プロローグ
どうもどうも、polarisです。
前回は鈴鹿山脈に遠征していたわけですが、今回も少し遠出をすることに。
遠出と言っても結局関西圏から出ることはありませぬ(笑)
今回は琵琶湖の西側に聳える比良山地の山々へお出かけ。前回と同じくフォロワーさんのおすすめでこの山域に決定です。
山頂付近はスキー場になっているとのことなのでその下見の感じで(笑)
まだまだ紅葉のシーズン真っ盛りなのでちょっと期待して行きますよ〜
活動概要
活動記録
大阪駅〜薬師滝
おはようございます。
だいたい遠征の時には必ず立ち寄っている気がする大阪駅から出発です。
窓から覗く輝く朝日が美しい✨
今日の天気が晴れだといいですね。
京都駅で東海道線から湖西線に乗り換えて登山口最寄りの蓬莱駅へ。
知っているから読めますが「蓬莱」を初見で読める人はどれくらいいるのか…
駅前にはご丁寧に巨大な観光案内板が立っています。
こうしてみるとこの辺りの平地ってすごく狭い。だからこそ湖西線の強風になるんでしょうね。
0710、稜線に向けて蓬莱駅を出発。
天気はいいのか悪いのか…判断が難しいところです。
しばらくの間静まり返った街の中を歩いて山の中へ。
朝日の差し込む薄暗い森の中は綺麗だけどちょっと不気味。
そしてこんな張り紙も…
ツキノワグマかぁ…ヒグマよりはマシですけど、出来る限り会いたくないものです。
薬師滝〜小女郎峠
0753、薬師滝に到着。
結構な迫力でこちらに水飛沫を飛ばしてきます。
ここまでは舗装されて林道でしたがここからは谷筋。谷筋は涼しくていいですけど、如何せん道が分かりにくい。
慎重に周囲の地形と照らし合わせて道を確認しながら進みます。
紅葉した黄色の葉が時折風に吹かれてハラハラと落ちてきます。
写真には撮れませんでしたが、一度大きく風が吹いた時には「花吹雪」ならぬ「葉吹雪」がみられました。
そしてしばらく進むと「ここは…どこ?」状態。
ずっと沢底を進んでいるので道が本当にわからん。
その後道を再発見し斜面を無理やりトラバースしていたところ…コケた…
小さな別の沢筋に入り込んでいた様です。尻餅ついただけなのでこのまま続行します。
沢に入って1時間ほどが経過。もうそろそろ稜線に辿り着きそうです。
背後にはようやく琵琶湖の水面が見えてきました。
小女郎峠〜打見山
0856、小女郎峠に到着。
先程までいた谷からの景色の変化に圧倒されます。
前回の入道ヶ岳もこんな感じでしたがここはもっと規模が大きいです。
稜線に木が全然ありません。どうして?
P1101を過ぎると素晴らしい光景が。すごいですね…とにかく規模がデカい。
黄金色の笹原み人のゆく道が一本…物語に出てきそうな風景です。
0915、蓬莱山に到着。
稜線上は遮るものがないに等しいのでとても風が強いです。
冬場にスキー場として使われるのでリフトがあります。
夏営業なのか、はたまた冬営業の準備なのかは不明。
そして心配なのが天気です。
晴れ間も見えていますが全体的に雲が増えてきています…雨だったら嫌だな…
でも若干暗めのこの雰囲気割と好きかも知れない。
スキー場らしくゲレンデとなるであろう部分は綺麗に整備されていて歩きやすいです。
蓬莱山と今目指している打見山の間は「琵琶湖バレイ」と呼ばれるリゾート施設になっていてロープウェイで気軽に登って楽しむことができます。
ここの斜面にゴロンと寝転がって日向ぼっこしたくなります(笑)
打見山〜鳥谷山
0938、打見山に到着です。
琵琶湖の海岸…いえ、湖岸の様子がはっきり見えます。
そしてこれが先程言及したロープウェイ。
画像じゃわかりにくいですがめちゃくちゃデカいです。120人も乗れるそうです。
せっかく来たことですし少しのんびりしていたらレンブラント光線が見えました。
曇っているときならではですけど、ここからまだまだ歩く身としてはちょっと微妙かも。
六甲にばかり登っているとこうして稜線を見ることが少ないのでいつみてもこういう景色には圧倒されます。
そしてやっぱり天気が…引き返そうかな…
そそくさとゲレンデの斜面を下って行きます。
また冬になったらここに滑りに来たい。
鳥谷山〜釈迦岳
1116、なんやかんやあって鳥谷山に到着。
天気予報見ても天気悪いし…と言うことで引き返したり、やっぱり行くか…と戻ったりね。
そのため道中の写真はございません。
振り向けば左上の方に琵琶湖バレイと蓬莱山が望めます。
スキー場のコースになるであろう場所も見えますね。
1213、金糞峠に到着。なかなかお下品なお名前だこと(笑)
個人邸にはペンキで塗りつぶされたところに何が書いてあったのか気になりますね。
1238、北比良峠です。ここは周囲が開けており割とたくさん山屋がいましたね。
テント泊市に来たときはここいいかも。風を遮るものがないですが。
一応ハイキングコースの案内看板もあったりはしたのですが…
満身創痍ですね…どうしてこうなった…
申し訳程度に国定公園であるという主張が。
かつてこの周辺には比良山スキー場があったそうですが既に廃止されてはや20年。往時の見る影はどこにもありませんでした。
釈迦岳〜比良駅
1317、釈迦岳に到着。
ここからはひたすら琵琶湖目掛けて下山するだけです。
この山の斜面の木々は紅葉しているものが多く綺麗です。
確かにここまであまり紅葉見てませんでしたからね…
所々展望の良い場所があり眼下を望めます。湖岸の描く曲線がとても魅力的。
少し下にコンクリートの構造物が見えますが、あれがロープウェイの遺構ですかね?
紅葉が綺麗だと言うこと以外には特筆すべきものもなく。
釈迦岳の南斜面は夏緑樹林と針葉樹林の混合林なんですね。
釈迦岳を出て1時間も下山すると車道になります。
あとはのんびりと駅まで舗装路を向かうだけです。
それにしても天気が耐えてくれて本当によかったです。
ずっと今にも雨が降り出しそうなくらい雲で覆われていたのでずっとヒヤヒヤしていました。
下山したら晴れるのは割といつものこと。
琵琶湖の上は晴れているけど比良山地の上は曇っている感じですな。
それにしても琵琶湖は大きいですな〜
まるで瀬戸内海かのような景色です。比良に登った後に琵琶湖岸でキャンプ…ええやん。
しばし琵琶湖岸でボーッとしたら比良駅に戻ります。
あとはここから乗り継いで帰るだけです。
お疲れ様でした〜
エピローグ
いや〜フォロワーさんがやけに比良山地を推していたのでさぞいい山なのかと想像していましたが…想像以上に良かったです。
特に小女郎峠〜蓬莱山とか北比良峠とか。ぜひテントを購入したらここにきて宿泊したいものです。
ちなみに帰りに大津京のmont-bellに寄って帰りました。
関西で最大級の店舗だとかなんとか。
それではまた〜👋
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