はじめに
新年一発目のフォレスト、テレインは昨年10月に初公開の「西教山」。
前回はM20Aだったこともありウィニングタイムを10分以上巻くという快走だったわけですが、果たしてEクラスのコースを無事に攻略することができるのか?
ICRの選抜レースらしいですしぼちぼち頑張っていきましょう!
大会情報・成績
- 2023/1/15(日)
- 大会:冬の京大部内杯2022
- 出走クラス:ME(4.7km/295m)
- 成績:48/70 1:26’06(巡行141.9/ミス率37.1)
レッグ毎分析
△→1
- ラップタイム:2’06
- 積算タイム:2’06
- 相対値:118
- ミスタイム:-0’26
- レッグ順位:13
- 積算順位:13
P:池を回って尾根に乗って進む感じ。
D:概ねプラン通り。
A:池を右からまわる案も考えられるが尾根が広いのでうまく方向を定めるのが難しそうな印象。左巻きの方がシンプルでいいと思った。
1→2
- ラップタイム:4’43
- 積算タイム:6’49
- 相対値:141
- ミスタイム:-0’03
- レッグ順位:20
- 積算順位:16
P:道を走って右手の大きな沢に入る。炭焼き窯と植生界のついた尾根を切って溝へ。土塁付近からアタック。
D:概ねプラン通り。アタックの時点でフラッグが谷底から見えず混乱ししばらく立ち止まってしまった。
A:道中は沢がぬかるんでいる以外に大きな問題点はなかった。アタックの時にポスト位置が沢にあると思っていたために下から視認できるものと錯覚(実際は尾根上にある溝)。間違っていないのに間違っていると思い込みロス。ちゃんとデフは見よう(今日はなかった)。
2→3
- ラップタイム:29’34
- 積算タイム:36’23
- 相対値:761
- ミスタイム:24’03
- レッグ順位:68
- 積算順位:63
P:直進基調。炭焼き窯から沢を伝って尾根に乗り正面の沢とその向こうの補助コンピークを見ながら直進。また大きな沢を切ったら流石にあるでしょ。
D:なんもわからん。炭焼き窯までは問題なく進んでいた(現地にフラッグあり)が、コンパスを振った時に左手が手前に向いていたためか直進が左にズレた模様。8ポの北側にある二俣の沢に挟まれた尾根上で3ポ付近に着いたものだと勘違い。その尾根の手前で道に乗っているがその先のわずかなピークを目標の補助コンピークと考えて無理やり納得したっぽい。当然ポストは付近にない上にこの時は自分がレッグ線よりも北側にいると考えていた(根拠はない)ので南進。ぶらぶらと彷徨い、靴紐は切れるわで割と本気でDISQを考え西に向かうと視界が開け田畑が見えてようやくリロケ。小ピークを伝って行ったら3ポがありました。
A:脅威のミスタイム24分、相対値760を記録。これはぁ…許されませんね。まずコンパスを合わせるところから。姿勢を低くして地図が水平になるように持ちコンパスの針が止まるのを待つ。基本動作に忠実に。また、炭焼き窯から湿地を避けて尾根に登り切った時にきちんと自分がどこにいるか確定させるべきだった。見るべき沢や自分がいるであろう鞍部をしっかり確認してから進む。この辺りは地形が複雑でわかりにくいからもっと慎重になってわからない場合は早期に戻るを徹底。彷徨う方が戻るよりも無駄に時間かかります。
3→4
- ラップタイム:2’56
- 積算タイム:39’19
- 相対値:164
- ミスタイム:0’24
- レッグ順位:32
- 積算順位:61
P:来た道を戻って8ポがついているであろうピークを目印に沢を挟んだ尾根に乗る。
D:ほぼプラン通り。
A:特にいうことはない。もっと走らないと勝てません。
4→5
- ラップタイム:3’21
- 積算タイム:42’40
- 相対値:144
- ミスタイム:0’03
- レッグ順位:26
- 積算順位:58
P:道走り。左手に大きめの尾根、右手に大きめの沢と補助コンを確認したら沢に入る。
D:ほぼプラン通り。
A:走ろう、走ろう。
5→6
- ラップタイム:5’25
- 積算タイム:48’05
- 相対値:193
- ミスタイム:1’27
- レッグ順位:35
- 積算順位:56
P:目の前の尾根を巻いて沢を渡り次の尾根。また沢を降りて次の尾根。また沢に降りたら柵を目印に捜索する。
D:概ねプラン通り。
A:前レッグで走って疲れたので歩いてました。尾根を越える以外に選択肢がないと思うので走れるといいな。
6→7
- ラップタイム:1’22
- 積算タイム:49’27
- 相対値:128
- ミスタイム:-0’09
- レッグ順位:21
- 積算順位:54
P:尾根に登って沢を切り対岸へ。まっすぐ行ったらあります。
D:ありました。
A:走ろう走ろう。
7→8
- ラップタイム:2’56
- 積算タイム:52’23
- 相対値:138
- ミスタイム:-0’05
- レッグ順位:21
- 積算順位:52
P:道を走って3ポからのメモリーを辿る。
D:メモリーは正確だった。
A:走ろう走ろう。
8→9
- ラップタイム:3’14
- 積算タイム:55’37
- 相対値:191
- ミスタイム:0’50
- レッグ順位:54
- 積算順位:52
P:道を走って分岐から左折。まっすぐ走って谷に沿ってフラッグがある。
D:アタックまでは順調だったが沢を見てもフラッグがなかったので少しばかり戸惑う。よく地図を見ると視認できる場所にはないので進んだら普通にあった。
A:今日は見えるだろう前提で戸惑っている気がする。デフと地図をしっかり読んで無駄に止まる時間を減らせるといい。
9→10
- ラップタイム:7’31
- 積算タイム:1:03’08
- 相対値:205
- ミスタイム:2’19
- レッグ順位:44
- 積算順位:51
P:沢を遡上し尾根に乗り換えたら直進してハッチ付きの沢へ。傾斜を登り切ってまっすぐ行ったらおk。
D:ハッチ付きの沢に入るまでは良かったが崖を滑り降りる時にコンパスと地図を手から離してしまい崖の中腹に置いてきてしまった(んなことないやろ普通)。60度はあろうかという泥の壁を助走をつけて登りまず地図を回収。直進をしようとしてコンパスを探したが同じところに落としたことに気づき同じように回収。踏んだり蹴ったりですわ。SASUKEにエントリーしたいかも。
10→11
- ラップタイム:1’13
- 積算タイム:1:04’21
- 相対値:147
- ミスタイム:0’03
- レッグ順位:37
- 積算順位:50
P:直進。
D:直進。
A:直進するだけなのに何故か遅い。走れ。
11→12
- ラップタイム:1’53
- 積算タイム:1:06’14
- 相対値:159
- ミスタイム:0’12
- レッグ順位:44
- 積算順位:50
P:大きく平たい尾根を巻いて沢を遡上。
D:概ねプラン通り。
A:なんか遅いんだけど。走れ。
12→13
- ラップタイム:3’50
- 積算タイム:1:10’04
- 相対値:166
- ミスタイム:0’34
- レッグ順位:46
- 積算順位:50
P:道に出て走っていい塩梅で尾根に乗ってアタック。
D:道に出るときに小径を辿っていたら少し北側に出ていた。全体的に距離も伸びたし歩いたので遅い。
A:気力があれば道までキッチリ切って行きたかった。あとは走れ。
13→14
- ラップタイム:5’46
- 積算タイム:1:15’50
- 相対値:142
- ミスタイム:0’00
- レッグ順位:36
- 積算順位:50
P:道を辿って小径に入り曲がりからアタック。
D:道走りはOK。道から外れるときにすでにフラッグが見えていたのでナビは必要なかった。
A:ちゃんと走れ。
14→15
- ラップタイム:3’12
- 積算タイム:1:19’02
- 相対値:155
- ミスタイム:0’16
- レッグ順位:38
- 積算順位:48
P:道まで降って走って小径に入る。
D:概ねプラン通り。
A:普通にもっと走るべき。また、後から見返して思ったが斜面を登って切っていくのもアリ?
15→16
- ラップタイム:2’57
- 積算タイム:1:21’59
- 相対値:167
- ミスタイム:0’27
- レッグ順位:43
- 積算順位:48
P:道に降って走って尾根に乗ってスススーっと。
D:概ねプラン通り。
A:靴紐が緩んで踏ん張れずアタックに入った時にズッコケて右脇腹を肘で強打。痛かった。
16→17
- ラップタイム:3’31
- 積算タイム:1:25’30
- 相対値:227
- ミスタイム:1’19
- レッグ順位:43
- 積算順位:48
P:正面に見える大きな尾根まで斜面を切って乗り越えたら沢にある。
D:概ねプラン通り。
A:初動で馬鹿正直にコンタしてしまったが、沢を降りながら対岸の尾根を目指しても良かったかもしれない。
17→◎
- ラップタイム:0’36
- 積算タイム:1:26’06
- 相対値:101
- ミスタイム:-0’15
- レッグ順位:2
- 積算順位:48
P:道に降りて全力で走る。
D:頑張って走った。
A:1秒足りませんでした。最後くらい走り切りたかった。
反省点
基本動作
ジュニア合宿で練習したけどすっかり頭から抜けていたコンパス直進の基本動作。地図を地面と水平に合わせて上から見てコンパスを振る。まだ体に染み付いていないみたいです。
直進は初動が肝心。森の中を沢を切りつつ直進するのは得意だから最初の段階でミスるのは勿体無いしその後の調子も崩れてしまう。
対策として正置練習を取り入れます。舞子公園の芝生でぐるぐる回っている奴がいたら多分僕です。
見える前提プランニングの修正
富士みたいに遠くから見渡せるテレインならまだしも、関西のテレインは尾根や沢が複雑に入り組んでいるので視認可能度が全然違う。ので、見えるでしょ前提プランニングをすると見えなかった時に立ち止まってしまうことに気づいた(今更)。
ポイント周辺の地図をもっと読むこととデフをキッチリ確認して特徴物のどこにポストがあるのか頭に入れて走れるようにしたい。どうやって練習すればええんや?
体力(恒例行事)
この前自分で組んだ3kmのコースは12’30でした。車止めとか障害物ありのコースだったのでトラックを誰かと走ればもうちょっと速くなれるかな?
ともかくランニングして体力の底上げを目指します。
統計情報
今回のレースは比較分析できるほど上位にいないので興味本位で作ったグラフを持ってきました。
順位変動グラフ
あまり参考にはなりませんがこんな感じ。オレンジが積算順位、青がレッグ順位です。初動は悪くなかったけど2→3で大変なことになっていますね(笑)
ツボった時のロングウォークで憔悴したのかその後はほぼ横ばいの順位ですね。10位くらいですが挽回できたので…まあヨシとしましょう。
感想
10月の朱雀OC30周年大会で楽しく走ったテレインだったのでツボりたくはなかったですが、ツボってしまいました。はぁ…
昨年末にたくさんオリエンしてちょっとは上手くなったかなーと思った矢先になめくじレースをしてしまったのでモチベ維持が危うい感じ。期末試験も近いですしね。
ただ、依然として存在する体力面の課題と激ツボりした1レッグ、多々降りかかるハプニング以外は大きなミスはなかったので反省はしやすいかなと思います。
レース後にほぼ全員参加のファシュタがありましたがその時はツボらなかったし単純な走力では大きな差がありますが不整地走なら少し希望が見えた感じだったので良かったです。
フラッグの撤収は半分以上が阪神奈でやってました。これは阪神奈が京京立を追い抜かす日も近いかもしれません(来年度以降)。
次のフォレストまでがかなり遠いので不安ですが地道にトレーニング積んでおきます。
神大OLK/OLP兵庫 横江明弘
諸情報
引用元
使用地図:西教山
記録・分析:Lap Center
コメント