【六甲DB】六甲山が誰にでもおすすめできる5つの理由

登山情報

 今回が初投稿ということで、僕の一番のお気に入りの山である「六甲山」について。僕の独断と偏見で選んだ「六甲山が誰にでもおすすめできる5つの理由」について書いてみましたので、是非最後まで読んでください。

結論

 まずは結論から。

  1. 景色が良い
  2. 市街地から近い
  3. 四季が明瞭
  4. 特徴的かつ魅力的な地形
  5. ルートが豊富

 これが僕の思う「六甲山が誰にでもおすすめできる5つの理由」です。

 何故そう思うのか?さっそく本題に入りましょう!

理由Ⅰ:景色が良い

 定番の理由ですね。手始めにこんな感じ!

2021/1/1 六甲最高峰
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美しい!こりゃ絶景じゃぁ!

Q君
Q君

手始めに初日の出の画像を持ってくるのは反則では()

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そんな気は…しなくもない…

まあ、ともかく次だ!

2020/11/22 極楽茶屋跡
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大阪平野が一望できますね~

天気のいい日には金剛山あたりまでみえます

Q君
Q君

むむ?

2020/4/7 旗振山山頂
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明石海峡大橋と淡路島!

海も空も青く澄んでいていいね~

Q君
Q君

むむむ?

木々の小窓から覗く町…

シチュも素晴らしい!

Q君
Q君

おい、ちょっと待てぃ

は、はい…なんでしょう?

Q君
Q君

普通にええ写真やとは思うけど…普通じゃね?

昼間の景色は普通

 はい、化けの皮を剥ぎました。剝がれた?どっち?

 まあ、僕としても

綺麗だけど別に筆舌に尽くしがたいとかそういうわけでは…

と思っちゃいます(笑)

 友人は

普通にきれい、されど普通

と言っていましたし…

だがしかし!!

 見出し詐欺ではない!断じてない!

ここからが六甲山の本気です

夜景は日本一

2021/1/1 摩耶山掬星台

 如何でしょう?

 僕的に夜景と言えばここ、摩耶山掬星台を全力でおすすめします。

2020/12/25 摩耶山掬星台

 この記事のアイキャッチも掬星台からの写真になります。

 「山の闇~輝く街~海の闇」といコントラストが素晴らしい。

2020/12/25 摩耶山掬星台

 すぐそこまで街の灯が迫ってきており、まさに「絶景」と呼ぶのにふさわしい景色でしょう。

 この美しさから日本三大夜景に選ばれ、巷では「1000万ドルの夜景」と評されます。

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掬星台には神戸に来たら絶対に行って欲しい!星も見られますよ。

 普段から景色が良い上、夜景は日本一と言っても良いくらい、まさに絶景

理由Ⅱ:市街地から近い

 六甲山の大きな特徴の一つです。

直線距離で近い

 実際にgoogle mapなり地理院地図なりで見ていただければわかるかと思います。

 六甲山における最もメジャーな2つのピーク「摩耶山掬星台」と「六甲最高峰」はそれぞれ市街地の端から2km、5kmしか離れていません。

 なんといっても六甲山の麓に存在するのは全国第6位の人口を誇る150万人都市、神戸ですから。

 これだけの近さはそう無いのではないでしょうか。

Q君
Q君

札幌には手稲山があるし京都にだって比叡山や愛宕山があるじゃない?

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ま、まあ…それは…そう…

しかし、それだけではないのだっ!

囲まれてて近い

 何を隠そう六甲山は四方を公共交通機関、ことに鉄道で囲まれているのです!

青色がJR西日本赤色が神戸電鉄という私鉄、そして紫色がマルーン色の車体でおなじみの阪急電鉄です。そして薄い緑色で囲った部分が六甲山になります。

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どう?こんな立地の山なんてそうそうないでしょ?

Q君
Q君

いや、囲まれてない部分あるじゃねぇか()

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そ、それは…確かに…細かいことは気にするな!

Q君
Q君

囲まれてるってそんなにいい?山って感じしないんじゃない?

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全然そんなことないから大丈夫!遭難者数も全国有数?なくらい()

アクセス抜群で近い

 直線距離でも近いし、鉄道で四方を囲まれている…だけではない!六甲山は公共交通機関でダイレクトにつながっている山なのです!

  • ケーブルカー・ロープウェイ(オレンジ)
  • 六甲山上バス(水色)
  • さくらやまなみバス(ピンク)

 先ほどの地図にちょこちょこと書き足した略図になります。とりあえずここでは3つだけ!

 図からもわかる通り六甲山の山中をがっつり南北に縦断しています。路線沿いに多数の登山口があるので利便性は非常に高いです。

 急なルート変更や緊急時のエスケープにも非常に役に立ちます。

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マイカー移動が出来ない僕は六甲山の利便性の良さにいつも助けられています。

 ちなみに、「そんなに街に近くて山って感じするの?」という心配を抱いた方、全くの杞憂です

 保養地として開発されている場所は山上であっても街の様相ですが、それ以外の大部分にはしっかりと自然が息づいています。

 「森林浴の森100選」や「ひょうごの森100選」などに六甲山からいくつものエリアが選出されている、といえばそんな心配も少しは解消できるのではないかと。

 街に近く、公共交通機関の充実もあって多種多様な恩恵を受けられる

理由Ⅲ:四季が明瞭

 続いては「四季」について。

 実は六甲山、都市にほど近いにもかかわらず非常に明瞭な季節の変化を見ることができます。

 季節ごとに写真とその軽い解説を添えて各2枚ずつご覧いただきましょう。

春の風景

 では、まずは春から。

2020/4/6 須磨浦公園

 こちらは須磨浦公園という場所です。六甲山系の西端に位置する須磨浦公園では神戸市で最も多い本数の桜が植えられているといわれています。

 春になると沢山の人々で賑わうスポットです。

2021/2/28 保久良神社 提供:Betelgeuse

 ところ変わってこちらは六甲山南部、岡本の保久良神社。

 江戸時代の句に「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」というものがあるように、昔から梅の名所として人々に親しまれています。

夏の風景

 続いて夏の風景。

2020/8/6 再度公園 修法ヶ原池

 こちらは再度公園です。読みは「ふたたびこうえん」。夏の写真に困ったのでとりあえず緑多めのものを選びました。僕が六甲山で最もお気に入りの場所です。

2020/8/16 菊水山山頂

 こちらは菊水山山頂(459m)に設置された温度計です。東屋の日陰に置かれています。読みにくいですが、33.5度を示しています(参考程度に)。

 ここで言うべきかどうか…とは思いましたが一応。

 実は夏の六甲山登山は文字通り「死の危険」があるのであまりお勧めできません。

 「自然のクーラーで六甲山上は涼しく快適に~」とか言っている記事は(時と場合によるとは思いますが)過信しないほうがいいです。

 くれぐれもお気をつけて。

秋の風景

 どんどん行きましょう!次は秋です。

2020/11/22 神戸市立森林植物園

 六甲山の北西部に位置する神戸市立森林植物園のメタセコイア並木です。メタセコイア並木といえば滋賀県高島市のものが有名ですが、こちらのものもなかなかに美しいです。

2020/11/22 神戸市立森林植物園

 同じく神戸市立森林植物園の紅葉です。秋になるとここだけでなく、六甲山中が鮮やかな赤や黄色に染め上げられていきます。

冬の風景

 さて最後は冬です。

2021/1/1 六甲最高峰

 こちらは六甲最高峰の碑です。冬になるとすぐそばが瀬戸内海の六甲山でも雪はちゃんと積もりますし、実はスキー場もあったりします。

2021/1/17 七曲滝 提供:Betelgeuse

 最後はこちら!七曲滝です。冷え込みがしばらく続くと現れる「氷瀑」というもので、毎年この氷結具合がニュースになるくらい神戸の風物詩になっています。

 半世紀前にはアイスクライミングもできたとかなんとか…

 冬になるとこうした景色を求めて、普段は静かな「裏六甲・アイスガーデン」と呼ばれるエリアが賑わいます。

春夏秋冬すべてが揃っている

 春夏秋冬、4つの季節の二コマを見ていただきました。

 

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どの季節もそれぞれ違った魅力があってイイ!

個人的には冬が大好きです。

 都会のすぐ裏でありながら、四季を十二分に堪能することができる

理由Ⅳ:特徴的かつ魅力的な地形

 続いては「特徴的かつ魅力的な地形」。ここでは個人的に心惹かれる写真を3枚ご覧に入れましょう。

須磨アルプス・馬の背

2020/10/25 須磨アルプス

 六甲山系の中でも人気の高いスポット須磨アルプス・馬の背です。風化した花崗岩が続くスリルのある場所です。北側は特に切れ落ちています。

 ごく普通の住宅地の裏にこんな地形があるというのですから驚きです。

万物相(ピラーロック)

 こちらは万物相(ピラーロック)です。風化の進んだ花崗岩群です。

 呼び名に関して「万物相」と「ピラーロック」とを区別するかしないかで議論があるようで…

 僕はここら一体の奇岩たちをまとめて「万物相」と呼ぶことにしています(解釈範囲が大きすぎて怒られそうですが)。

 こういった、岩がにょきにょきと生えている光景は何とも奇妙です。

赤子谷ゴルジュ

 赤子谷ゴルジュと呼ばれる場所です。「ゴルジュ」というのはフランス語で「のど」を意味し、切り立った岸壁に挟まれた峡谷のことを登山用語で「ゴルジュ」といいます。

 画像だとどうしても迫力に欠けますが、実際に赴くとその静けさと神秘的な雰囲気に圧倒されます。

実はまだまだあります

 そうなんですよね。実は六甲山のオモシロ地形はこんなものじゃなくて

  • 菊水ルンゼ
  • 芦屋ロックガーデン
  • 蓬莱峡
  • etc…

 といったように延々と尽きないのです(笑)

 ですので今回は先の3つだけのご紹介でした。

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もはや低山ってレベルじゃねぇぞ!

 特徴的で奇妙な、それでいて興味をそそられる様々な地形たち 

理由Ⅴ:ルートが豊富

 最後はこちら!「ルート」に関して!

出典:YAMAP

 とりあえずYAMAPの地図を貼ってみました。様々なコースが縦横無尽に存在しているのがよくわかるかと思います。

2020/8/9 紅葉谷

 せせらぎの響く小川

2020/6/21 布引の滝(雄滝)

 大小さまざまな滝

2021/3/17 東お多福山高原

 ススキたなびく高原道

2021/1/31 万物相

 風化した岩稜

 こういった様々な顔で登山者を出迎えてくれます。

 また、高い技術が必要な「バリエーションルート」から、ごく歩きやすい「初心者コース」までが近いエリアに密集して存在しているから驚きです。

 ヤマレコなんかを見ていると

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そんなところ行けるの!?マジ!?

 と思うようなことは日常茶飯事です。

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地元の人やイノシシなどの野生動物が作った「道ではない道」には要注意です。

 山域全体にわたって張り巡らされた登山道、その様相は様々で登山者を飽きさせない

結論

 ということで、ここまで5つの見出しでいろいろお話ししてきたわけですが、いよいよ結論です。

  1. 普段から景色が良い上、夜景は日本一と言っても良いくらい、まさに絶景
  2. 街に近く、公共交通機関の充実もあって多種多様な恩恵を受けられる
  3. 都会のすぐ裏でありながら、四季を十二分に堪能することができる
  4. 特徴的で奇妙な、それでいて興味をそそられる様々な地形たち
  5. 山域全体にわたって張り巡らされた登山道、その様相は様々で登山者を飽きさせない

 ということで、以上の5つが僕が思う「六甲山が誰にでもおすすめできる5つの理由」になります。

終わりに

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 如何でしたでしょうか?

 この記事で僕のホームである六甲山の魅力が少しでも伝わるといいなと思っています。

 こういった記事を書くのは初めての経験ですので誤字脱字、文法全般など至らない点があるかとは思いますが、優しく指摘していただけますと非常に嬉しいです。

 質問やご意見がございましたら、お気軽にコメントしていただければなと。

 是非次回の記事も見に来てください!

 それでは~👋

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