【登山】活動記録 vol.89:木曽駒ヶ岳・空木岳 2024/9/12(木)-13(金)

活動記録

プロローグ

polaris
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 どうも、お久しぶりです。なかなか「登山」をする機会がなくてですね、YAMAPにもログを残せない日々が続いておりました。なんかわざわざ山に行って登山計画立ててログ取ってってすごく億劫になって来ちゃいまして(笑)

 今回はバイト先の皆さんと大人数で木曽駒ヶ岳に登りに行きます。富士山以来の3000m近い高峰な気がしますがまあきっと大丈夫。知らんけど。

活動内容

YAMAP
YAMAP

活動記録

千畳敷〜乗越浄土

 わぁ、すごーい(小並感)。木曽駒に登るロープウェイからの景色です。はい。

 木々もこんもりと生えていますが水の流れ落ちる沢は切り立って岩場が見えているのが印象的。

 という感じにお手軽バスとロープウェイにてこちら、千畳敷に到着でございます。金ブッパしたらどんな人でもここまで(標高2600m)来れるのバグすぎる。

 噂には聞いていましたがなかなか良い景色です。さすが氷河地形、夏に本場でいくらでも見たが。

 まあ、まずは腹ごしらえといかにゃなりませぬ。駒ヶ根名物といえば味噌カツ丼。無難に美味しかったです。

 この窓から南アルプスの山々が一望できるらしいですが…見えますよね?うん、見えてます。

 千畳敷のロープウェイ駅を出発しまずは乗越浄土へと向かいます。

 幸か不幸かガスっていて深山幽遠といった趣。草原のトラバース道をゆっくり歩きます。

 10分ほどですぐに乗越浄土への登りが始まります。let’s 急騰!

 冬場にはしっかり雪崩るくらいのゴリゴリ斜面を九十九折りの道で登っていきます。

乗越浄土〜木曽駒ヶ岳

 時刻は14時半、ぼちぼち雷も鳴り始める頃合いなので早めにテント場へ向かいたいところ。

 乗越浄土すぐにある宝剣山荘でちょっと休憩したら中岳の方へ向かいます。

 そこそこ登ったところで後ろを振り返ると宝剣山荘と右手に明日登る宝剣岳が見えます。

 やっぱりアルプスの景色はダイナミックで良いですね。

 中岳を越えると大きな鞍部を挟んで正面に木曽駒ヶ岳が…ギリギリ見えました()

 今日は頂上山荘のテント場に泊まるので一旦木曽駒には登らずテントを張りにいきます。

 テントを張っていざ夕飯…というところで一雨振って来ましたが雨具を着て気にせず続行。

 幸いなことに雨はすぐに止み青空も顔を出してくれました。

 日没までにギリギリ登れそうだったので片付けをして木曽駒へ。

 木曽駒の登りは特に何もなかったです。いい感じの写真もなかったんでこれで許してください。

 かかっていたガスもすんでのところで取れてくれたおかげでちょっぴりいい景色。

 南の方を見てますが左奥の方にデカい積乱雲が見えますね。これから降らないといいけど(フラグ)。

頂上山荘テント場にて

 晴れていたのも束の間、テント場に戻って就寝する頃にはまた深くガスがかかって来ました。

 一旦シュラフに入ったものの21時ごろに雷鳴で起床。気づけば土砂降りの大雨でした(泣)

 雷鳴と雷光で生きた心地がしない3、4時間がすぎると気づけば朝の3時。ちょびっとしか寝れんかった…

 どうせ寝付けない…というか暇なので起き出して朝ごはんにします。

 1時間もモゾモゾしているとみんな起き出しテントから漏れ出る光がテントを通っていい感じに。

 10張程度で綺麗だな〜と思うんですから、全盛期の涸沢や雷鳥沢はさぞ凄いんでしょうね。

 流石に晴れているのに日の出を見ないのは勿体無いので今朝も木曽駒へ。

 山頂で30分ほど凍えながら待機してようやく日の出です。朝日はええんじゃぁ。

 宝剣岳の方もスッキリと晴れていて右手眼下には雲海も見えています。

 しかも今はほぼほぼ無風。宝剣登るのにこれ以上ないコンディションです。

木曽駒ヶ岳〜宝剣岳

 朝日を浴びながらびしょ濡れのフライを頑張って畳み撤収。

 帰りの中岳は登らず巻道を通りましたがなかなかスリリングな岩場で良いですね。

 刻んでく岩場は久しぶりなのでワクワク。

 どちらかというと自分が落ちることよりも先行者が落ちてこないかの方が怖い。

 宝剣山荘で宝剣に登る組と登らない組で別れて荷物はデポ。リスクは減らしましょう。

 鎖やルートガイドのペンキなど補助はありますが落ちれば確実に死ぬので怖い。

 全く、最初に登った人の度胸は計り知れんわ、と思いつつゆっくり登る登る。

 でも先ほどからずっと無風で煽られることがないのでその点本当にありがたい。

宝剣岳〜千畳敷

 7時半くらいに宝剣山頂に到着。頂上の岩の上でポーーーず。

 誰かと登ると良いのは自分の写真が残ることですね。億劫で自分を撮る気にはなりません(笑)

 山頂で黄昏ていると(黄昏ではないが)西側にブロッケンが。大丈夫?降りで落ちない?

 22年の夏に鹿島槍で見て以来でしょうか。あの時は夕方だったのでまた違った感じがします。

 登りよりも降りが怖いのはよくある話。よく登って来たわ…と自分を褒めつつ死なないよう降りましょう。

 鎖を持つと危ないのはわかるけどやっぱ握りたくなるよね。俺も握った。

 パパッと宝剣山荘で荷物を回収して昨日の激斜を降ります。

 昨日山の上で泊まってた人はかなり少なかったので降るのが自分たちだけな一方、登ってくる人は大勢ですれ違いが大変だった。

 昨日はガスっていてなんか足りねぇな〜って感じだった千畳敷も今日はご覧の通り晴れ。

 ガスも一興ですがやっぱ晴れてる景色が一番って、そう思います。

 お疲れ様でした。疲れてないけど(笑)

エピローグ

 ロープウェイでサクッと下山。社会人の皆さんのチョイスで海鮮丼がお昼ご飯です。美味しかった。

 かねてより行かなきゃな〜と思ってた木曽駒にようやく訪れることができました。初心者でもお手軽に3000m級の山に登れる日本では類を見ない山です。

 今回は上でお酒を飲んで普通に頭痛くなったんで高山病と合わせて気を付けなきゃなと思います。山の上で飲んでもあんまいいことないしね。

 装備を揃えて気温に対応できるようになったら冬山も登ってみようかな。しばらくは無理そうですが。

 それではまた〜👋

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