プロローグ
どうもどうも、polarisです。今回は大学の授業の休講を利用して愛媛県の松山にある低山に登りに行っていきます。
まあ、この山にどうしても登りたかったというよりはJALのスカイメイトで松山に行くのでついでにどこか登りたいしちょうどいい場所はないかな〜みたいな感じで探していたらヒットしたって感じです。
そろそろ気温も爆上げしてきて登ると汗でびしょびしょになってしまう季節ですが元気にやっていきましょうか。
活動概要
活動記録
梅津寺駅〜岩子山
おはようございます。伊丹空港からスカイメイトで松山に飛んできました。
空港からバスと地鉄を乗り継いで海沿いの駅梅津寺駅にやってきました。
1036、海岸沿いの山々登っていきましょう!
住宅街の間を縫って裏山へ向かいます。
写真に写った空の色を見ていただいたら分かる通りめちゃくちゃ暑いです。6月でこれですからね…夏はどうなることやら。
四国の、しかもメジャーな山ではないということで案内標識があるとは期待していなかったのですがどんなところでも近所の山に登る人はいるようで、足元にお手製の標識がありました。
畑の間の葛折の砂利道を登っていきます。
ある程度登ったところでふと振り返るとあらいい景色。
詳しくは知りませんが梅津寺駅の周りは何かのドラマのロケ地だったようで結構良い景色の場所みたいです。
尾根道に入ると左右の木々が迫り出してきます。直射日光が刺さったままだと暑くてたまったものじゃないのでありがたい。
流石に低山らしく踏み跡が薄いのでピンクテープを適宜利用しながら慎重に登っていきます。
大きめのピークを登るか巻くかの選択…せっかくなので登りましょうか。
ここまで全然普通の道が続いているので案外なんとかなるかもーって感じ。
なんか急に岩場のゴツゴツした道になりましたーーぐえーー
落ちそうな感じでは全然無いので良いですがコロッと道が変わるとちょっと驚きます。
頂上に着く前に振り返った景色がとてもよかった。
正面に見えるのは松山の沖合に浮かぶ興居島、奥にもたくさんの島々が浮かんでいるのが見えます。瀬戸内海って感じでほんとにいい景色です。
岩子山〜経ヶ森
1056、岩子山に到着。
山頂は木々に囲まれて特に何も見えないです。山頂にありがちな小さな祠のようなものがありました。
今日はあんまり時間がないのでそそくさと緩い尾根を降りていきます。
のんびりふんわり歩いているとクッソどでかい警戒色のブツが横切り背筋が凍ります。ヒエェ…
以前親指くらいのオオスズメバチを見かけましたが、先ほど視界に映ったのは明らかにそれ以上あるヤツ…嫌な季節ですね…
蜂には昨年の裏六甲で追いかけ回されたトラウマがあるので勘弁してほしいです…
木がまばらに生えた斜面を登っていき山頂手前に差し掛かると大きな岩がゴロゴロと転がるような場所になります。
こういう山の比較的高いところにある岩ってどうやってここに来たんでしょうね。
なんかよくわからんけどでっかい銅像が鎮座しています。
何で持ってきたか知りませんがわざわざここまで持ってくるとは…すごいですね。
経ヶ森〜白石ノ鼻
1103、本日の最高峰である経ヶ森に到着です。
ここも相変わらず周囲が木々に囲まれているので下界の景色は見ることができません。
やっぱり時間がないので山頂での時間は程々にそそくさと進んでいきます。
分岐を右手に行くとお遍路で巡るお寺の一つがあるらしい。そこから登ってくるのがメジャーなんだとか。
三角点を横目にどんどん進んでいきます。
三角点といえば山の山頂についているイメージですが案外全然そんな事はなくて適当なところであれば設置場所は限られないみたいですね。
道幅も広いし踏み跡もしっかりしているし、思っていたよりも全然ゆるゆるな登山道ですね。
なんなら六甲のマイナールートの方がヤバみがあるくらいです。
ひたすら特徴のない尾根道をずーっと進みます。ピンクテープもあるし全然迷わないですね。
ようやくこの辺りでおばちゃんとすれ違いました。四国の低山なんで当然っちゃ当然ですか。
前方にずいぶん明るい場所があるな〜とか思ったら普通に車が通れそうな道路に出ました。
よく考えたらこれくらいの山なら道路くらいあって当然ですね。
軽トラの上でトランペットを吹いている謎の人を横目に見つつ舗装路を進んでいくと視界が大きくひらけます。
いや〜よきよき。先ほどと同じで多島海らしい景色。天気の良さも相まって素晴らしいです。
果樹園を眼下に見ながら正面に広がる瀬戸内海と島々を眺め。弾丸旅行でしたが来てよかった。
正面左手に見えているわりかし綺麗な形の山はどうやら小富士というらしい。本当にみな富士山好きですね(笑)
ここら辺まで歩いてくる人はどうも少ないようでふんだんに草木の香りを浴びて下っていきます。
藪を抜けると整備されている雰囲気があったのでここだけ突破すれば大丈夫ですね。
最後の最後なかなかえげつない斜面を降らされましたがロープと木々の根っこを掴んで滑り降りました。
確かにこの雰囲気だと全然登山道があるように見えないですから登る人も少ないんでしょうかね。
県道に出ると眼前には一面の海が広がっていました。やっぱ山も好きだけど海も同じくらい好きです。
真ん中ら辺にポツンと小島がありますが犬ノ頭島とかいうらしい。ちょっと物騒な名前ですね(笑)
白石ノ鼻〜高浜駅
湾の端から突き出したところにあるのがこの「白石ノ鼻」というところ。
県道脇の小さな開口部から海岸に向かって降りていきます。
「白石」の名の通り真っ白な岩が鎮座しています。どうやってこうなったんだ…という感じの岩ですけどもね。
自分より遥かに大きな岩が絶妙なバランスで乗っかっているので今にも落ちてきそう。
鳥居と小さな神社もあります。海の目の前にあるところは以前赤穂で訪れた伊和津比賣神社と同じですがこちらは波飛沫が飛び散る本当の海沿いにあります。
台風の日とかは普通に高潮でダメージ受けそうな感じですけど大丈夫なんでしょうか。
波打ち際に佇んでしばしのんびり。大阪湾の水はクッソ汚い汚水ですがこちらは南国ほどではありませんが透明感のある綺麗な(綺麗に見える)海水です。
まさにこれから夏だぞ、と言わんばかりの景色です。海水浴に行きたい人生だった。
波打ち際は程々にしてそろそろ帰りましょう。なにしろ直射日光かでめちゃくちゃ暑いですから。
10月あたりにロードバイクでまたここまで来たいですね。
松山周辺の港湾には頻繁に各地からの船が発着しているようなので旅客船と思われる船があちこち往来しています。
中には小倉まで行く便もあるそうなので九州までの船旅と組み合わせても面白そう。
相変わらずいい景色な高浜海岸です。こんなに暑いと無性にざぶざぶ入って行きたくなります。
釣りをするにも良さそうなところで是非ともまた来たい。
こちらは松山観光港、先ほど言及した小倉行きの船が発着しているよう。
暑すぎたので涼みにちょっと入りましたが売店とか色々充実していて良さげでした。
高浜の海沿いからが一番興居島を綺麗に見られそう。今日は時間がないので行きませんが船で渡って小富士にもいつか登りたいな。
行きたいところに行くとまた行きたいところが増えてしまうので良くない(笑)
1222、伊予鉄高浜線の高浜駅に到着です。
まさに地鉄の駅といった感じで古い売店と改札にゾクゾクします。近代的で綺麗さっぱりした駅も好きですがこっちもなかなか良い良い。
って感じで登山はおわり!
エピローグ
弾丸で松山まで来てからの登山だったのでザックは普段用のやつでしたが、全然なんとかなりますね。そりゃそうか。
途中で見かけたオオスズメバチが怖すぎて終始ビクビクさせられましたがあれ以来出なかったので良かった良かった。マジで蜂は嫌い。
登山道からの展望はそこまで良くなかったですが海岸沿いの県道は見どころたっぷりの景色抜群なので是非行ってみると良いかもです。
松山に行った話はまた後日投稿しますのでしばしお待ちを。それではまた〜👋
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