プロローグ
どうもどうも、polarisです。
今回はまたいつも通り登山に行ってきました。最近登山に行かずオリエンテーリングばかりしていたので随分と久しぶりに感じます。
さて、今回は長野県の富士見高原リゾートで行われるインカレに参加・観戦しに行く前に東京に寄り道して陣馬山と高尾山を縦走しに行こうと思います。
高尾山といえば東京、いえ日本で一番登られている山ですが果たしてどのような山なのか、見て来たいと思います。
活動概要
活動記録
藤野駅〜陣馬山
さてさて、おはようございます。
夜行バスで大阪から東京までやって来てそのまま神奈川県の山奥、藤野駅にやってまいりました。
平日だというのに高尾駅からも多くの乗車があり普通に混雑していたのが意外でしたね。さすが関東圏です。
0731、藤野駅を出発。
中央本線を踏切で渡って山をぶち抜く細いトンネルへ。狭すぎぃ!
乗用車ならまだいいですけど、中型トラックとかが通ると風と音がすごくて恐ろしいです(笑)
トンネルを抜けると…そこは…紅葉の山々でした!いや〜いいですね。本日は晴天ナリ!
秋晴れのスッキリと晴れた空、秋のツンと冷たい空気。もうすぐ秋も終わってしまいますがやっぱりいい季節ですね。特に低山ハイクには最適です。
谷底の道路を抜けて斜面にへばりつくようにできた集落へ。細い舗装路をうねうねと登っていきます。
石垣が石積みでできているところに風情を感じますね。普通に歩いている住民の方もいらっしゃるので静かにささっと通り抜けます。
集落の上まで登ってきて南を向くとおそらく丹沢と思われる山々が見えています。
いや〜いいですね〜関東といえば都会のイメージが強かったですがこんなに奥深い山があったんですね。
舗装路を抜けて山道に入ると走るのに楽しいなだらかな樹林帯が姿を表します。
道も安定していますし一気に標高を上げなければならない急登とかもないのでラントレには良さげなトレイルですね。
関東に移住しようかな〜?
標高650mくらいになるとところどころ視界がひらけてくる所があり、谷を挟んで北側の紅葉した美しい斜面が見えてきます。
あの稜線もいいな〜走りたいな〜
陣馬山の直下になると樹林帯を抜けて一気に視界が開けます。
こちらは雲取山や甲武信ヶ岳方面の景色。いや〜どこまでも山が続いていくこの景色。本当に関東なのか疑いたくなってしまいます(笑)
陣馬山〜景信山
0848、陣馬山に到着です。
前々から写真で見たことのあった例の馬の像。想像していたよりはずっと小さかったので驚きです。
それにしてもこの馬に見えない形は誰がデザインしたのか…
そしてようやく「あの山」が姿を表しました。山頂周辺がうっすらと白く冠雪した富士山です。
いや〜こんなにスッキリ綺麗に見えるものなんですね。
この前河口湖に行った時は天気がまりよくなくてほとんど見ることができなかったので実質初富士山です(笑)
東京圏からアクセスも良くて富士山も見えて遠方の山々の景色も良い…
これは登らない理由がないですね。ちょっと無茶して登りに来てよかったです。
ちょっとばかし景色を堪能したらとっとと出発です。
ここからずっと降りが基調で所々現れる小ピークも何故か巻道がついているのでそっちを足早に走り抜けます。
しばらくいくと明王峠。先ほどの陣馬山といい山小屋があるのは安心できますね。
突然現れた謎のオープン。伐採か何かをしているんでしょうかね?
オープンの中と少し外れた藪の中に並行するように登山道が走っているのでどっちを進めばいいのか戸惑いました。
まあ、周囲の人を見た感じだとどっちでも良さそうな感じでした。
0922、本来経由する予定はなかった堂所山を通過。
どこかで見たことのある山頂碑。この近辺のトレイルが丁寧に整備されているのが分かります。
堂所山から折り返して縦走路に戻り整備された急坂を登っていきます。
この辺りからぼちぼち階段が出現。やっぱり歩幅が段差と合いにくいので階段は嫌いですね。
景信山〜小仏山
0950、景信山に到着です。
読みは「かげのぶやま」なんですね。ずっと「けいしんざん」と呼んでいました。
こちらは八王子方面の山々でしょうか。関東の景色については詳しくないのでなんとも。
しかしまあ、地平の果てまでだだっ広い平地が広がる光景は関東平野ならではですね。
丹沢の山々を超えた先には相変わらず富士山が顔を覗かせています。
物品を販売している小屋もあるので何か買って富士山を眺めながら食べるのも一興ですね。
ヤマノススメや鬼滅の刃の聖地にもなっているようでアニメ関連のポスターが掲示されています。
スタンプラリーをやっていると書いてありましたが、がっつり期限切れでがっかりした覚えがあります(笑)
南向きの尾根を下って小仏峠へ。
中央本線も中央自動車道もこの小仏峠を長いトンネルで潜り抜けていきます。車の姿は見えないのに遥か下から自動車の騒音がここまで届いてきます。
小仏峠を越えるといよいよ道もさらに整備されていて高尾山の山域に入ったという感じがします。
この平板を地面にめり込ませたタイプは普段見る階段と違って結構歩きやすいですね。
小仏山〜高尾山
1022、小仏山(小仏城山)に到着です。
山頂の開けた部分の端にポツンとあったので探すのに苦労しました。
ここに至るまでの紅葉も秋めいていてなかなか良かったですが小仏山の山頂の紅葉は格別です。
木々がはっきりと赤色と黄色に色づいていてまさに紅葉という感じですね。
ちょうどお腹が空いてきた頃合いだったので城山茶屋でラムネとなめこ汁を注文。
ラムネはビー玉を押し込むタイプで風情があって良いですね。
なめこ汁も具は豆腐となめこだけですが少しとろみがあり味も濃すぎず薄すぎずなのでとても飲みやすく美味しかったです。
軽食を食べ終わって富士山を見ると小さいながら富士山に笠雲がかかっていました。
スッキリ晴れた青空が背景の富士山も良いですが、小さな笠雲を髪飾りにした富士山も良いものです。
あまりウダウダしていてもしょうがないのでとっとと高尾山へ。
ところどころオレンジ色と白色のフラッグが見受けられますが、やっぱりパーマネントコースか何かがあるんでしょうかね?
流石にこのあたりになって来ると陣馬山とは打って変わって人がたくさん歩いています。
追い抜いて走り出してもすぐ足止めを喰らうので大人しく歩きましょう。
途中の展望台で富士山を見返すと笠雲がちょうど山頂の周辺に移動していました。
どうせなら河口湖にいた時にこの景色が見られたらよかったのに…
最後に何段あるかわからない石の階段をえっちらおっちら登り切ったらついに高尾山の山頂です。
最後の最後にこの登りが来るとは想定していなかったのでかなりキツかったです。
高尾山〜高尾駅
1101、ついに高尾山に到着です。
山頂碑で写真を撮るために少しばかり並ぶのは六甲でも一般的なことですが4方向から写真を撮っている光景にはかなり驚きました。
山頂はご覧の通り老若男女でごった返しています。
一般の登山客から遠足に来ていると思われる中学生、外国人観光客まで人の層は様々です。
神社だかお寺だかが山頂から西にいくつかありますが、どこも人だらけでとても参拝する気になりません。
金曜日だというのにどうしてこんなに人が多いのか?謎です。
明日のインカレでお土産でも渡そうかと思ってかりんとうを5袋ほど購入。
いちごや梨、栗などいろいろな味がありとても美味しいものです。
結局お土産として大人数に配るには微妙だったので全部自分で食べてしまいました(笑)
この辺りはもはや普通の街と変わらない観光地なのでしょうが、それでもやはりこの人の多さには驚きを隠せません。
服装も登山をするという格好をしている人はむしろ少なく、いかにも街着といった方が大半です。
ケーブルカー乗り場もリフト乗り場もスルーして舗装路の終点まで行くと大きな大きなイチョウの木がございます。
空の青色とイチョウの黄色のコントラストが最高です。
高尾山域は全体的に紅葉が見頃でとても気分良く歩けますね。
舗装路を外れて高尾駅へ向かって伸びている尾根を降っていきます。
これがけっこう急傾斜なのと片手にお土産を持っているので降りにくくて仕方がないです(笑)
下山にかかった時間はそれほどでもなく程なくして1156、高尾駅に到着です。
東京近郊の駅らしからぬ出立の駅舎ですが改札は近代的な自動改札機になっていますね。
それではお疲れ様でした〜
エピローグ
今回は遠征…というほどの遠征ではありませんでしたが、東京近郊の有名な陣馬・高尾を縦走して参りました。
高尾山域は結構人の数も多くてあまり好きな感じではありませんでしたが、小仏山より陣馬山側は人も少なく極端なアップダウンも少ないのでとても走りやすい上に富士山も望める非常に良いトレイルだなと感じました。
高尾駅からは新宿・東京まで一直線に走っていく中央特快が約15分に1本走っているようなので非常に便利です。
藤野駅から乗車しようとすると本数が一気に減少してしまうので陣馬→高尾の方向に縦走すると都合がいいように思います。
それではまた〜👋
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