスタイム:-0’15
- レッグ順位:9
- 積算順位:-
Plan
道を走って道が沢に入るところで離脱し直進。
Do
離脱をしたところまでは良かったがコンパスの振りがうまくいかず想定していたよりも北側へ回り込んでしまっていた。道の分岐でリロケしてテラス状になっているところに登ると穴にポストがあった。
Analysis
直進をするときに沢に入る前から始めてしまったので想定より少し北巻きになってしまった。道と沢の条件よりも単純に曲がりから直進するで良かったのかもしれない。
14→15
- ラップタイム:0’58
- 積算タイム:1:26’21
- 相対値:112
- ミスタイム:-0’08
- レッグ順位:5
- 積算順位:-
Plan
コンタリング。鋭い尾根の先端へ。
Do
概ねプラン通り。
Analysis
コンタリングはあまり速くない。
15→16
- ラップタイム:1’52
- 積算タイム:1:28’13
- 相対値:113
- ミスタイム:-0’15
- レッグ順位:4
- 積算順位:-
Plan
道を乗り継ぎ曲がりから尾根上へアタック。
Do
概ねプラン通り。
Analysis
脱出直後の小径が想像以上に見にくかったがとりあえず降れば道があることは分かっていたので下ることに専念した。
16→17
- ラップタイム:5’35
- 積算タイム:1:33’48
- 相対値:142
- ミスタイム:0’34
- レッグ順位:9
- 積算順位:-
Plan
沢を渡って小径に乗りピークを跨ぐようにして尾根に向かう。
Do
概ねプラン通り。少し急な沢を渡り道に乗ったら少し不明瞭なので外れないように慎重に辿る。左手に大きなピークが見えたらコンパスを振ってピークの上部を通り尾根の左手を沿って進むイメージで降って行くとあった。
Analysis
道が不明瞭で慎重に進んでいたためかそこまで速度が出ずミスタイムになってしまった。道以外のところを走るよりは流石に道上の方が速いと思うのでこれでミスタイムになるのは仕方がないのかもしれない。
17→18
- ラップタイム:4’15
- 積算タイム:1:38’03
- 相対値:150
- ミスタイム:0’38
- レッグ順位:10
- 積算順位:-
Plan
深い沢を無理やり乗り越えて道まで登り返し道を走る。
Do
沢を降っていき最下点までなんとか行くが登り返しがえぐい斜面で難儀する。なんとか乗り越えて平たいところに出るとあとは道を走って行くだけ。
Analysis
沢の対岸にある道を進んでできるだけ沢が緩いところを使って渡りたかったが対岸を見た時に道がある気配がしなかったので諦めてゴツいところで切ってしまうことに。他の参加者曰く道はあったとのことだったので探してみるべきだったか。
18→19
- ラップタイム:0’58
- 積算タイム:1:39’01
- 相対値:138
- ミスタイム:0’04
- レッグ順位:13
- 積算順位:-
Plan
道を走る。
Do
道を走る。
Analysis
道を走る。
19→◎
- ラップタイム:0’29
- 積算タイム:1:39’30
- 相対値:107
- ミスタイム:-0’06
- レッグ順位:3
- 積算順位:-
Plan
道を走る。
Do
道を走る。
Analysis
道を走る。
反省点
直進かコンタリングか
直進をするかコンタリングをするか迷いコンパスを疎かにしてコンタリングしミスタイムに繋がってしまった。すごく反省。
コンタリングはそれが最短である時にだけ使うべきで直進にすればアップがあるが短く済む場合は多少のアップは犠牲にして距離と正確性を重視すべきなのかなと思った。
今回のように近くに特徴物があればリロケできるが場合によっては取り返しのつかないツボりに繋がりかねないので反省したい。
コンパスワーク
特徴物を乗り換える時は必ずコンパスを振って大まかなポストの方向を確認した上で次の動作に進みたい。
地形だけを意識してしまうと90度転回してしまった場合でもその形状を目安にしているために気づかずとんでもない方向へと飛んでいってしまう可能性がある。
平行になっている特徴物はどうしようもないが周りの特徴物との位置関係などで活路を見出したい。
給水ペナ
まさか自分がすることはないだろうと思ってはいたがやらかしてしまった。
救護所に着いたタイミングで負傷者発生の連絡を受けて動揺していたというのもあるが単純にパンチ給水パンチの原則を守らなかったがためにペナってしまった。
DISQになってしまうと速い遅いとかの問題ではなくなってしまうので注意したい。
感想
流石に季節が季節なこともあってとんでもなく暑かったです。誘導の30分近くの間に身体中汗だくでスタート地区に立った時は死ぬかと思いました。コースとしては極端に難易度が難しいわけではなく順当に回っていくというようなものでしたが距離の長さと厚さでヘロヘロになってしまった。
特にロングは時間的な余裕も多い場合が多いと思われるのでしっかり地図を読んで進むことで必要のないロスタイムを減らしていきたい。
あと3連泊の快活遠征は流石に身体的な疲労が取れず限界なのでオリエンテーリングをするときはもっとしっかり準備をした状態で臨みたい。
テレイン自体は少し藪かった気もしなくはないが冬に入れば良さげだったので日光で合宿がある際はぜひ入りたいなーと思った。
諸情報
使用地図:不動の滝
記録・分析:Lap Center
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