【登山】活動記録 vol.60:残雪期伊吹山 ’22 2022/2/28(月) 

活動記録

プロローグ

 お久しぶりです。polarisです。

polaris
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 今回は「やっちゃダメな登山」の備忘録として記録を残します。

活動概要

出典:YAMAP
出典:YAMAP

活動記録

大阪駅〜伊吹山登山口

 さて、おはようございます。本日は少し趣向を変えて登山口までの移動の様子も書いてみようと思います。

 大阪駅0554発米原行の快速に乗車します。

 使用する切符は「冬の関西1Dayパス」。3600円でJR西日本の大阪近郊区間内のほぼ全域が乗り放題となる非常にお得な切符です。

 荷物があると座れませんからね。

 2時間40分ぶっ続けで立って0739 米原駅に到着。

 先ほどの切符の区間外に出るので切符を再購入し大垣行きの普通に乗車。

 0812 最寄りの近江長岡駅到着です。左奥には伊吹山がくっきりと鎮座しています。

 今日はバスで登山口まで向かいます。

 やっぱりバスは楽ですね。

伊吹山登山口〜1合目

 長時間の移動を経て伊吹山登山口に到着しました。

 0847 登山開始です。

 早速融雪の影響か地面はドロドロ。

 伊吹山あるあるな気がします。

 チェーンスパイクが一番役立ちそうな道ですがあいにく靴のサイズが合わず…

 滑らないよう慎重に。

 雪のないところもあるのでアイゼンはまだね…だからこそのチェンスパなのですが。

 気温は低いですがかなり暑いです。

 0911 1合目に到着です。

 既に結構疲れ気味…

伊吹山1合目〜3合目

 ほぼ雪で覆われているように見えるのでアイゼン付けるか…

 結局すぐには付けずもう少し。

 だいたい皆後ろをチラチラ振り返って元気を補充。

 直射日光でめちゃ暑い。

 登ってすぐの所で下山者に遭遇。

 これより上に土の露出はないそうなのでやっぱりここから付けます。

 夏山だと2合目あたりから直登を避けて斜面を迂回しますが今日は別。

 ほとんどの人が真っ直ぐ向かって行きます。

 久しぶりの登山なのでなかなか疲れます。

 アイゼンは1年ぶりですしね。

 登れば登るほど景色はますます良く。

 ここを滑り降りたらさぞ気持ちの良いことでしょうね。

 ひたすら直登を続けて1時間。

 ようやく伊吹山の本体?が姿を現します。いつ見てもデカい…

伊吹山3合目〜6合目

 1026 3合目に到着。

 この先の休憩所でしばし休みをば。

 個人的に大好きな羊羹。

 温かな紅茶と一緒に飲むと格別です。

 食べ終わったらとっとと出発。

 体力の減少に嘆きながら6合目を目指します。

 4合目と5合目の間も直登。

 だんだんバテて休憩が多くなってきます。

 5合目の小屋は屋根まで埋まっています。

 去年と比べると差は歴然ですね。

伊吹山6合目〜山頂

 1121 6合目に到着。

 もうかなりクッタクタです。

 ここでポールからピッケルにチェンジ。

 なんだかワクワクしてきます。

 背後の景色は本当に素晴らしい。

 何度だって立ち止まって振り返りたくなります。

 冬山特有の濃い青い空。

 にしてもすごい急勾配です。

 そして左前方から転がり落ちてくる無数の雪玉を発見してようやくここで気付きます。

 今日は伊吹山に、少なくとも直登ルートで登るべきじゃなかったと。

 登る前に気づかないなんてとんだバカです。殆呆れます。

伊吹山山頂

 ひとまず風を凌げる場所まで移動。

 食事をとります。

 毎度おなじみのカレー麺です。

 疲れた後のご飯はやはりおいしいですね。

 山頂三角点はがっつり雪でデコレートされてます。

 こちらは伊吹山山頂標識。

 横から見ると結構すごいことに。

 素晴らしい展望と同時に凄まじい風です。

 風と雪の産物がそこかしこに見られます。

 エビの尻尾も然り、シュカブラも然り

 景色もほどほどにしてゆっくり下山開始です。

 あの斜面降るのか…

伊吹山山頂〜3合目

 さてさてどうするか。

 ワカンやスノーシュー持ってないし、スキー板も滑走技術もあいにく持ち合わせていません。

 ので、きた道を引き返すしかありません。

 絶対やばいじゃんここ…何で今日登ったのか…

 景色はこんなに綺麗なのにね…

 ともかく降りるしかありません。

 とにかく必死に降りて次の写真は5号目あたり。

 何とか降りられた…

 次はもうちょっと考えて来なきゃですね。反省です。

伊吹山3合目〜登山口

 気温も上がって日射もあるので結構雪にズブズブハマります。

 水も尽きたので早く下山したい…

 景色がいいのだけが救いです。ちかれた…

 雪面はずっとこんな感じでハマっては引っこ抜きの繰り返し。

 這々の体で1合目に到着。

 水分補給をして、アイゼンやら雪山用装備を外します。

 あとは林道を歩くだけ。

 登山道には氷と雪と泥と岩の絶望が待っているので、長くても脳死で歩けるこっちで。

 途中で鹿さんこんにちは。

 冬でも元気そうでなにより。

 1613 伊吹山登山口に帰着です。

 お疲れ様でした。

 バスで近江長岡駅まで移動して普通列車に乗車。

 帰りはヘルメットをなんとかザックに押し込んで座って帰宅です。

エピローグ

 雪崩の危険性が十二分にある日に雪山に行ってしまったお話しでした。

 正常性バイアスって言うんでしたっけ?大丈夫と言う慢心があったように思います。

 反省します。

 それではまた〜👋

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