プロローグ
お久しぶりです。polarisです。
受験も終わったし早速登山しまくってやるぞ〜…と一時意気込んでいたのは良いのですが、残念ながら1年と少し机にばかり向かっていた体はすっかりと鈍ってしまっており…
以前はキロ5分ペースで8kmくらいは普通に走れていたのに今となってはその半分ですら…
わざわざこの「吹き出しオブジェクト」を利用する必要があるのか疑問になってきた今日この頃。まあ、適当にやってりゃ良いんじゃないですかね?知らんけど。
そういえばプロフィール画像を更新したのでここでお知らせしておきます。
それはともかく、鈍ったままではろくな山も登れませんからかつて登山を始めた時と同じように緩く山を登って慣らしていく必要が有ります。
ということで個人的にお気に入りの「播磨アルプス」に行ってきます。低山の日陰なしの稜線歩きなんて冬にしかできませんから。
活動概要
活動記録
曽根駅〜大平山
おはようございます。今日もいい天気ですね(小並感)
のんびり準備をして山陽本線の曽根駅にやって参りました。
時刻は0719、ゆるゆるリハビリ登山開始です!
駅と山との間には一桁国道の国道2号線が鎮座しています。
2年ほど前に神戸からここまで50km歩いて来たのを思い出します。
今ははたして何km歩くことができるのか…?
民家と民家の間にある豆崎登山口から山に入ります。
冬で落葉していることに加えて、木々がいくらか伐採されたようで雰囲気の変化に驚きました。
元から登山口とは思えない雰囲気ですけれども(笑)
ご当地アルプスの名に恥じることなく早速岩登り。
一昨日の雨はすっかり乾いていますが急な岩場は久しぶりなので慎重に登ります。
何の花かいまいち分かりませんが咲き始めています。春ですなぁ。
暑くなって低山に登りづらくなってしまうので、春になってほしくないのですがね(泣)
ずっと冬のままでよくな〜い?
あんまり馬鹿なこと考えてないでとっとと登りましょう(笑)
実は今日はYouTubeに動画でも投稿しようかと思ってiPhoneで撮影していたのですが、登ることよりもずっと動画を撮ることばかり考えてしまっているような気がしたのでやめました。
動画のために登ってるわけじゃないからね。
断続的に岩場は続きます。
ご丁寧にペンキでマーキングしてくださっているので昼間なら道間違えはなさそう。
すぐ裏は高砂の住宅街。すぐ向こうの山を越えると海です。
こんな好立地に住める高砂市民もなかなか羨ましいですね。神戸の方がいいけど。
大平山〜百間岩
0754、一番初めの大平山に到着です。
もうすでに眺めがよろしい。天気も悪くなさそうで良かった。
前方にはこれから登っていく主稜線が見えております。
形といい展望といい、まるで低山とは思えない迫力です。
そして眼下には某有名進学校がございまして…
ウチより立地いいの羨ましい。
ゴツゴツとした稜線を進みます。
落ちても草や木々が生え散らかしているので多分大丈夫です。たぶん…
だいたいずっと主稜線が見えているのが播磨アルプスの醍醐味の一つ。
やっぱ稜線しか勝たん。
またしばらく進むとひたすら山の岩斜面を直登する通称「百間岩」が姿を現します。
下の方に見える青いやつが小さな展望台です。
なぜあの標高の低いところにあるのかは不明。
細かなアップダウンを繰り返して別の登山口との合流地点。
こういう分かりにくい四叉路は低山あるある。気をつけましょう。
百間岩〜馬の背
百間岩を見上げるとこんな感じ。
写真あるある「勾配が緩く見える」のおかげで大したことなく見えますが結構な急斜面です。
のっぺりとした岩肌なので足掛かりを取るのが難しい。
0828、手早く百間岩を登った景色がこちらです。
向こうの山々の中腹にはとても大きな岩がぶっ刺さっていますね。
稜線に沿って刻まれた登山道が登山欲を掻き立てます。
背後を振り向けば瀬戸内海が見えます。
海のある街と海の見える山で育ったせいか、海が見えないと落ち着きません。
相変わらず岩混じりの登山道です。
ご覧の通り木々はあまり生えていないので夏は常に熱中症の危険があります。
ここだけ切り取ってみたら到底標高300mの低山には見えません。
岩場とは言っても日本アルプスのような落ちれば即死のような過酷なものではないので、景色を楽しみながら登ることができます。
今日は今まで立ち寄るのが面倒で放置していた「馬の背」に行きます。
須磨アルプスのような過酷さはない感じ?
あっちがいつも通っているメインルートの方。
実際の距離はそこまででもないですがこうして見るとなかなか遠方にあるように思えます。
馬の背〜鹿嶋神社〜馬の背
それでは急な岩場を下っていきます。
本当は登りで使った方が良いんでしょうけども。降る練習だと思えば。
低山あるあるの光景、送電塔。街中では大抵下には入れないようになっていますから、低山で入れる場所を見つけたときはぜひ真下から覗いてみてください。
最近は撮ってなかったのでなかなか新鮮です。
後で登り返す時が本番なので岩場は今はサクッとスルー。
なかなか登る人が多いようで何人もの方とすれ違いました。
勝手に百間岩の方をメインルートだと思っていましたが、こっちの方が人通りは多いのかもしれません。
こういうのっぺり系の岩場は苦手です。
特に降るときは滑り落ちていきそうなので。
0917、鹿嶋神社まで降りて来ました。
前々からとてつもなくデカい鳥居があるとは聞いていましたが、噂以上の大きさで驚きました。
高さは約25mのチタン製のようで、耐用年数1500年だとか。文明が滅亡しても残っていそう(笑)
約10年ほど前に発生した山火とその後の植樹活動に関する看板が立っていました。
初耳だったので驚き桃の木。赤色の線で囲まれた範囲が燃えたんだとか。南斜面の全域ですね。
今のように開けた景観はもしかしたらこの時の産物なのかもしれません。
六甲山でも時々ボヤ騒ぎの情報を聞きますが火の始末はきちんとしないとですね。
0920、小休憩を挟んで登山を再開。
ここはその時消失しなかったようですが、すぐそこまで火の手が迫って来ていたと考えると…
すぐそこの民家に住む方の恐怖は計り知れないものがあります。
当然のことながら先程降ってきた岩場は全て登りに。
降ってくる時はさほど問題を感じなかった足が悲鳴をあげ始めます。
馬の背の核心部?はこんな感じ。
須磨アルプスほどのスリル感も高度感もなく、どちらかというと「馬の背板」と表現するのが良いかもしれません。
開けているので眺望は抜群です。
主稜線を西から東まで一望できます。
百間岩の方ではなくこちらのルートから登る人も多い理由がわかった気がします。
馬の背〜高御位山
集中しているとだいたい写真を撮影することを忘れてしまうので登り切ってしまいました。
この辺り一面も山火事で燃えたと知ってから眺めると…
来る時は美しく見えたこの景色も…
植樹活動が行われているようですがかつての姿に戻る日は来るのでしょうか…
引き続き登っていきます。
だんだん陽が高くなって暑くなって来ました。体力の衰えもあり若干息切れしながら進みます。
1021、高御位山に到着です。
厳密にはここは山頂ではありませんが似たようなものなので多分OKです。
眼下には瀬戸内海と小高い山々が広がります。
南斜面とそれ以外を比べるとはっきりと緑の量や濃さが違いますね。
高御位山〜北山奥山
こちらが本当の高御位山の山頂。あの景色は標高304mの山とは思えません。
山の名前を間違えて訂正しているところがお茶目です(笑)
高御位山の山頂はとてつもなく大きい岩で構成されており、足を踏み外したら間違いなく逝きます。
過去には滑落事故もあったとか…腰掛けている人が多いですが僕には怖くて到底無理です(笑)
遠目には明石海峡大橋が見えています。
最近トルコのダーダネルス海峡に架かった橋に中央支間長で負けたと聞きました。キレそうです。
建造年が25年くらい違うからね…しょうがないね…
本当は山頂でご飯を食べるつもりだったのですが、残念ながらどこぞの間抜けはご飯を忘れてくるという失態を犯したので下山します。
友人と同行程のつもりが一人で登山しているのはそのためです。はぁ…
嘆いても飯は出てこないのでさっさと下山を開始。
少し遠目から山頂方面を見た写真です。なかなかゴツい岩でしょ?
もっと遠目から見るとこんな感じ。
稜線の南北、あるいは東西ではっきり植生が違いますね。
当然のように降りの岩場が現れます。
多分百間岩と同じくらいの距離があるんじゃないですかね?
延々とのっぺりとした岩場が続きます。
時々振り返るといい景色。
ずっとこの眺望が続くので多くの方が満足できるのではないでしょうか。到底低山とは思えない景色です。
やっぱり低山あるある。先ほどの鉄塔とは形が違いますね。
かなり種類があるみたいなので色々調べてみると面白いかもです。
北山奥山〜加古川駅
1102、北山奥山に到着。
ここを右に進むルートは以前行ったので今回は左に向かいます。辻登山口方面です。
もう桜の季節、一年が経つのは早いですね。
気が向いたら須磨浦公園にでも行ってみますか。
どこも結構な人通りがあるようでちゃんとした登山道です。
マイナーな山の思い込みが強すぎますかね?
1125、辻登山口に下山。
今日登り始めた豆崎登山口には柵とかの類はありませんでしたが、馬の背登山口や辻登山口は柵があるのはなぜなのでしょうか?
宝殿駅に歩いて行くのでも良かったのですが、電車がすぐ行ったばかりで嫌だったので加古川駅まで歩いて向かいます。
ここら辺は昼間30分に1本しか電車が来ないので…
神戸の市街地より10円くらい安いですね。
最近はガソリンの値上がりがひどいと聞いています。なんとかならないものでしょうかね…
播磨地域の一級河川、加古川を渡ります。
いつも見るようなチャチな川とは違って河川敷がめちゃくちゃ広い。ここでキャッチボールをしたらきっと楽しいでしょうね。
1239、加古川駅に到着。
1時間もアスファルトを歩いていたのでなかなか足にきます(笑)
ってことでお疲れ様でした〜
エピローグ
さてさて、1ヶ月ぶりの登山でした。
伊吹山を登った感じだと「死にかけボロボロ」みたいな感じでしたが、今日歩いてみた感じだとそこまでではなさそうです。
ひとまず夏までに六甲全山縦走をできるくらいには体力と脚力を回復させておきたいですね。
結局昼飯はこうなりました(笑)
それではまた〜👋
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