【登山】活動記録 vol.27:芦屋地獄谷・万物相 2020/10/14(水)

活動記録

プロローグ

 どうもどうも、polarisです。

 今日も今日とて六甲山に登っていきたいと思います。

polaris
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 今回は初の「バリエーションルート」です。まあ、この単語を使うと偉い人たちに「何がバリルートだよ()雑魚が!」みたいなことを言われそうですがそこはご愛嬌。

 初心者にとっては鬼畜ルートですので。

 件のルートは「芦屋地獄谷」と呼ばれているところ。通常のバリエーションルートとは違って道は開発し尽くされていますが、あまりに道が入り組みすぎている所です。

 今回は万が一のために友人達とグループで入山します。

活動概要

出典:YAMAP
出典:YAMAP

活動記録

芦屋川駅〜芦屋地獄谷

 期末試験の終了後、そのまま芦屋川駅から登ってきました。

 1442、いつもの高座の滝から入山します。

 今回登っていくのは前述の通り初級のバリエーションルート。

 涼やかな滝を見て気持ちを落ち着かせましょう。

 普段はここから岩の尾根をぐいぐい登っていくのですが、今回はその尾根の西側の沢を進みます。

 沢底には土石流対策のためのワイヤーが張ってあります。災害対策は万全ですね。

 大雨で流されてきた瓦礫の脇を登ります。

 この時点でいつもと全く違う雰囲気に圧倒されます。

 進めど進めど、現れるのはいつもと段違いの急斜面ばかり。

 初級とはいいますが全然初級とは思えません。

 川底を辿ればいいのか、それとも斜面をトラバースしていけばいいのか。

 比較的安全な方を慎重に見定めながらゆっくり前進します。

 断続的に現れる小さな滝たち。

 沢登りの要領で登っているブログなども拝見しましたが、到底僕たちには不可能な芸当なので大人しく脇の斜面を巻いてきます。

芦屋地獄谷〜万物相

 50分ほどかけて芦屋地獄谷を抜けました。

 最後は若干無理やり尾根筋に出た感じでしたが脱出はできたのでヨシ。

 ならばここから楽な道が続くのかというとそういうわけでもなく。

 多くの熟練クラーマーたちに開発され尽くされた入り組んだ道を抜けていかなければなりません。

 ボロボロと崩れていく風化した花崗岩の登山道に足を取られます。

 明確な地図がないにもかかわらずあちらへこちらへと隘路が分岐していくので、進んでは戻り進んでは戻り…その繰り返しです。

 手頃な少し高めのところに出てみると不思議な景観が広がっていました。

 森の木々の間から顔を覗かせる花崗岩の突起物。

 背後を振り向くとますます奇妙な景色です。

 六甲山にこんな景色があるとは…山はまだまだ知らないことだらけです!

 岩の隘路を進んだり…崩れ落ちる急斜面を進んだり…

 とにかく歩いていて飽きない登山道です。登山道かな?

 とても眺めのいいところにたどり着きました。

 街のすぐ後ろにこんなに不思議な場所がある…みんなが知らない秘密を知っている気分になれてなんか嬉しいかも(笑)

万物相〜岡本駅

 地獄谷を抜けてからさらに50分ほどかけて六甲山の名物の一つ「万物相」に到着。

 六甲山の大半を占める花崗岩が雨や風の侵食を受けて形成された独特な地形。

 本当に不思議な地形です…どんどんと自然の造形美に魅了されていきます(笑)

 歩いているのは友人、僕は左上にいます。

 1624、万物相から少しいったところの風吹岩に到着。

 予想より何倍も時間がかかってしまいましたね…

 風吹岩は側面が大きく崩壊しているので上に登ることはできなくなっています。

 そろそろ日没が近いのでとっとと岡本駅まで下山しましたとさ。

 お疲れ様でした〜

エピローグ

 初のバリエーションルート山行でした。

 仲間と相談しながら登っていましたが幾度も道を間違えたり見失ったり…

 まだまだ鍛錬が必要なことを実感させられましたね。

 引き続き経験を積んで色々な山に登っていきたいと思います。

 それではまた〜👋

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