プロローグ
どうもどうも、polarisです。
いよいよ夏休みが正式に始まり2ヶ月ほどの自由時間を手に入れたわけですが、去年の夏は受験勉強でそう多く山に行く時間が取れなかったので今年はガンガン登っていきたいと思っています。
今回はオリエンテーリングで志賀高原に出向く機会がありましたので、せっかくの機会ということで1日早く乗り込んで志賀高原の最高峰である横手山に行ってきます。
冬は日本で最も標高が高いスキー場ということで非常に有名ですが、きっと夏の景色も素晴らしいはずです!
活動概要
活動記録
渋峠〜横手山
どうもこんにちは。神戸方面から最速で志賀高原の僻地である渋峠に到達したのは1300を回ったころ。
本日の宿泊地である熊の湯キャンプ場のチェックインが1600なためそれまでに熊の湯まで行く必要があります。
標高は既に2000mを越えて非常に涼しいです。風も穏やかで気持ちが良い。
とまあ、のんびりしていた方が幸せかもしれませんが生憎僕は山屋なので山に登らなくては(笑)
背後からは雲が迫ってきておりますが、何とか飲み込まれないように祈りながら行きましょうか。
1335、渋峠を出発です。
当たり前の話ですがやはり志賀高原は普段登っている山々とは気色が違います。
広い草原、まばらに生えた木々、5ヶ月ぶりに戻ってきましたよ。
時折草津白根が見えないかチラチラと振り返っては見るのですが…完全に雲の中ですね。
それにしても隣のリフトに乗車中の人たちから丸見えなのは’少し恥ずかしいものがあります(笑)
いつものグラナイトパックと小さなボストンバックの計18kgを持ってヒイヒイ15分ほど登ると分岐です。
これは豆知識なのですがボストンバックは登山に向きません(笑)
分岐を過ぎて小さな林の中に入ると植生が変わりました。
何というか…どの木々も葉が肉厚な気がします。冬の強烈な寒さと豪雪に耐える為でしょうかね?
横手山〜横手山ヒュッテ
登り始めて20分ほど経った1352、横手山に到着しました。
景色を撮影してる方がおられたのでしばらく待ちます。
おぉ…これが横手山からの景色か…
大規模な山岳地帯に行くのは久しぶりなので圧巻です。雲もちょうど良いタイミングで退いてくれたので草津白根の方も若干見えています。
パノラマで撮影するとこのような感じになります。
これはぜひ冬に来て眺望を楽しみたいものですね。さぞ綺麗に違いありません。
草津白根の方を拡大してみます。
国道292号線と荒れた山肌が印象的です。彼方の方面に抜けていくと草津温泉があるんでしたっけ?
また時間がある時に登ってみたいものです。
あまり長居していても時間がなくなってしまいますので少し休んだら退散。
山頂の祠などで気づきましたがここって神社だったんですね’。完全に裏側から入っていました。
横手山、標高は2307mです。今まで登ってきた山の中では最も高い山になります(時点は大山の1709m)
冬になると渋峠周辺の国道は半端ではない豪雪に閉ざされるそう。今年の冬こそは横手山を訪れて樹氷を見物したいです。
横手山ヒュッテ〜のぞき
1400ちょうど、横手山ヒュッテに到着です。
ヒュッテってことは一応宿泊とかもできるんですかね?
立ち寄る予定はありませんでしたがせっかくなのでコーヒーの一杯でも頂いていきましょうか。
と思って550円するアイスコーヒーを注文したのですが…
想像以上に量が少ない…下界の2〜3倍といった値段設定でしょうか。すっかり忘れていました。
とっとと飲み干し下山を開始します。
山の至る所で綺麗な高山植物たちが花を咲かせており、目に彩りを与えてくれています。
植物系統には詳しくないのでこの花が何なのかよくわかりませんが(笑)
下山路はあまり整備されていないようで…かなり藪っこい感じがします。
まあ、リフトが通っているのでそもそもわざわざこちらを使うまでもないということでしょうけどね…
かなりの急斜面なため左右のどちらかは常に崖。その上草が生い茂っているのでどこまでが地面で、どこからが崖なのかいまいち分からない。
さらにボストンバックが極めて邪魔となかなか苦労しながらの下山です。
つづら折りの山道を抜けると一気に視界が広がります。
崩れたのか元からこの状態だったのかはよくわかりませんが、荒れた礫地をそろりそろりと降ります。
お?あれが槍ヶ岳ですか?随分と緑色の山なんですね!
実際何なんですかね、この山。すごく登山欲をそそられます。
すぐ下には来る時に通った国道とシェルターがあります。
それにしてもよくこんなところに道路を建設しましたよね。冬は通行止めなのも納得です。
整備する気が有るのか無いのか。その謎を確かめるべく僕は階段に足をかけた…
ら、めっちゃぐらぐら動きますやん(笑)
ちょっとこれを信用して支えに使うのは危険ですな。
のぞき〜熊の湯
1432、横手山ドライブインに到着しました。
どうやらここが「のぞき」と呼ばれている場所のようです。
どうしてそんな名前なのか…謎です。
せっかくこんな遠方まで来たのですからお金を落としていかなければ。
という感じで1本500円のソフトクリームを購入。めちゃくちゃ濃厚で美味しかったですよ。
ここからは無限に続くとも思われるようなゲレンデ歩きの始まりです。
冬になったらどんな感じなのか、想像しながらあるくと単調な道ではありますが楽しいです。
一瞬登山道かどうか、通っていいのかどうか逡巡しましたが、普通に登山道としての表記もありましたし何より禁止する類の標識も見当たらなかったので良いものと思われます。
熊が出るからそれだけは注意してねってことだそう。
さっきまであんな高いところにいたのか…随分降ってきたもんだなぁ…と感慨に浸ります。
熊の湯まではもうすぐです。
もうすぐと言ったな!あれは本当だ!1522、熊の湯に到着です。
今日はホテルや宿ではなく初のキャンプをしに熊の湯キャンプ場にやってきました。
いきなり山の中で張るとなるとハードルが高いですからね。その練習がてらやってきたというわけです。キャンプ地での色々につきましてはまた別に書きますのでどうぞよろしく。
お疲れ様でした〜
エピローグ
今日は最初に一気に高標高までバスで登ってしまってから一気に下山するという、降りが主体のコースになっていましたが久しぶりに高重量を持った身としては程よいトレーニングになりました。
この日の後に12日、13日とオリエンテーリングの大会が続きますので頑張りましょう。あと設営も(笑)
それではまた〜👋
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