【欧州遠征2024】Day6(Cansiglio-Bus De La Lum)今日のテレイン欧州最難らしい?、カドーレ湖 with OLK

旅行記(海外)

プロローグ

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 昨日はあまりの超過酷オリエンテーリングに自分の限界を突きつけられましたがめげずに本日も頑張っていきましょうか。テレインは変わらずCansiglioの周辺です。何やら不安になる情報があるとかないとか…

本編

欧州最難関級らしい

 ほんまかわええなぁ君、と思わず声が出てしまいそうな愛くるしさのある犬です。犬らしくとても従順で温和な子でしたが名前は忘れました。覚えるの苦手なんですよねぇ。

 今日もどうやら天候は良く晴れるらしい。先月まで雨続きだったのことで程よい季節に来られたことに感謝しつつ朝食を食べてテレインへ向かいましょうか。

 今朝は宿から駐車場までスイス人ご一行にご一緒させてもらいます。昨日はヒィヒィ言いながら頑張って走った道が車ならあっという間。やっぱ文明の利器ってすごいですね。

 駐車場からテレインの会場まで今日はやたら遠かったので数km歩きます。抜けるような青空の下、風の吹き抜ける平原をのんびり歩く。これだけで十分満足な気がして来ますね。

 今日の会場は森とオープンのちょうど境界となる場所に設置してありました。もう随分と人がやって来ていて賑わいがあります。どうやら今日はハンバーガーの販売もあるらしいですよ?

 食事目当てでがんばろ〜という感じではあるのですが、どうも本日のテレインくっそ難しいらしい。一緒にいるスイス人のおばさんが「ガチむずいし捻挫するから気をつけてちょ」と言っていました。果たしてどうなることやら。

 はい、ということで走って来ました。忠告を受けていたのでしっかり気をつけてはいたのですが…しっかり序盤からぶっ飛んでしまいました。詳しくは動画をご覧ください。

 昨日のテレインは一面真っ白でブナ林の緩やかな斜面でしたが、打って変わって本日のテレインは岩がちで凹凸が無数にある地図読み能力がよく問われるマップでした。

 こちらがその地図。どっちが上なのかどっちが下なのかぱっと見ではわからないのでしっかり地図を読み切る必要があります。加えてポスト位置が昨日に増していやらしくまずまともには見えません。

 徹底的に崖の下や穴の淵などかなり自信を持ってアタックしないと見つからないので生半可なティアを全滅させてしまう難しさがありました。でも、超楽しかった!

 もちろんちゃんと完走してきたのでハンバーガーを購入!なんかセルフでケチャップとかかけるらしいんですけど知らずにバンズとパティだけもらってきちゃいました!でも美味しいからなんでもヨシ!

 コーラを開けつつOLKの皆さんとイタリアの激ムズテレインの感想について語り合いました。そこら辺の野原を下着姿の若いニキネキがバレーボールして走り回ってるのが印象的でした。どうなってんねんイタリアは。

カドーレ湖 with OLK

 今日のレースは朝スタートなので存外早く終了し午後はフリータイム。OLKの皆さんはどうやらドロミテの方にある湖に行くとのことなのでご一緒させていただくことに。

 さほさんの車に乗っていざ北上。深い谷間に造られた幹線道路を飛ばしていきます。まだこのあたりはドロミテではありませんが既に結構特徴的な岩肌が見えてきていますね。

 もうしばらく走っていると、あ〜これこれ、こういう感じの山待ってたわ〜と言いたくなるような尖峰を携えた山々が見えるようになってきました。あれがドロミテエリアの特徴的な山々です。

 今回は車に乗せていただいているので左右の景色を見ることができて本当に良かった。運転しながらだったら思わず見惚れてしまって間違いなく事故ってます。

 大会の会場から乗ること1時間と少し、ドロミテの入り口に位置する「カドーレ湖」という湖に到着。もう湖水の色からしてアルプスって感じ。スイスで見たものと同じ色をしています。

 そもそもドロミテという地域はオーストリアとイタリアの国境に跨った山岳エリアのことを指します。東アルプスとも言いますね。このエリアの山塊は侵食が激しくギザギザとした鋭い稜線と岸壁が美しくシンボルとなっています。

 カドーレ湖本体は結構大きいので近くの分湖のようなところを散策。散策の仕方にOLKの皆さんそれぞれの個性が出ていて観察していて面白かったです。

 風も柔らかで日差しもほんのりしたやはりのどかな雰囲気でしばらく芝生で寝ていたくなる。なんか、こっちにきてからこんなことばっかり言ってる気がしますね。

 湖本体から切り離されているからか水の流れはあまりなく湖面もしっとりと凪いでいる感じ。色も爽やかな水色って感じではなくガッツリとエメラルドグリーン。

 周囲の深い針葉樹林と合わさるとまるでおとぎ話にでも出てくるんじゃないかというようなそんな風景をしています。正直言って住みたい。

 あんましたくさん居る時間があるわけではないのである程度観光したら南へ帰ります。途中のアイスクリーム屋さんで再び本場のアイスにありつくことができました。

 確かバニラ・マンゴー・ピスタキオのトリオだったかな?どれも無難に美味しかったですがやっぱりピスタキオ、本場のやつを食べてほしい。一味か二味か違いますから。

 帰りにはみんな大好きなスーパー、Lidlに寄っていただきました。この先旅の終わりまで末長くお世話になる欧州チェーンの素晴らしいスーパーです覚えておいてください。

 今日の晩御飯は今のままだとお菓子になってしまうのでモッツァレラチーズやパンなどを買いました。モッツァレラチーズってそのままスプーンで食べると美味しいんですよ?知ってました?

 つまりこういうこと。これが案外イケるのでぜひ。と、チーズを食していたら車の音が。どうやらスイスの皆さんが帰ってきたみたい。と探偵ばりに察知していたらUluが呼びに来ました。

 おい、リストラーンテ(レストラン)に行くぞ!という感じで断る理由も無いのでそのまま連行されることに。ということで連日の海外文化交流が始まりました。

 メニューはこんな感じ。当たり前のように日本円換算で2000円近くしますがこちらでは1000円の感覚。チャレンジするのも怖かったので昨日と同じピアト・ウニコを注文しました。

 今日は主に2027年のWMGについて色々聞かれました。MGはオリエンでも結構権威のある大会なようで皆さん大変期待なさっているとのこと。間違いなく運営に駆り出される事でしょうから是非来てねとレコメンドしておきました。

 二日も晩御飯に呼んでいただいた挙句に食事代も払っていただかれてしまったので心よりの感謝を伝えました。いいよいいよ〜と軽い感じでしたがWMGの運営頑張ってねと言われたのでこれは気合を入れてやるしか無い。

 部屋に戻るとこんな張り紙が。外で乾かしていた服を取り込んでくれていたみたい。オーナーマジ感謝っす。明日はいよいよこの宿ともお別れなので発つ準備をして就寝しました。

エピローグ

 OLKの皆さんに観光連れて行っていただいたり、ほぼ初対面の皆さんにご飯を奢っていただいたり、人の温かさに助けられた1日でした。

 人生最難関のオリエンもなかなか歯応えがあって大変でしたが何より良い経験になりました。明日はついにWREなのでポイントちょっとでも取れるよう気合を入れて頑張りたいところですね。

 それではまた明日の記録で〜👋

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