【登山】活動記録 vol.62:リハビリ湖南アルプス 2022/4/10(日)

活動記録

プロローグ

 さてさて、どうもこんにちは。polarisです。

 今回も引き続きリハビリ登山やっていきましょう!

polaris
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 まだまだ体力も脚力も戻らないので今回もやはり短めでやっていきます。

 今回は青春18きっぷの最後の1回を使いたい…かといってあまり高い山に登るのも嫌なので低山がいいな…ということで滋賀県南部の「湖南アルプス」に行くことに。

 湖南アルプスは全国津々浦々にある「ご当地アルプス」の一つで巨岩や奇岩が多数存在することで知られています。岩の上から遠くに望む琵琶湖の景色はさぞ綺麗なんだとか。  

活動概要

出典:YAMAP
出典:YAMAP

活動記録

大阪駅〜アルプス登山口

 さてさて、おはようございます。

 始発電車で大阪方面に出発。冬と違って朝日が随分と早く昇るようになってきましたね。

 0555発快速 長浜行きに乗車。

 本日は日曜日なので楽々座ることができました。本当に助かります。

 前日の睡眠時間が3時間だったこともあってぐっすり熟睡。

 気づいたら湖南アルプスの最寄駅である石山駅に到着していました。

 一駅前の膳所駅で起きたので結構危なかったかもしれません(笑)

 駅前のコンビニでおにぎりと温かいお茶を購入して琵琶湖の湖畔へ。どっちかというと瀬田川の河口かもしれませんが。

 天気も快晴で絶好の登山日和です。

 暇だったので電車もちょっぴり撮影。

 少し散り始めていますが桜の花が綺麗です。

 0740発のバスで登山口方面へ。

 てっきりICカードが使えるものだと思っていたので驚きました。

 片道2時間かかる距離をバスは20分で走破。

 普段ならここも歩いていくところではありますが、今回はリハビリ登山なのでお許しを(笑)

アルプス登山口〜堂山

 0805、定刻より少し遅れて最寄りのバス停に到着。

 いよいよ登山開始です!

 早速奥の方に何か見えていますが…あれは…?

 近づいてみると…かなりの大きさです。そこら辺のマンションよりかはでかいですね。

 どうやらこれは新名神高速道路の建設現場のよう。そういえば草津から先はまだ開通してませんでしたね。

 山の奥の方へと続いていく林道を辿って脇にそれ入山。

 ご当地アルプスらしく早速岩の登山道が現れます。

 ここ最近は晴れ続きだったはずですが、あちこちの岩が湿っていてかなり滑る…

 ここで死ぬわけにはいかないので注意して進みます。

 何度か沢に降りて渡渉し巻道を登って…を繰り返します。

 沢底がゴツゴツしていてなかなか特徴的。

 裏六甲の赤子谷を思い出します(まだ活動記録書いてない)。

 沢から登って尾根上にやってきました。

 木々が生え散らかしていますが展望は結構良いです。

 背後を振り向くとこんな感じ。

 琵琶湖まで小さな丘陵しかないので湖が一望できます。

 山頂直前の最後の登りです。

 相変わらずゴツゴツした岩斜面です。太陽がとても眩しい(笑)

堂山〜鎧ダム

 0856堂山に到着しました。

 低山らしく山頂の標識は手書きの可愛らしいものです。

 非常通報ポイントなんかも設定されているようですね。

 こちらが山頂からの景色。この景色を見れば疲労なんて何のその。

 若干春霞が出ているので景色が霞んで見えなくもないですが、視界を遮るものがないので随分と遠くまで見渡せます。

 肉眼では比叡山まで視認できていました。

 ほどほどに休憩したら引き続き進んでいきます。

 今日は前回の播磨アルプスより少し長めのコースなので早めにね。

 山頂付近には本当に大きな岩が沢山あり見飽きません。

 ちなみに山頂そのものが大きな岩で構成されているようなので、東側に進む時はルートファインディングはしっかりしないと相当困難な道を進むことになるのでご注意ください。

 引き続き尾根上を進んでいきます。

 ご当地アルプスらしく岩肌が剥き出しになっているところが多いです。

 レンズの反射が写真に写っていますね…申し訳ない…

 さっきまでは地面も岩でしたが、この辺りは砂になっています。

 岩の種類とかも勉強したいかも。大学でそういう授業とかないんですかね?文系向けの。

 ずっと尾根上なので景色は最高。

 振り返れば自分が通ってきた道が見えるのが開けた尾根を行く醍醐味です。

 その代償として偉大なる我らが太陽が煌々と照りつけてきます。

 今日は結構気温が上がる予報なのでなかなか堪えるものがあります。

 15分もあると普通の山道になりました。

 結構早かったですね…まあ、とても景色は良かったし満足です。

鎧ダム〜迎不動堰堤

 0923鎧ダムに到着。

 ダムと聞いて布引ダムのような様子を想像していたのですが、実情はまるっきり違っていて…

 ほとんど完全に干上がっていました(笑)

 登山道がダムのど真ん中を通過している時点で察してはいましたが…ね…

 ダムの堰堤はだいぶ小さいですが、一応上を歩けるように整備されています。

 はたしてわざわざ行く人はいるのか…

 再び沢に入り渡渉と巻きを繰り返します。

 ご丁寧に階段状に舗装されてはいますが、この岩も濡れているのでなかなか気が抜けない代物です。

 沢ぞいなので暑さは先ほどまでと比べていくらかマシ。

 結構走りやすいところもあるので積極的に体を動かしていきます。

 切り立った崖から小さな滝が流れ落ちています。

 ゴルジュみたいで結構好きかも。

 全体的に堂山の近辺は僕好みのイワイワしい地形ばかりです。

迎不動堰堤〜太神山

 0937迎不動堰堤に到着です。

 この堰堤は別名「新オランダ堰堤」とも呼ばれているそうでなかなか有名だそう。

 後で調べた話ですが、この湖南アルプスは六甲山系と同じく花崗岩質の山だそうで、六甲山と同じ理由で堰堤などの整備がされているようですね。

 アングルの都合で堰堤本体の様子が見えません。

 さて、来るときに少しだけ通った林道に戻ってきました。県道109号線です。

 この時間になると遠方から来たのかたくさんの車が駐車していて人気の山であることを窺わせます。

 県道から外れ再び山道に入っていきます。

 厳密に言えば地図上の登山道に黄色のマーキングがしてあるのでここも県道といえばそうなのかもしれません?

 富士山の登山道も県道扱いですしね。

 いくつかのグループさんに道を譲ってもらって先を急ぎます。

 これまた芦屋ロックガーデンに似た道。結構この山域は六甲山と類似点が多い気がします。

 既にこの辺りは不動寺の中らしくあちらこちらにお地蔵さんや何らかの人工構造物が並んでいます。

 相当な昔から開山されていたそうですよ。

 1024不動寺に到着です。鳥居のようなものがありましたが…お寺ですよね?

 勝手な感想ですがお寺というより古民家…というような感じがします。

 目指す山頂はもう少し先なのでさらに奥へ。

 ものすごい斜度の階段を登っていると何やら崖の上に建物が…あれは何でしょう…?

太神山〜矢筈ヶ岳

 1031太神山に到着。

 こちらも可愛らしい山頂の標識です。

 先ほどの建物は南北朝時代の建物だそうで文化財か何かに指定されている…と書いてあった気がします。

 巨大な花崗岩の上に建っているとか何とか。確かにさっき柱がたくさんありましたね。

 境内にあった温度計です。買ったままの状態で置いてるのなかなかいいですね。汚れないし。

 これによると只今の気温は18℃。春先ですが結構暑いですね…

 先程は通り過ぎた分岐点から南へ向かいます。

 既にご当地アルプスの感じはすっかり消え去り普通の低山の感じです。

 どこが道だかよくわからないのが低山。

 次の山頂手前の急な登りを無理やり登ります。多分道だからセーフ。

 山頂手前の平らなところからはやはり琵琶湖が見えています。

 しばらくぶりの展望だったので癒されます。

矢筈ヶ岳〜笹間ヶ岳

  1114矢筈ヶ岳に到着。

 残念ながら山頂からの展望はありません。その代わりに日陰なので涼しいです。

 ほどほどに休んだらすぐに出発。

 明るい森の中を今度は北向きに進んでいきます。

 元々の予定よりは結構早いですがそれでも急ぎます。

 何故かって?それは…明日の1限目が体育だからです(笑)

 周囲がじめじめ湿ってきて藪も多くなってきたな…と思っていると大きな池が出現。

 この辺りはどうも「大台河原」と言うそう。どこぞの有名な山と間違えてしまいそうです(笑)

 またしばらく歩いて林道と遭遇。

 久しぶりの人工物だったので結構嬉しいかも。

 山頂に近づくと再び岩や砂が多くなってきました。

 全体がいわゆる「アルプス」ではないですがこんな感じで見どころポイントが点在するようですね。

 個人的には日陰が多くて嬉しいかも。

 いよいよ山頂…と言うところで巨大な岩が出現。

 僕の背丈の2倍は優にあります。鎖を補助にして慎重に登ります。

笹間ヶ岳〜アルプス登山口

 1221笹間ヶ岳に到着です。

 やっぱり手書きの山頂標識。地元の方にも愛されているのでしょうね。

 山頂からの景色はこんな感じ。

 琵琶湖はもちろん、奥の比叡山や比良山地まで見えています。

 本当に景色がいいですね…頑張ってきて甲斐がありました。結構足がきついですが(笑)

 ほどほどに景色を楽しんだら下山を開始。

 裏…正面に回ったら梯子が置いてありました。ここから登れば良かったのか…

 下山は先ほどの林道から。

 ここからはずっと舗装路なので足を痛めないように注意します。

 登るときにも見ましたが新名神の工事の立て看板です。

 結構通行止めだったり規制がされているようなので登る際はご注意ください。

 散りかけていますが美しい桜です。

 春になると暑くなって低山には登りづらくなってしまいますが、美しい花たちが咲き始める季節でもあるので…

 でもやっぱり冬が好きです(笑)

 さらにしばらく行くと普通に工事現場でした。

 かなり大規模にやっていますね。日本の大動脈なんだから当たり前か(笑)

 1258アルプス登山口に下山です。

 ここからもう少しだけ歩いて石山駅に向かいます。あと8kmくらい。

アルプス登山口〜石山駅

 下山したので冷たい水分を補給。

 コーラもありましたがここは無難にいろはすで。

 炎天下のアスファルトを8km…結構きついです。

 帽子を忘れてしまったのが痛いですね…

 ふらふら熱中症の初期症状を感じながら歩きます。

 水ばかり摂って塩分を補給していないのでその影響かも…

 瀬田川の河畔にちょうどいい感じの休憩所。一瞬天国かと思いました(笑)

 琵琶湖に近づくまでなかなか橋がないのでご飯屋さんがありません(笑)

 左岸には結構あるんですけどね…我慢して石山駅まで歩きます。

 それにしても随分と大きな川だこと。

 ようやく左岸に渡ったら面白いものを見つけました。

 「ビワイチ起点」、193km…えげつない距離ですね。

 いつかやってみたいけど60kmでギブアップな自分には難しいですね(笑)

 この辺りにはJRだけでなく京阪電車も通っているんですね。

 かなりこぢんまりとした可愛らしい電車で驚きました。

 滋賀県に多数店舗がある平和堂。他の地域では全然みないあの鳥のマークが滋賀県ではお馴染みなんだとか。

 ここを過ぎるとすぐに石山駅です。写真はありません(笑)

 お疲れ様でした〜

エピローグ

 前回に引き続いてご当地アルプスの登山でした。

 わりかし今回の登山でも足腰だったり体力の限界というわけではなかったのでこの調子で順調に回復させて夏休みにはまた六甲全山縦走ができればいいなと思います。

 ちなみに石山駅に着いたのは1445ごろ、駅前の宮本むなしでたまご丼を食べました。

 安いし美味しいので宮本むなしおすすめです。

 それではまた〜👋

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