【アナリシス】CC7 2023 オープン3走 蓼科千駄刈の森

2023アナリシス

はじめに

 オリエン秋のハイシーズンの始まりを告げるといっても過言ではないCC7。自分も去年のこの大会から足繁くオリエンテーリングに足を運び始めた気がします。

 全国各地から1000人以上のオリエンティアが集結しクラブの威信をかけて闘うわけですが、自分は今年もオープンで出走。とりあえず走れればなんでもOKです。

 とは言っても手は抜いたりしませんよ。インカレまであと一月もありませんから、当初からの目標である「エリートとして恥じない走り(基準はない)」をしてみせます。と毎回の大会で思っているのですがここ最近振るわずなんですよね…

大会情報・成績

  • 2023/9/17(日)
  • 大会:山川メモリアル オリエンテーリング クラブカップ7人リレー2023
  • 出走クラス:オープンクラス、3走
  • 成績:30/145(巡航123/ミス率15.9)

目標

  • エリートとして恥じない走り(定義曖昧)をする
  • DISQしないで繋ぐ

レッグ毎分析

△→1

  • ラップタイム:2’23
  • 積算タイム:2’23
  • 相対値:161
  • ミスタイム:0’34
  • レッグ順位:27
  • 積算順位:27
Plan

 いい感じのところで離脱して直進。

Do

 前走者の服装がいつの間にか同期Tからトリムに変わっていてすんでのところで気づいてチェンジオーバー。まだまだチェンジオーバーが連続するような時間帯だったので同じ三走の人たちについていく。

 誘導を辿っていたらいつの間にかスタートフラッグを通り過ぎていて逡巡するも前を走る人たちと自分の動きで小径を登っていると理解。手始めのレッグなので慎重に行こうと思ったが次々とみな森へと入っていくのでとりあえず追従。

 足元がハッチで見えづらく次々と現れる滑りやすい岩にペースを乱され半ば早歩きの状態。直進していくと割と離れたところからも視認できる位置だったので現認してパンチ。

Analysis

 プランはガバかったがリレーなのでついて行こうという意識を優先した。最近はスタートフラッグで一度立ち止まってプランを立ててから走るようにしているので例外的と思いたい。

 この場合だと一本降った道をオープンまで走って登るか、走った道をもう少し登った岩から直進するのが無難だろうか。小径を認識できるか怪しい。

1→2

  • ラップタイム:2’48
  • 積算タイム:5’11
  • 相対値:135
  • ミスタイム:0’16
  • レッグ順位:30
  • 積算順位:22
Plan

 道に脱出して引っ張り直進する区間を短くする。

Do

 脱出時点で足場の悪さから脳死直進はプランから外し主要道に出てそれを引っ張るプランに。池までは直進して水がないなぁとか思いつつランクの大きい道へ脱出。

 道の曲がりが終わったタイミングで直進に入り遠方に岩が視認できたため向かったらあった。

Analysis

 何も考えず直進したら遅いかなと思ったがこちらはこちらで道を走るために余分な距離があるためそこまで早くは無かったみたい。池の終わりから一気に主要道まで走ってしまっても良かったのかな。

 今改めて見るとこの辺りはハッチが薄めに描かれているので当初の想定よりは走り易いのかもしれない。実際1ポの脱出がほぼ同時だった人たちとほぼ同時に2ポに着いた。

2→3

  • ラップタイム:6’10
  • 積算タイム:11’21
  • 相対値:122
  • ミスタイム:-0’01
  • レッグ順位:16
  • 積算順位:15
Plan

 道の曲がりから脳死で直進。地形を拾って合わせる。

Do

 コンパス振って脱出し道を繋ぎ曲がりから直進開始。道を引っ張るのは流石に遠すぎるので足場は悪く走れないが外さないことだけ考える。

 切り通しと沢を拾って進度を把握。そのまま直進すると小径に当たるので尾根に登ると補助コンで描かれた尾根が割と見える。そこ目掛けて直進し越えると一面の礫地斜面。ポストは視認できなかったが下から回り込んでいくと割と上部にあった。

Analysis

 片斜面を切るタイプの直進だったので不安があったが「覚悟」を決めて突き進んだら案外普通に行けた。どうしても足場が不安なので走れずいつもの直進特有の爽快さは無かったが上手くいって嬉しかった。

3→4

  • ラップタイム:3’51
  • 積算タイム:15’12
  • 相対値:160
  • ミスタイム:0’54
  • レッグ順位:54
  • 積算順位:20
Plan

 直進基調で尾根越えを意識する。

Do

 礫地帯を脱出してコンパスを振って進み出すができることならあまり降りたくないと思い若干コンタ気味に。その過程で斜面を少し登りすぎ広い尾根上に差し掛かったところで地形と認識に違和感。

 困惑しつつコンパスを振って斜面の向きと岩石群を確認し緩い尾根に乗っていることを確認し復帰。降りつつ尾根を越えて尾根に沿っていくとポストがあった。

Analysis

 直進するプランだったのに体力の消耗を防ごうとコンタ気味に動いてしまったため地形と認識の齟齬が生まれ速度低下を招いてしまった。

 散々アナリシスで書いている気がしてきたが、直進するなら脳死で直進する。下手にコンタを組み合わせようとしない。

4→5

  • ラップタイム:6’23
  • 積算タイム:21’35
  • 相対値:134
  • ミスタイム:0’33
  • レッグ順位:39
  • 積算順位:17
Plan

 道に脱出、引っ張って曲がりから直進。

Do

 概ねプラン通り。コンパスを振って斜面を登り主要道まで出たらうねうね曲がったところをひたすら辿る。後のレッグと次の走順のために早歩きで体力は温存し目的の曲がりからは小走りで降る。

 ここも足場が悪くて非常に走りづらかったが見通しは良かったので離れた位置からでもポストが付いているであろう岩は視認できた。

Analysis

 この森は道以外の部分が走りにくすぎるので無難に走り易いところを選ぶとこうなると思う。早歩きではなく走ればもう少しタイムは縮まると思うが、それなら温存しておいて後の登りとかに備えたほうが良いのではと思ったり。

5→6

  • ラップタイム:7’32
  • 積算タイム:29’07
  • 相対値:127
  • ミスタイム:0’17
  • レッグ順位:33
  • 積算順位:20
Plan

 気合いで道まで直登し主要道を引っ張る。道の曲がりから小径に乗り換え曲がりから直進。

Do

 概ねプラン通り。主要道までの登りがキツいのなんの。足場もハッチで見えづらく不安定だしそこそこ傾斜があったり同じ方向に向かう選手で混雑していたり。

 登り切った後に直進もうっすら考えたがどうせビビって走れないならと道辿りにした。

Analysis

 もっと安定して走ることができる森なら主要道に乗った後すぐに直進を始めた方が早いと思った。

6→7

  • ラップタイム:2’31
  • 積算タイム:31’38
  • 相対値:118
  • ミスタイム:-0’06
  • レッグ順位:15
  • 積算順位:19
Plan

 主要道に向かって脱出し直進で当てに行く。

Do

 脱出して建物を目印に小径に乗り大きめの道へ。曲がりから位置を確定したら直進して森の中に突入。徐々に尾根上になっているところを登っていくとポストと観衆が見えた。

Analysis

 概ね良い感じ。脱出してからも速度を維持できているので後は登りをもう少し気合い入れるべきだったか。まだ走るから温存してしまいがちガチ。

7→8

  • ラップタイム:3’02
  • 積算タイム:34’40
  • 相対値:133
  • ミスタイム:0’14
  • レッグ順位:18
  • 積算順位:16
Plan

 ピークから直進。

Do

 誘導区間を通過後ピークから直進して降る。若干礫地っぽいところに入るとポストが見えたので寄っていくが隣ポ。おおかた溝のあたりだろうと検討つけて直進し続け尾根を横から回り込むと岩崖の下にポストがあった。

Analysis

 初動で少しズレてしまったがそのズレもうまく修正できた。隣ポに引っかかったがちょうど直進のライン上だったこともあってそこまでロスタイムを出さずに済んで良き。

8→9

  • ラップタイム:2’28
  • 積算タイム:37’08
  • 相対値:121
  • ミスタイム:-0’02
  • レッグ順位:14
  • 積算順位:14
Plan

 直進基調。多少外しても道に出る。

Do

 道に出られる読みで尾根を乗り越え直進。補助コンの尾根を越えると2連の穴の先にポストが見えた。

Analysis

 概ねプラン通り。尾根を回り込んで直進を始めるタイミングもバッチリ。

9→10

  • ラップタイム:1’04
  • 積算タイム:38’12
  • 相対値:149
  • ミスタイム:0’11
  • レッグ順位:39
  • 積算順位:14
Plan

 一旦道に出て入りやすそうなところから再侵入。

Do

 概ねプラン通り。森の中を進むよりは道に出た方が早い読み。

Analysis

 早い人はかなり早いみたいなので森の中を行った方が良かったか。

10→11

  • ラップタイム:3’14
  • 積算タイム:41’26
  • 相対値:117
  • ミスタイム:-0’09
  • レッグ順位:17
  • 積算順位:13
Plan

 直進大好き。

Do

 コンパスを振って脱出。ほんのちょっとだけ右にエイミングオフするイメージで直進して右手に国道を視認。そのままずーっと直進して不安になる頃に若干藪っぽいオープン周辺にポストがあった。

Analysis

 遠くから視認できる場合が多かったので今回もそうなのかと思ったけど想像以上に近づくまで見えなかった。直進は正確にできている自信があったので

11→12

  • ラップタイム:0’36
  • 積算タイム:42’02
  • 相対値:124
  • ミスタイム:0’00
  • レッグ順位:21
  • 積算順位:12
Plan

 短い直進。

Do

 プラン通り。電波塔が見えているので問題なかった。

Analysis

 特になし。

12→◎

  • ラップタイム:5’50
  • 積算タイム:47’52
  • 相対値:593
  • ミスタイム:4’36
  • レッグ順位:142
  • 積算順位:30
Plan

 はっしれー

Do

 はしったぞー

Analysis

 ミスタイムとか相対値がとんでもないことになっていますが、これはチェンジオーバー待ちに起因するものなので実際は70秒くらいで着いていたぽい。

反省点

プランの揺れ

 直進するとプランニングしたのにコンタをしていた、みたいな意志決定とその後の行動のズレをなんとかしたい。毎度毎度思わぬところで足を掬われている。

 たぶん体力を温存しようと無意識的に体が反応してしまっているのでプランに見合う体力をつければ改善するのか?

巡航

 道を走る区間がいくつかあったがどれも体力温存のために早歩きした感じ。もう一度走ることを考えたら温存した方がいいと思うが絶対走った方が早いので走るべき時に走れるよう準備しておかないと。そう、インカレとかね。

感想

 GPSウォッチで計測した時間は43分と15秒。このタイムだと12位相当となり自分にしては好走できたんじゃないかな〜といった感じで上手くまとめられたレースだったと思います。

 思っていたよりもはるかに走りにくくてこりゃ遅いだろうな…とか思ったりもしましたが皆走りにくかったのは同じな様ですね。トップとの差は歴然ですが(笑)

 やはり直進ができるところはきっちり覚悟を決めて直進することで自分の技術を活かせると再認識できたのでしばらくのダメダメ期間からの脱却を図りたいですね。すぐに富士での合宿があるのでそこで弾みを付けて京京立大会、インカレと調子を上げていきたいです。

 来年のCC7は岐阜の根の上高原らしいので長野より遠征が楽で嬉しい。来年こそは阪神奈で選抜チームを出して食い込んでいきたい所存です。

神大OLK/OLP兵庫

諸情報

 使用地図:蓼科千駄刈の森

 記録・分析:Lap Center

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