【登山】活動記録 vol.54:虚無の伊吹山 2021/7/18(日)

活動記録

プロローグ

 2ヶ月半ずっと山に登らないで冷房の効いた部屋に缶詰になっていたわけですが、友人にそそのかされて山に行くことにしました。

 大山は別の日に行くしなぁ…そうだ!伊吹山だ!

polaris
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 ということで、前日に突然行くことが決まった伊吹山

 有名な山なので説明は…簡単にしておきますか…

 「伊吹山」、滋賀県と岐阜県との県境付近に位置し、滋賀県内最高峰の1377mの高さがある山。日本百名山や、花の百名山に名が挙げられる関西でも有数の人気を誇る山です。

 かくいう僕も今回で行くのは3回目。六甲以外の山にしてはかなり回数が多いです。

活動概要

出典:YAMAP
出典:YAMAP

活動記録

近江長岡駅〜伊吹山登山口

 8:18近江長岡駅を出発!

 本当は体力の温存のために近江長岡駅→伊吹登山口のバスを利用する予定だったのですが、見ての通りかなり並んでいるのでいつも通り歩くことにします。

 暑いのは嫌だけど…(気温26℃)

 まずはかつて鉄道が走っていた道、いわゆる廃線跡を歩きます。

 現在は「伊吹せんろみち」という遊歩道となっていますが、歩道にしては緩すぎる勾配と半径の大きなカーブ、脇に積まれたレールなど随所からここに鉄道が走っていたことがわかります。

 この道からは伊吹山の全容がめちゃめちゃ綺麗に見えるのでおすすめ。

 今日は曇ってしまっていますけどね(笑)

 遊歩道ということもあって車が通らないので、とても歩きやすいです。

 にしても結構暑いな…

 こちらはヤマトタケルノミコトの像。

 信仰の山としても有名な伊吹山にはいろいろ興味深い伝説があるそうです。

 詳しくは…適当に調べてみてください()

 出発してから40分、結構伊吹山に近づいてきましたが…

 上部にはかなり雲がかかっていますね。コレは虚無になりそうな予感。

 雪国だからでしょうか?信号機は薄型のものになっています。

伊吹山登山口〜3合目

 9:07伊吹登山口に到着です。

 駅から4.8km、この地点でもまだ標高は200m。既に汗だくでかなりキツいです。

 まずは1合目まで行きましょう。

 こんな感じの荒れた一本道が続きます。

 つづら折りなので幾分か楽ですが、歩きにくいわ滑るわで結構気を使います。

 今日はまだ土が乾いているだけマシですかね。

 周りは杉林になっているので光も風も届きにくいです。

 暑い…暑すぎる。

 9:331合目に到着。

 少し周りが開けたので風が通って暑さはいくらかマシになりました。

 ここから2合目まではひたすら開けた斜面を登っていきます。

 もともとスキー場があったために開けているそう。

 もちろん見晴らしは良いです。

 9:452合目に到着。

 曇っているのでまだマシですが、ここまで日陰はないので熱中症には注意です。

 振り返るといつでもこの見晴らし。

 変わり映えしないのが少し…

 そこから20分ほど歩くと伊吹山の全容が見えてきます。

 全容と言っても上部は雲に隠れているわけですがね(笑)

伊吹山3合目〜6合目

 10:143合目に到着。

 3合目周辺には野草の保全区域があるそうです。行ったことはないですが…

 冬季以外は公衆便所が開放されており、ベンチなど休憩できる場所もあります。

 少し登って振り返るとこんな感じ。

 確かにスキー場にはちょうどいい斜度の斜面ですね。

 10:264号目です。

 距離的には一応半分です。

 2合目からずっとですが、こういう樹林帯と開けた斜面が交互に現れます。

 晴れの日の場合、貴重な日陰になりますね。

 そして10:395合目に到着!

 相変わらず山頂周辺は雲に覆われています。

 展望は諦めた方が良さそうですね。それでも登りますが。

 下界は晴れているんですけどね…

 まあ仕方ありません。

 6合目避難小屋に到着。

 だんだんと傾斜がキツくなっていくのを感じます。

伊吹山6合目〜山頂

 10:566合目です。

だいたい標高1000m、距離はあと1/3というところ。

 雲を目指して登っていきます。

 ちなみにですが見ての通り日陰はありません。

 本当に熱中症には注意しましょう。

 だんだんと岩などが増え険しくなっていきます。

 登山道がつづら折りなので疲労はだいぶ抑えられます。

 1合目以降、終始眺めがいいのが伊吹山の特徴。

 しっかり琵琶湖畔まで見えています。

 11:087合目に到着です。

 距離はあと1/4ですからもう一息です。

 いよいよ雲の下端に到達。

 ここからは雲の内部へと入っていきます。

 つづら折りだということがよくわかる写真。

 これがもし直登だったらと思うと…

 こういった岩場も次々と現れます。

 斜面と逆に踏み外すと落ちかねないので少し気を遣います。

 11:238合目に到着。

 いよいよあと少しという感じがしてきました。

 ここまで登ってくると結構雲が分厚い。

 まだなんとか下界が見えていますが、雲に覆われるのも時間の問題でしょう。

 標高1300m付近で下界が完全に見えなくなりました。

 周囲の視界自体は割と効くので迷うことはなさそうです。

 山頂台地へと入りました。

 相変わらず下界は見えず真っ白です。

伊吹山山頂

 11:47伊吹山登頂です!

 なんという素晴らしい景色!

 それはまるで真っさらなキャンパスの様です!

 はい。完全に虚無です。

 しかし、これはこれで神秘的でいいかも知れませんね。

 風がえげつないですが。

 こちらが伊吹山の一等三角点。

 1377m、滋賀県で一番高い場所です。

 山頂台地はこういった柵やゲートで仕切られています。

 獣害防止だとかなんとか。

 1343mピークまで行こうと思ったのですが…

 どんどん風が強くなる上誰も周りにいないし…

 はい、怖くなったので帰ります(笑)

 まあ引き返したところで、山頂の小屋周辺以外には誰もいませんがね。

 ひとまずベンチに座って昼ごはんの用意をしていたところ…

 ん?何かおかしい様な…

 どこを歩いているのでしょうか…しかも獣害対策の柵の外ですし…

 いろいろ疑問な点が多すぎて理解が追いつきません…

 まあ、とりあえずお湯を沸かして昼ごはんにします。

 一つ目はペペロンチーノ。

 虚無に向かっていただきます。

 2つ目は…カレー…麺…

 なんで蓋破れてるんですか…

 とりあえず美味しくいただきましたが、後にザックの中を確認したところカレー粉が撒き散らされておりました()

 2、3秒だけ下界が見えたのですがカレー麺を食していたので撮れませんでした。

 待っていても晴れなさそうな雰囲気なので大人しく下山します。

伊吹山山頂〜登山口

 雲の中に降りていく感じ。

 怖いようなゾクゾクするような、なんとも言えない気持ちです。

 きょむー、きょむー。

 やはり斜面は雲で覆われています。

 しかしその曇り具合もだんだん改善されていき…

 8合目を過ぎたあたりで下界が見えるようになりました。

 登山道がどこをどう通っているのかとてもよくわかる写真です。

 13:506合目を通過。

 足早にどんどん降っていきます。

 3合目14:12に通過。

 降りは楽ちんなので急ぎ気味に。

 水分補給はハイドレーションでできますし。

 ここまできても曇ったまま。

 今日はもうダメそうですね〜

 14:312合目を通過。

 一本道なので迷う心配はありません。

 1合目を過ぎてもこんな感じで、延々と良くも悪くも一本道です。

 そして15:13伊吹登山口に戻ってきました!

 これにて登山終了!お疲れ様でした〜

 普段は駅まで歩くのですが、誘惑に負けてバスに乗ってしまいました。

 熱中症対策とでも思っておきましょう(笑)

エピローグ

 といったような感じでした〜

 本当に久々に山に登ったので良い気分転換になりました。

 これで受験勉強も捗れそうです。

 ちなみに、ザックの中にぶちまけたカレー麺、どうなったかというと…

 近江長岡駅でインナーザックだけ取り外して、その後家で掃除しました。

 本来は防水効果を得るためのモノなのですが、思わぬ使い方を発見。

 次回からはもう少し入れ方などを工夫してみようと思います。

 それではまた〜👋

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