【旅行】弾丸東京旅行編 その④:小田急ロマンスカーVSE

旅行(日本国内)

プロローグ

どうもどうも、polarisです。

今回も元気にやっていきますよ〜

polaris
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前回はサンライズで大阪から関東にやってきてぶらっと横浜の臨海部の観光をしました。

今回はいよいよこの鉄道旅の大本命「小田急ロマンスカーVSE」に乗車します。さまざまな理由で今年の3月11日に引退してしまうのにまだ乗れていない…

ということで、今回の弾丸鉄道旅を計画したわけです。全てはこの時のために。

前回

本編

桜木町駅〜新宿駅

それではね、桜木町駅から始めていきましょう。

駅の構内からは大量の人間が吐き出され、同時に吸い込まれてゆきます。

とりあえず07:53当駅始発の八王子行普通で横浜駅まで移動。写真はありません。

3分かそこらで電車が来るのはもはや当たり前。

しかもその全てが15両編成に満杯に人を詰め込んで走っているのですから驚きです。

田舎者の僕はそんな凄惨な状況に耐えられる気がせずどうしようかと検討。

せっかくですしグリーン券を購入してグリーン車で行くことに。

地獄の混雑を避けられるなら780円くらい安いものです。そう思えるくらいに人が多い。

次に乗るのは08:09発 湘南新宿ライン 快速 高崎行。行き先があっちこっち分散してて乗り間違えそうになります。

理由は不明ですが当該列車の案内表示も1本前が行くまで出てませんし…慣れない身には辛いものがあります。

とりあえずグリーン車に着席してボーッとしていることに。

気づいたら山手線と並走していました。ここどこ…

お次は新宿だという案内がかかったので急いで下車。

電車の端が見えないくらいめちゃくちゃ長い15両編成。ほんまおかしいで東京はよぉ…

新宿で朝ご飯

聞いたことのある駅名が3つ。どれがどれかはよくわかりません。

駅名標の色的にここにはJRだけで4路線くらい通ってそうな感じ?

ひとまず駅郊外に出て地上から移動します。

多分地下は迷宮なのであまり移動したくないです(笑)

これがあの有名な「バスタ新宿」ですか。

新宿駅の上にあったんですね。

電車の発車まで少しありますが先に切符を受け取ります。

発車15分前までなので受け取れないとまずいです。

写真は発車直前のやつです。悪しからず。

その切符がこちら。

ネットで予約だけしておいた新宿から箱根湯本までの特急券。

および同区間の乗車券です。

ちゃんと窓側の座席を、しかも丹沢や富士山が見えるCD席側。これは勝利の予感です(フラグ)

無事に切符を買って一安心したところで朝食を食べにぶらぶら。

結局地下を彷徨って京王線の駅チカにあったお茶漬け屋に入りました。

500円でご飯大盛りの美味しいお茶漬け。

喉も通りやすいですしいい朝ご飯でした。美味しかったです。

いよいよVSEに乗車

朝食も食べ終わったところでいよいよロマンスカーに乗車しに行きます。

人でごった返す新宿駅構内を駆け上がって小田急線のホームに。

既に電光掲示板には「10:00発 スーパーはこね7号 箱根湯本行」の文字があります。

新宿駅はVSEの引退に伴ってある種のお祭りムード。

あちこちにVSEの引退を惜しむポスターやメッセージなどが掲載されています。

これが最初で最後の乗車なんですね…

そして09:43ごろVSEが新宿駅1番線に入線。

おそらく乗車する方のほとんどが入線してくるVSEにスマホやカメラをむけて、その姿を撮影していたように思います。

VSEを撮影できるポイントは鉄オタ・非鉄オタ入り混じって大混乱。

どれだけVSEが愛されている車両なのかよくわかります。

側面のロゴには引退に伴う特別なステッカーが。

これが最初で最後の乗車なんですね…(2回目)

もっと乗りたかったなぁ…

もう少しだけ発車までに時間があるので先頭まで行って再び撮影。

先頭の窓枠下にもやはりステッカーが貼られています。

これが最初で最後の乗車なんですね…(3回目)

出発7分前にいよいよ乗車

…したのはいいのですがなんと僕が指定した座席には既に別の方が…

どうやら足が不自由なお婆さんのようです。

退いていただくのも酷な気がしますし、何より前方とのグループ様のようでしたからこちらから席の交換を申し出ました。何やってんだか…

電車は箱根へ

せっかく取った窓側の席をお譲りした件について、善行をやったのかもしれないと自分を納得させる気持ちと、自分で取った席を放棄したことを後悔する気持ちの半々に苛まれながら電車は出発。

やはり後悔が勝っていたのか、席には座らず3号車のデッキで外を眺めながら行くことにしました。

3号車のかつて軽食を販売していたであろうカウンターには新旧ロマンスカーの模型が飾ってあります。

座席に座っていたらこれを見ることはなかったかもしれないと思うと、あの判断は良かったのかもしれません。

ボーッと窓の外を眺める合間にも電車はどんどんと進みます。

関東の地理はよくわかりませんが結構いっぱい川が流れているんですね。

そしてその後座席に戻って検札を受けたのですが…

なんと事情を知った乗務員さんのご厚意で、先頭車の空席に座り変えることを勧めていただけました。

僕の場合受け取りの関係で予約は1週間前からでしかできないため、先頭車に座ることは初めから諦めていただけに非常に嬉しい計らいでした。

喜んで1号車に転乗し進行左の窓側の席へ。

圧倒的な大きさの窓と、窓の外を流れゆく景色を十二分に堪能させていただきました。

丹沢山地が近づいたところでより窓の大きいデッキに出て山を眺めます。

関東の山はよくわからないのですが「あのあたりがTwitterのフォロワーさんがよく登っているあの山なのかな」と見当をつけてみたり。

天気が良ければあの方向に富士山が見えているはずなのですが…

今日は残念ながら見えず。

まあそういう時もあります。

箱根湯本でお別れ

小田原に到着しここからは箱根登山鉄道線に入ります。

車体の小さなVSEが体をウネウネとくねらせながら箱根湯本へ。

先頭車だけあって周りの情景がよく見えて非常に良かったです。

箱根湯本に到着する直前、左手川沿いの木々が花を咲かせています。

桜でしょうか?梅でしょうか?沿線の思わぬ彩りです。

11:24 定刻通りにVSEは箱根湯本に到着。

1時間半に満たない短い時間でしたが引退直前に1度でも乗れて良かったです。

6年間抱き続けた僕の望みは無事達成されたのであります。

乗車券は箱根湯本までのものなので一度改札の外に出て、新たに帰りの小田原までの切符を購入します。

個人的に箱根登山鉄道の駅名標はどれもおしゃれで、それぞれの標高が書いてあるのが面白いですね。

切符を買って戻ってくるとVSEは既に折り返しの状態に。

役目を終えるその最後の日まで働き詰めです。

そしてついに11:34、折り返しの特急はこねとして箱根湯本を去って行きました。

最後にあの独特なミュージックホーンを聴けて良かったです。

17年間ありがとうVSE。

エピローグ

この記事が投稿される頃には既にVSEは通常運転を引退しているでしょうけども、我々の心の中には常にあの往時の美しい白い姿で小田急線を駆け抜けて行っていることでしょう。

なんか書いていると泣けてきました(泣笑)

最後の最後に一度乗ったきりになってしまうのは残念ですが彼の勇姿を存分に楽しめたと思います。

箱根への観光特急としての役割は次代のGSEに任せてVSEはゆっくり休んでください。

次回は…帰宅までかけるかな?というより書きたいですね。

それではまた〜👋

次回

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